- 発売日
- 2020年08月20日
- 出版社
- 労働新聞社
- 編著等
- 中村 孝雄
パワハラの発現から結果に至るまでの全体像について135の裁判例を13類型に分類し、1判例につき1ページ以内で簡潔に要点要旨をまとめました。実際の事例に触れることで部下を持つ方、管理監督者、経営者の方々が職場での我が身の振舞いを内省し、パワハラ根絶のための第一歩を踏み出すきっかけとなる書です。
目次
表紙
パワーハラスメントの根絶のために
目次
序章 「裁判例に見るパワーハラスメントの真実」編集の目的など
第1章 パワハラ裁判135事例の概観
1 集積したパワハラ裁判例の類型区分の説明
2 パワハラの類型区分別の「タイトル」一覧(パワハラ事例総括表)
(1) 業務に直接的に関連して起きたパワハラの類型
(2) 業務に間接的に関連して起きたパワハラの類型
3 パワハラの類型区分表
第2章 パワハラ裁判135事例 要点要旨集
業務に直接的に関連するパワハラ区分
侮辱的言動
不当処遇・不当取扱い
暴力行為
不条理な叱責
強要行為
粗暴行為
過小・過大業務
パワハラ不該当の事例
業務に間接的に関連するパワハラ区分
強要行為
暴力行為
侮辱言動
名誉毀損行為
脅迫行為
〈参考:アカデミックハラスメントの事例〉
特-01 教授が自己の意に沿わない学生に、繰り返し人格尊厳を傷つけるメールを送信した事例
特-02 准教授による女子学生3名に対する個別のセクハラ2件、パワハラ、アカハラの事例
第3章 パワハラ裁判135事例 パワハラの具体的な態様
1 業務に直接的に関連して起きたパワハラ行為
11 侮辱的言動
12 不当処遇・不当な取扱い
13 暴力行為(暴行・傷害行為)
14 不条理な叱責等
15 強要行為
16 粗暴行為
17 過小業務・過大業務
18 パワハラ不該当
2 業務に間接的に関連して起きたパワハラ行為
21 強要行為
22 暴力行為
23 侮辱行為
24 名誉毀損行為
25 脅迫行為
〈参考:アカデミックハラスメントの事例〉
第4章 パワハラ裁判135事例 誘因機序(意図・目的)の分析
1 業務に直接的に関連して起きたパワハラの類型
11 侮辱的言動
12 不当処遇・取扱い
13 暴力行為
14 不条理な叱責等
15 強要行為
16 粗暴行為
17 過小・過大業務
18 パワハラ不該当
2 業務に間接的に関連して起きたパワハラの類型
21 強要行為
22 暴力行為
23 侮辱的言動
24 名誉毀損行為
25 脅迫行為
アカハラ
第5章 パワハラ裁判135事例 心身に生じた疾病及び法的責任の分析
1 業務に直接的に関連して起きたパワハラの類型区分
2 業務に間接的に関連して起きたパワハラの類型区分
第6章 パワハラ裁判135事例 自殺の誘因機序の分析
1 自殺の誘因機序の分析
2 パワハラ自殺事例の要点要旨集
3 自殺の機序(直前の状況・状態)・関係者の予見可能性の有無
4 遺書の訴え・心の叫び
第7章 パワハラ裁判135事例 判決要旨のサンプル
11-01 成績不良の課長代理を叱咤激励するため、侮辱的なメールを上司が全員に送信した事例
11-17 作業ミス頻繁、叱責重ねても成長なく、重大ミスに「馬鹿野郎」と叱責、自殺に至る。
第8章 「パワハラ性格傾向」の自己診断 パワハラと決別しましょう
1 パワハラ裁判135の判決に学ぶパワーハラスメントの真実」の究極の目的
2 パワハラ自己診断、パワハラの「芽」チェックリストの作成
3 パワハラ性格傾向の自己診断
4 「パワハラの「芽」自己診断チェックリスト」の標準型
〈パワハラの「芽」自己診断チェックリスト〉標準型
著者紹介
奥付