- 発売日
- 2015年03月10日
- 出版社
- 三修社
- 編著等
- 梅原ゆかり
残業代不払いからパワハラ、解雇、個人情報流出、クレーム対応、社内不正まで。法律を「知らない」「守らない」「対応を間違える」ことで被るさまざまなリスクと対策を平易に解説!どんな企業でも起こりうる重要な問題をピックアップ!管理者必読の書。
目次
表紙
はじめに
Contents
第1章 法令違反リスクと対策
1 法令違反にどんなものがあるのか
2 労働基準法に違反すると罰則が課せられる
3 労働安全衛生法に違反するとどうなるのか
4 残業不払いのツケは大きい
5 訴訟になると後が怖い
6 残業削減のためにどんなことが必要か
7 問題社員の扱いに困っているという場合はどうする
8 三六協定や社会保険の届出を怠ると大変なことになる
9 大企業が注意しなければならないルールについて知っておこう
第2章 セクハラ・パワハラ・過労死のリスクと対策
1 メンタルヘルス対策を軽視してはいけない
2 ストレスチェック制度について知っておこう
3 セクハラ行為について企業が負う責任は重い
4 セクハラを防止するために何をすべきか
5 パワハラ行為を放置しないような体制を整える
6 パワハラ被害を防止するための対策について知っておこう
書式 ハラスメント防止規程
7 過労死対策と過労死の認定基準について知っておこう
Column マタニティ・ハラスメントをめぐる問題点
第3章 倒産・リストラをする場合のリスクと対策
1 人件費削減のためには何から始めればよいのか
2 賃金や賞与をカットするときにはここに注意する
3 就業規則のどこに問題点があるのかを知っておこう
4 解雇には時間がかかることを心得ておく
5 一時帰休やワークシェアリングを活用する方法もある
6 事業を終わらせなければいけない場合はどんな場合か
7 会社を売却するための手段と手順について知っておこう
8 倒産を考えるときのポイントを知っておこう
9 会社の解散・清算とはどんな手続きなのか
10 解散、清算の際には社内的にこんな手続きを忘れない
11 混乱を生じさせないように事情を説明する
Column 中小企業倒産防止共済って何?
第4章 その他の会社をめぐる法務リスクと対策
1 企業不祥事は対応を誤ると企業存続の危機を招くこともある
2 不正が起こった場合にどう対処するか
3 内部告発をめぐる問題について知っておこう
4 会社の資産横領の手口を知っておこう
5 粉飾決算や帳簿操作を見抜くには
6 取締役に課せられる罰則について知っておこう
7 株主や役員からの不正追及の手段もある
8 暴力団対策法について知っておこう
Column 労働基準監督署の調査に備える
第5章 個人情報流出・クレーム・リコールのリスクと対策
1 個人情報取扱事業者としての責任について知っておこう
2 法令やガイドラインは何を求めているのか
3 個人情報保護法対策はどうする
4 窓口対応のポイントについて知っておこう
5 顧客クレームへの対応
6 クレームの初期対応の仕方
7 事実調査・原因調査は慎重に行う
8 交渉する際に気をつけること
9 クレーム処理後に必要な従業員教育
書式 お客様対応基本規程
10 リコールはどんな場合に行われるのか
11 社内体制の整備と消費者への情報提供の仕方
Column クレームから身を守る賠償保険
第6章 債権回収のリスクと対策
1 売掛金回収をするためのポイントを知っておこう
2 回収がうまくいかない理由はどんな場合なのか
3 社内の回収システムの確立方法を考えてみる
4 代金回収の手順について知っておこう
5 信用調査機関の調査の利用法について知っておこう
6 商業登記で危ない会社を見分ける
7 手形債権のジャンプや不渡りへの対応について知っておこう
8 緊急のときは保全手続きをする
9 担保・仮登記担保の実行はどのように行うのか
10 強制執行をする場合の注意点
11 転付命令や少額債権執行を活用しよう
12 取引先の倒産寸前にどんなことを実行するのか
13 取引先が破産するときの対抗手段について知っておこう
Column 税務調査を甘く見てはいけない
第7章 知的財産権・権利侵害のリスクと対策
1 特許の取得に関する従業員とのトラブルを防止しよう
2 不正競争防止のためのルールについて知っておこう
3 ドメイン取得の際の注意点について知っておこう
4 商品やサービスの不当表示に注意しよう
5 どんな場合に知的財産権侵害となるのか
6 知的財産権を侵害されたらどうすればよいのか
7 権利侵害の警告を受けたらどうするのか
奥付