BUSINESS LAWYERS LIBRARY

サイバー捜査・デジタルフォレンジック実務ハンドブック

発売日
2022年04月20日
出版社
立花書房
編著等
倉持俊宏、吉田正宏、宮友一、河原塚泰、原島一郎、冨士𥔎真治

今や専門家ではない捜査官一般においても一定程度の知見を求められるサイバー捜査やデジタルフォレンジックについて、Q&A形式やケーススタディ方式を活用し、平易な言葉で解説。

目次

表紙

推薦のことば

はしがき

凡例

目次

第1編 Q&A編

第1章 サイバー犯罪捜査総論

[01] サイバー犯罪捜査とは

[02] サイバー犯罪捜査の基礎~証拠の種類、所在等

[03] サイバー犯罪捜査の基礎~ネットワーク上の証拠の収集方法等

[04] サイバー犯罪捜査の基礎~証拠の分析、可視化等

[05] サイバー犯罪の送致

[06] サイバー犯罪の起訴

第2章 サイバー犯罪捜査各論

第1節 電子データの捜索押収

[07] 電子データの押収~押収総論

[08] 電子データの押収~リモートアクセス

[09] 電子データの証拠化~電子データ自体の証拠化

[10] 電子データの証拠化~電子データ証拠化に関する経過の証拠化

第2節 通信端末に関する捜査

[11] スマートフォン等情報通信端末に関する捜査

第3節 メッセージ送受信に関する捜査

[12] メッセージ送受信履歴に関する捜査

[13] 位置情報に関する捜査

第4節 暗号資産(仮想通貨)に関する捜査

[14] 暗号資産(仮想通貨)の捜査

第3章 各種サイバー犯罪に対する捜査

第1節 ファイル共有ソフト関連犯罪

[15] ファイル共有ソフト関連犯罪捜査~総論

[16] ファイル共有ソフト関連犯罪捜査~各論

第2節 インターネット通信関連犯罪

[17] 通信関係の犯罪捜査(プロキシサーバ業者事案)

[18] 通信関係の犯罪捜査(プロキシサーバ業者事案)

[19] 通信関係の犯罪捜査(プロキシサーバ業者事案)

[20] 通信関係の犯罪捜査(DoS/DDoS 攻撃に関する捜査)

[21] 通信関係の犯罪捜査(DoS/DDoS 攻撃に関する捜査)

第3節 インターネット利用犯罪

[22] インターネットを利用して不正にソフトウェア等を提供する事案の捜査

[23] インターネットを利用して不正にソフトウェア等を提供する事案の捜査(犯人性と著作権法違反)

[24] インターネットを利用して不正にソフトウェア等を提供する事案の捜査(不正競争防止法違反)

[25] インターネットを利用して不正にソフトウェア等を提供する事案の捜査(商標法違反)

[26] その他企業関係の犯罪捜査(電子マネー化可能なポイントの不正取得)

第4節 ウェブサイト関連犯罪

[27] ウェブ関係の犯罪捜査~総論、コンテンツが犯罪を構成する事案(著作権侵害、わいせつ画像陳列等)

[28] ウェブ関係の犯罪捜査~誹謗中傷等の投稿の事案(脅迫、 名誉毀損)

[29] ウェブ関係の犯罪捜査~不正なオンライン決済(詐欺、 電子計算機使用詐欺、窃盗)

第5節 情報漏洩関係犯罪

[30] 情報漏洩関係の犯罪捜査

第4章 デジタルフォレンジック

[31] デジタルフォレンジックとは

[32] デジタルフォレンジックの業務フロー

[33] デジタルデータの基礎知識

[34] デジタルフォレンジックによる調査・解析

[35] デジタルフォレンジックを踏まえた報告・証言

[36] デジタルフォレンジックの具体的・効果的事例

[37] おわりに~デジタルフォレンジックの今後

第2編 ケーススタディ編

第1章 プロキシサーバを利用して行動を隠蔽した犯人による不正指令電磁的記録供用事案

1 はじめに

2 事案の概要等

3 捜査の開始、捜査の視点

4 問題点

5 対応策

6 おわりに

第2章 特殊なソフトウェアを利用した威力業務妨害・脅迫等事案

1 はじめに

2 事案の概要

3 検討

4 事件のポイント

第3章 Torを利用して行動を隠蔽した犯人による不正アクセス禁止法違反、不正指令電磁的記録供用等事案

1 はじめに

2 事案の概要

3 捜査の開始

4 採用した捜査手法

5 捜索・差押えの実施

6 詰めの捜査(特に不正指令電磁的記録に関する罪の成否)

7 おわりに

第4章 他人のインターネットバンキングに不正アクセスして不正送金し、ATMから現金を引き出した後、中国で主に用いられる電子マネー「AP」にマネー・ローンダリングして地下銀行を営んだ国際的なサイバー犯罪事案

1 意義

2 事案の概要

3 捜査経過

4 問題点及びその検討と捜査手法

5 総括

第5章 キャッシュレス決済に関連する犯罪の擬律判断

1 意義

2 事案の概要

3 各罪名の成否に関する検討

4 その他留意点

第6章 不正なアカウント、決済用カード情報等を利用したインターネット上の電子商取引の犯罪捜査における財産犯の擬律判断、犯意の認定等が問題となった事案

1 意義

2 事案の概要

3 事案1について

4 事案2について

5 おわりに

第7章 暗号資産の不正流出にかかる捜査の留意点

1 はじめに

2 事案の概要

3 暗号資産移転の犯人特定における着眼点

4 犯人特定に至る捜査経過

5 法律上の論点

6 おわりに

第8章 電子マネーアカウントに、他人の金融機関口座を不正に紐づけて同アカウントに資金を移転し、コンビニエンスストアで出金するなどして不正利用した事案

1 はじめに

2 事案の概要

3 犯人特定の経緯

4 法律上の論点

5 おわりに

コラム

いわゆるウイルス罪の難しさ

NOTICEと脆弱性調査のためのアクセス行為について

サイバーセキュリティに関する近時の法改正と専門家との協力関係構築の重要性

用語索引

判例索引

著者等紹介

奥付

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