- 発売日
- 2020年11月12日
- 出版社
- ジアース教育新社
- 編著等
- 小嶌典明
本書は『現場からみた労働法―働き方改革をどう考えるか―』(ジアース教育新社)の続編である。目の前にあるデータや資料をもとに、そのときどきの判断を下さなければならない現場の視点から、法令や統計、社会の現状を読み解く他に例をみない好著。
目次
表紙
まえがき
目次
第一部 講話編―― 40 Stories
第一話 統計を読み解く(1)
堅調に推移する労働市場
止められない少子高齢化
第二話 統計を読み解く(2)
就業者構成の変化
少子高齢化の影響
第三話 統計を読み解く(3)
数値目標の設定
法政策の根拠?
第四話 ワークルールを読み解く(1)
「改正を検討しない」の意味
何法を改正するかは後回し?
第五話 ワークルールを読み解く(2)
医師による面接指導と法令
労働時間の状況把握は必須か?
第六話 ワークルールを読み解く(3)
法令にみる指針の重み
臨検と立入検査の違い
第七話 ワークルールを読み解く(4)
全数調査とその限界
毎勤統計と三六協定
第八話 ワークルールを読み解く(5)
法律案要綱⑴ パワハラ
法律案要綱⑵ 障害者雇用
第九話 ワークルールを読み解く(6)
労働契約法二十条と基本給
パート・有期雇用労働法八条と基本給
第一〇話 ワークルールを読み解く(7)
労働契約法二十条と賞与
パート・有期雇用労働法八条と賞与
第一一話 ワークルールを読み解く(8)
労働契約法二十条と退職金
パート・有期雇用労働法八条と退職金
第一二話 ワークルールを読み解く(9)
労働契約法二十条と諸手当
パート・有期雇用労働法八条と諸手当
第一三話 ワークルールを読み解く(10)
労働契約法二十条と休暇等
パート・有期雇用労働法八条と休暇等
第一四話 ワークルールを読み解く(11)
公務員と超過勤務の抑制
公務員と年次休暇の取得促進
第一五話 ワークルールを読み解く(12)
パワハラは世界共通の現象
パワハラ上司にみる一面の真理
第一六話 ワークルールを読み解く(13)
ハラスメント統計の不思議
パワーハラスメントと調停
第一七話 ワークルールを読み解く(14)
法律による体罰の禁止
ILOによる新条約の採択
第一八話 ワークルールを読み解く(15)
裁量労働制教員と時間管理
EUにおける労働時間の記録
第一九話 ワークルールを読み解く(16)
時間規制の適用除外とその現状
時間管理と切り離した健康確保
第二○話 ワークルールを読み解く(17)
最低賃金 余聞――海外編
最低賃金 余聞――国内編
第二一話 ワークルールを読み解く(18)
人事院勧告を素直に読む
人事院勧告と非常勤職員
第二二話 ワークルールを読み解く(19)
臨検から是正勧告へ
是正勧告と対象期間
第二三話 ワークルールを読み解く(20)
消滅時効をめぐる法改正
遅延利息の議論も必要
第二四話 ワークルールを読み解く(21)
米国労働事情⑴ 適用除外
米国労働事情⑵ 学生の地位
第二五話 ワークルールを読み解く(22)
パワハラ指針案とその問題点
閑話休題――仕事とやりがい
第二六話ワークルールを読み解く(23)
公立学校にみる時間規制の特例
大学にも必要な時間規制の特例
第二七話 ワークルールを読み解く(24)
モデルとしての給特法
モデルとしての給与法
第二八話 ワークルールを読み解く(25)
法令にみる過半数代表者
届出にみる過半数代表制
第二九話 ワークルールを読み解く(26)
統計からわかるパートの現状
統計ごとに違うパートの定義
第三○話 ワークルールを読み解く(27)
労働契約法二十条と非常勤講師
研究者としての大学教員
第三一話 ワークルールを読み解く(28)
賃金センサスと職種別賃金
職種別賃金と派遣の賃金規制
第三二話 ワークルールを読み解く(29)
施行を目前に控えた改正法
改正法の施行と経過措置
第三三話 ワークルールを読み解く(30)
高年齢者就業確保措置の新設
育児休業給付の分離独立
第三四話 法令を読み解く(1)
法令改正による新型コロナ対策
補 私権の制限は罰則付きか?
第三五話 法令を読み解く(2)
特措法に基づく緊急事態宣言
法改正の余地ある現行特措法
第三六話 法令を読み解く(3)
特措法の構造とその運用
感染症法によるコロナ対策
第三七話 法令を読み解く(4)
特措法上の公表制度とその性格
補 統計からわかる日本の奮闘
第三八話 法令を読み解く(5)
国公法に定める勤務延長規定
勤務延長規定の改正と検察官
第三九話 法令を読み解く(6)
検察官の俸給減額と法改正
検察庁法と見直しの方向
第四〇話 法令を読み解く(7)
第二〇一回国会を終えて
再論 補償規定は必要か
第二部 思索編―― 6 Articles
第一章 パート・有期雇用労働法とその問題点
一 はじめに
二 パートタイム労働法からパート・有期雇用労働法へ
三 パート・有期雇用労働法の問題点
四 まとめにかえて
第二章 労働法と法形式――最近の法改正にみる三つの問題ケース
一 はじめに――「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」は、局長通達だった
二 労働者派遣法――いまだに残る、見出しのない労働契約の申込みみなし規定
三 パート・有期雇用労働法――たった六文字の修正ですませた、同一労働同一賃金ガイドラインの根拠規定
四 労働施策総合推進法――男女雇用機会均等法のコピー・ペーストではすまないパワハラ関連規定
第三章 労働時間の状況把握は必須か
一 医師による面接指導と労働時間の状況把握
二 医師による面接指導と就業規則の改正
第四章 労働力調査を読み解く――イメージとは異なる実像
一 はじめに――求められる現状の正確な把握
二 非正社員――若年男性をイメージすると、政策を誤る
三 就職氷河期世代――他の世代と大差のない正社員比率
第五章 毎勤統計を読み解く――つくられたイメージ
一 一年前との比較からわかること――鵜呑みにできない速報値
二 変化に乏しい一般労働者、大きく変わったパートタイム労働者
三 目の前にある現実――労働投入量が増えなければ、GDPも増えない
第六章 新型コロナとの闘い:データが示す、頑張るニッポン――国際比較でわかる、意外な現状
告示・通達索引
判例索引
法令索引
初出一覧
奥付