BUSINESS LAWYERS LIBRARY

新人弁護士カエデ、行政法に挑む

発売日
2022年02月01日
出版社
学陽書房
編著等
大島 義則

行政法の事例問題をストーリー化! 新人弁護士・篠宮楓を訪ねて来た依頼者は宝石商。依頼者は「X県から、業務停止命令が予告された弁明通知書が届いた」と打ち明ける。楓は事件を受任することにし、依頼者を救うための法律論を組み立てることに。「どの事実を主張すればよいか」「有利な判例はないか」「どの訴訟を選択するべきか」楓は、同じ事務所の鬼道政義弁護士と論戦しながら、事件解決に向けて奮闘する。「長文の行政法事例問題」を意識したストーリーで、弁護士の訴訟選択、要件検討、具体的事実のあてはめを追体験できる!

目次

表紙

CONTENTS

第1章 不利益処分の告知にどう対応するか?

第1話 ノキ弁先はブラック事務所! ―奴隷契約の始まり

解説1 行政法事例問題はなぜ難しいのか

第2話 依頼者、来訪 ―法律相談

解説2 行政法事例問題における事案検討の手順

第3話 お前、本当に弁護士か? ―弁明対応 その1

解説3 適正手続4原則

第4話 事件のスジが動いた ―弁明対応 その2

解説4 聴聞対応と弁明対応

第2章 処分を差し止めるにはどうすればよいか?

第5話 それでも行政庁は止まらない ―行政不服審査制度

解説5 行政不服審査の流れ

第6話 差し迫る業務停止命令 ―抗告訴訟及び仮の救済

解説6 抗告訴訟及び仮の救済の選択

第7話 弁護士にできることはまだあるか ―公表の差止め

解説7 処分性とは

第3章 本案上の主張をいかに組み立てるべきか?

第8話 裁判所を説き伏せろ! ―本案論の組み立て方

解説8 本案勝訴要件

第9話 脅迫、パワハラ、再契約 ―奴隷契約からの解放

解説9 行政法をめぐる多様な弁護活動

第4章 処分を義務付けるにはどうすればよいか?

第10話 新たな事件 ―二面関係と三面関係

解説10 二面関係と三面関係

第11話 訴訟までのハードルを跳び越えよ ―第三者の原告適格

解説11 原告適格

第12話 行政処分は出る? 出ない?―処分等の求め

解説12 「行政指導の中止等の求め」と「処分等の求め」

第13話 そして弁護士人生は続く ―エピローグ

解説13 もう1歩先へ進むためのブックリスト

奥付

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