- 発売日
- 2025年09月20日
- 出版社
- 三修社
- 編著等
- 森公任
言葉遣い、謝罪方法など、対応の基本から原因調査、解決のための交渉のしかたまでを1冊に集約。言いがかり、誹謗中傷、カスハラ対策も解説。リコール、個人情報漏えい、製造物責任法などの法律問題や損害賠償の法律知識も解説。クレーム・カスハラ、リコールなどの法律問題に対応した、経営者、企業担当者必携の書。
目次
表紙
はじめに
Contents
第1章 クレーム対応の心構え
1 クレームはなぜ発生するのか
2 クレーム対応を誤らないために
3 クレームから逃げない
4 日頃からお客様の声に耳を傾ける
書式 顧客の意見・要望を把握するための文書
5 クレームが新たなヒントになることもある
6 正当なクレームとそうでないクレームをどのように見極めるか
7 悪質なクレーマーへの実践的な対応方法
8 録音や録画をすることの問題点を知っておく
9 クレーマーの心理は様々
第2章 受付段階の会話術
1 社としてのクレームへの対応方針を固める
2 クレームの初期対応の仕方
3 電話でクレームに対応する場合
4 文書やメールで寄せられたクレームに対応する場合
書式 文書による回答(お詫び状)
書式 クレームメールへの返信例
5 会話の仕方の注意点
6 まず話をよく聞こう
7 質問の仕方
8 お客様の目線で話をする
第3章 調査方法と報告
1 今後の対応方針や連絡先を明確にする
2 事実調査は慎重に行う
書式 事実関係をまとめた文書
3 現物を引き取る
4 原因を調査する
5 事実確認の適切な進め方について
6 調査結果を報告する
書式 調査報告書
第4章 解決のための交渉と事後の対策
1 どうすれば解決できるかを考える
2 解決案を示し、実行する際の注意点
3 交渉する際に気をつけること
4 クレーム報告書を作成する
書式 クレーム報告書
5 クレーム案件はデータ化しておく
6 お客様対応窓口を設置する
7 クレーム対応後に必要な従業員教育
8 クレーム対応マニュアルを作成する
書式 お客様対応基本規程
9 読み手が理解しやすい文章を心がける
書式 クレーム対応マニュアルサンプル例
10 クレームから身を守る賠償責任保険について
11 回答の仕方について
12 謝罪について
13 訪問する場合について
書式 お客様訪問時のチェックリスト
14 交渉時の被害者心理について
第5章 言いがかり、誹謗中傷、カスタマーハラスメントへの対策
1 話がこじれたときに知っておくこと
2 違法行為にはどう対処すればよいのか
3 言いがかりへの対応
4 ネット上にクレームを書き込まれた場合の対応
5 誹謗中傷された場合の対応
6 詐欺的な手法によるクレームへの対応
7 カスタマーハラスメントについて知っておこう
8 カスハラかどうかはどのように判断するのか
9 どのように対策をしていくべきなのか
10 カスハラ条項を作成する
資料 東京都カスタマー・ハラスメント防止条例
第6章 リコールの法律と手続き
1 リコールはどのような場合に行われるのか
2 リコールを実施するかどうかの判断基準
3 社内体制を整備する
4 消費者への情報提供
5 リコールの告知や記者会見について
6 計画の修正・変更や解決案件をデータ化する
Column リコールと個人情報との関係について
第7章 個人情報漏えいをめぐる法律知識と対策
1 個人情報保護法の全体像をおさえておこう
2 個人情報を利用するときにはどんなことに注意するのか
3 様々な個人情報について知っておこう
4 安全管理措置について知っておこう
5 第三者提供の規制について知っておこう
6 個人情報保護のための様々な対応
7 保有個人データの開示・訂正等・利用停止等の請求について
書式 開示請求に対する回答書
8 窓口対応のポイントについて知っておこう
第8章 解決のために知っておきたい法律知識
1 法律上の責任を負うのはどのような場合か
2 クレームが原因で消費者庁から勧告や指導を受ける場合がある
3 消費者安全法について知っておこう
4 消費生活用製品安全法について知っておこう
5 製造物責任法について知っておこう
奥付