BUSINESS LAWYERS LIBRARY

保険法の新潮流

発売日
2021年10月15日
出版社
法律文化社
編著等
竹濱修、泉裕章、矢野慎治郎、前田順平

「SDGs時代に相応しいテーマ設定」「保険法と諸法との交錯」の2つの基本的視座を踏まえ、保険制度について法学的に探究した論考集。実務家の立場から、従来の研究の方法論への問題提起を含め、保険法学研究の深化へ向けて新たな知見を提起する。

目次

表紙

はしがき

目次

初出一覧

執筆者紹介

序章 保険法学における「SDGs」と「諸法との交錯」―租税法・競争法・情報法の保険判例研究を一例として考える(泉 裕章)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 租税法

Ⅲ. 競争法

Ⅳ. 情報法

Ⅴ. おわりに―まとめと次章以後への道標

第1部 民事法系

第1章 疾病医療過誤に対する傷害保険責任の一考察―国民の健康の維持・向上に資する保険法・医事法の交錯(泉 裕章)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 医事法の領域における議論状況

Ⅲ. 疾病医療過誤に対する傷害保険責任の議論状況

Ⅳ. 傷害保険責任のあり方に関する解釈論的考察

Ⅴ. 傷害保険責任のあり方に関する制度論的考察

Ⅵ. おわりに―まとめと今後の課題

第2章 家族信託に組み込まれる傷害疾病定額保険について―超高齢社会における保険財産管理に関する法的・実務的観点からの一考察(矢野 慎治郎)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 信託の仕組み・特徴と家族信託

Ⅲ. 現在わが国で提供されている「生命保険信託」の仕組み

Ⅳ. 家族信託に組み込まれる傷害疾病定額保険の法的・実務的検討

Ⅴ. おわりに―まとめと今後の課題

第3章 私的年金請求権の差押禁止債権性・再考―新型コロナウィルス感染症と2019年民事執行法改正を契機に(泉 裕章)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 私的年金請求権の差押禁止債権性を巡る裁判例

Ⅲ. 先行研究―筆者小評の視点からの確認

Ⅳ. 2019年民事執行法改正

Ⅴ. 考察

Ⅵ. おわりに―まとめと今後の課題

第4章 BtoC取引における仲裁制度の利活用に関する一考察―生命保険取引を素材として(泉 裕章)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 「合理性」の観点からの考察

Ⅲ. 「必要性」の観点からの考察

Ⅳ. 生命保険取引において考えられる仲裁制度案

Ⅴ. おわりに―まとめと今後の課題

第2部 行政法・刑事法系

第5章 オーストラリアにおける保険業界自主規制の発展史―消費者行政法の視点からの日豪業界自主規制位置付け比較(泉 裕章)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 日本における保険業界自主規制の現状

Ⅲ. オーストラリア連邦における保険業界自主規制の位置付け―生命保険の業界自主規制を例として考える

Ⅳ. ビクトリア州における保険業界自主規制の発展の経緯―同州の消費者問題アニュアルレポートを素材として辿る

Ⅴ. 考察

Ⅵ. おわりに―まとめと今後の課題

第6章 生命保険契約から見た児童の虐待死問題―刑事法・保険法それぞれの立場からの考察(泉 裕章)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 児童の虐待死の類型と現状

Ⅲ. 刑事法の観点からの試論

Ⅳ. 保険法の観点からの試論

Ⅴ. おわりに―まとめと今後の課題

第7章 刑事事件の捜査の端緒としての保険調査―生命保険犯罪防止に資する特性分析(前田 順平)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 捜査の端緒と保険調査の関係

Ⅲ. 保険調査によって保険犯罪が検知された実例

Ⅳ. 実例を梃子とした特性分析

Ⅴ. 外国の事例または研究との比較検証

Ⅵ. おわりに―まとめと今後の課題

第3部 国際法系

第8章 外国人当事者の生命保険契約に対する国際私法の適用―多くの外国人労働者を受け容れる日本社会を念頭に考える(矢野 慎治郎)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 国際私法とは

Ⅲ. 外国人を保険契約者等とする生命保険契約の準拠法

Ⅳ. その他外国人当事者の生命保険契約に関わる法律関係の準拠法

Ⅴ. 外国人を保険契約者等とする生命保険契約の国際裁判管轄

Ⅵ. おわりに―まとめと今後の課題

第9章 保険会社が申し立てた投資仲裁事例から得られる生命保険事業の海外進出への示唆―そのリスク・留意点・特徴(泉 裕章)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. 日本各社における本業海外進出の現状と進出先の動向

Ⅲ. 投資協定による実体的保護と仲裁廷の管轄権の概要

Ⅳ. 保険会社が申し立てた投資仲裁事例(その1)―対ベルギー・ポーランド・メキシコ

Ⅴ. 保険会社が申し立てた投資仲裁事例(その2)―対スロバキア・アルゼンチン

Ⅵ. おわりに―まとめと今後の課題

第10章 WTO法における保険サービス貿易の諸相―GATSとIAISとの関わりを中心に分析する(泉 裕章)

Ⅰ. はじめに

Ⅱ. GATSおよびIAISの概要

Ⅲ. DS453―WTOの紛争解決機能の一側面

Ⅳ. 金融サービス貿易委員会における議事―WTOの交渉機能の一側面

Ⅴ. おわりに―まとめと今後の課題

終章 保険法制定とその後(竹濵 修)

Ⅰ. 保険法制定後の動向と社会の変化

Ⅱ. SDGsと保険法

Ⅲ. おわりに

索引

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