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同性婚と司法

発売日
2024年02月20日
出版社
岩波書店
編著等
千葉勝美

元最高裁判事の千葉勝美が、同性婚を認めない現行法の憲法適合性を論じる。同性婚を認めない制度を合憲とするのが現在の判例である。しかし、昨今国内で係属している裁判の一部で、憲法への抵触を宣言するものが出てきている。憲法をどのように解釈すれば同性婚を実現できるのか。同性愛者の尊厳に向き合う、全国民注目の一冊。

目次

表紙

はじめに

目次

第一章 日本における多様性、LGBTQ問題のいま

1 日本における同性愛・同性婚の歴史

2 LGBTQ問題の国内外の現状

3 同性婚の本質と個人の尊厳

第二章 日本の五つの同性婚裁判最高裁判所にある正義像

1 法律が憲法に違反するということの意味

2 ばらばらな五つの地裁の憲法判断

3 平等原則違反とした札幌地裁

4 全面的に合憲と判断した大阪地裁

5 違憲状態だが違憲ではないとした東京地裁

6 憲法二四条二項、一四条一項違反を認めた名古屋地裁

7 違憲状態だが違憲ではないとした福岡地裁

8 憲法二四条の壁を乗り越える

第三章 米国の積極的司法とその背景アメリカ合衆国連邦最高裁判所

1 米国連邦最高裁の同性婚認容判決(ヒント①)

2 積極的司法を後押ししたもの

3 米国の平等主義革命ー米国最高裁のリベラリズム(ヒント②)

コラム ドレッド・スコット事件

4 米国の積極的司法から学ぶもの

第四章 日本の積極的司法の先例とその背景

1 定数訴訟(一票の較差訴訟)(ヒント③)

2 嫡出でない子法定相続分訴訟(ヒント④)

第五章 同性婚を認めるための二つの憲法解釈の提案

1 提案その一 同性婚も憲法二四条の婚姻に含まれる

2 登録パートナーシップ制度のゴールは同性婚か

3 提案その二 憲法二四条二項の「類推適用」

おわりに

あとがき

奥付

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