- 発売日
- 2024年06月20日
- 出版社
- 中央経済社
- 編著等
- 佐山和弘
書く前の準備から書いた後のフォローまで。書いた内容を本当に実現できる「使える」遺言書の見本を、具体的な記載例と条項例を踏まえて提示する遺言書の取扱説明書。
目次
表紙
はじめに
もくじ
第1章 書く前も大事!遺言書を書く前の注意点
1 遺言書は節税対策にもなる
2 遺言書は書き直せるが,認知症の人には勧められない
3 遺言書には自筆証書遺言と公正証書遺言がある
4 遺言書は過信しない。されど法定相続分や遺留分にこだわりすぎない
5 借金や所有財産を洗い出すことも重要
6 配分が少ない相続人,相続人以外に遺す場合の対応
7 家族会議で相続の意向を確認。動画撮影を依頼することもできる
8 分割内容を決める。遺言書を書く紙は法務局の用紙を使うのがお勧め
第2章 これが「法的に」有効な遺言書の書き方だ!
1 文書のタイトルは遺言書か?遺書か?
2 遺す相手を特定する情報を記載する。文末は「相続させる」か,「遺贈する」かを明記する
3 遺す財産を特定する情報を記載する
4 遺言執行者を定める。財産漏れに備える便利な一文を入れる
5 付言で思いを伝える
6 日付と氏名は正確に記載し,押印は実印がお勧め
7 複数枚ある場合は,契印やホッチキスを用いる
8 誤記訂正は民法どおりに行う。財産の種類が多い場合は目録を添付することもできる
第3章 「ちょうどよい」具体的・個人的な事情の書き方
1 続柄と氏名を書けば生年月日までは不要
2 財産を特定できるなら口座番号や地番までは不要
3 車は1台しかないなら,記載は「車」だけでよい
4 遺言執行者を相続人にする場合
5 付言は短くてもよい
6 遺言者の住所は書くべきだが生年月日までは不要
7 急ぎたい人用の書き方
8 高齢者で漢字を書くのが不安な人用の書き方
9 妻に全財産を遺すシンプルな書き方
第4章 こんな場合の書き方は?①家族を守りたい
1 夫婦がお互いを守るために遺す場合
2 子どもに遺すけれども,妻の老後が心配な場合
3 妻の住まいを確保する場合(配偶者居住権)
4 認知症の妻を守る場合
5 障害のある子どもを守る場合
6 浪費癖のある相続人が心配な場合
7 経営者が後継者を守る場合
8 農家が後継者を守る場合
9 賃貸アパートを後継者に遺す場合
10 バツイチ子持ちの男性が遺言書でプロポーズする場合
11 再婚した人が前の結婚で生まれた子どもに遺す場合
第5章 こんな場合の書き方は?②法定相続人以外に遺したい
1 だ見ぬ孫に遺す場合
2 内縁の配偶者や同性のパートナーに遺す場合
3 嫁や兄弟姉妹がしてくれた介護に報いる場合
4 おひとりさまの場合
5 ペットを守る場合
6 遺贈寄付(社会貢献)をする場合
7 後の始末をお願いする場合
第6章 こんな場合の書き方は?③借金や見落としやすい財産
1 債務等を精算後に,預貯金を遺す場合
2 借金を残す場合
3 住宅ローン等借入れがある場合
4 要らない財産(遠隔地の山林等)がある場合
5 未登記建物を遺す場合
6 積立式の火災保険(例:JA建更)を遺す場合
7 NISAや投資信託を遺す場合
8 家財道具を遺す場合
9 私道(公衆用道路)を遺す場合
10 ネット証券の株を遺す場合
11 出資金を遺す場合
12 百貨店友の会の会員だった場合
13 マイルを遺す場合
14 貸付金を遺す場合と免除する場合
第7章 こんな場合の書き方は?④その他いろいろ
1 法定相続分どおりに遺す場合
2 遺言執行者を決めあぐねている場合
3 遺言執行者が先に亡くなったときなどに備える場合
4 遺産分割を禁止する場合
5 条件付きで財産を遺す場合
6 預貯金を金融機関ごとに遺す場合
7 お墓や仏壇を守ってほしい人がいる場合
8 介護や仏事にかかる費用に備える場合
9 不動産を売却して分ける場合
10 不動産を売却せず代償金で分ける場合
11 マンションの1室を遺す場合
12 生命保険の受取人が先に亡くなった時に備える場合
13 生前に贈与した分を考慮する場合
14 生前に贈与した分を考慮しない場合
15 遺言書を作り直す場合
第8章 こんなことも書ける!付言事項
1 思い出やエピソード
2 財産のストーリー
3 事業後継者へのエール
4 自分のやってほしいこと
5 感謝のメッセージやエール
6 使い道の希望
7 賃貸不動産の後継者へ
8 次の相続の希望
9 献体の希望
10 最期の医療の希望
11 葬儀の希望
12 仏事の希望(納骨や供養)
13 ペットについて
14 その他(料理のレシピ,家族に内緒にしていたこと)
15 短いメッセージ
16 NGな付言例(本文と矛盾する,悪口,遺留分侵害額請求について)
第9章 書いた後も大事!遺言書を書いた後の注意点
1 封印する前に,遺言書の内容をチェックリストで確認する
2 遺言書を封印する前に,遺言書の形式面をチェックリストで確認する
3 法務局に保管する際のメリットと盲点
4 自筆の遺言書を法務局以外で保管する場合の「良い場所,悪い場所」
5 公正証書にしてみる
6 遺言執行の流れを(遺言執行者に指定した)家族に説明しておく
7 遺留分放棄を頼んでみる
8 メッセージを動画で遺す
9 遺言書の内容を家族に伝えるかどうかはケースバイケースで
10 遺言書と矛盾する行動言動は慎む
11 必要に応じてメンテナンスをする
エピローグ こんなときはどうする!?まだある,遺言書が書けない事態
⑴ 迷って書けない
⑵ 預金がどれだけ残るかわからないから書けない
⑶ 遺留分が気になって書けない
⑷ 手が震えて書けないから遺言書を代筆してほしい
⑸ 病気療養中だけど公正証書遺言を作りたい
⑹ 書いてほしい人への勧め方がわからない
⑺ 遺言書作成を専門家にサポートしてほしい
おわりに
奥付