BUSINESS LAWYERS LIBRARY

写真の撮影・利用をめぐる紛争と法理

発売日
2020年03月26日
出版社
民事法研究会
編著等
升田純

写真の利活用をめぐるトラブルの防止や紛争に的確に対処! 人類・総カメラマン、フォトグラファーの現代社会における写真の撮影・利用の法的諸問題について分析! 誰でも簡便に撮影できSNSなどを使って写真を利活用できる時代において、加害者にも被害者にもなるリスクとどう向き合うのかの指針を示した実践的手引書! 収録した多数の判例を容易に検索しやすいように、判例索引を掲載しているので実務に至便! 裁判官・弁護士などの法律実務家や研究者のみならず、デザイナーやカメラマン等のクリエイター や企業関係者にとっても必携の書!

目次

表紙

はしがき

目次

序章 総論

1 現代社会におけるカメラと写真

2 カメラによる撮影と写真をめぐる法律問題の概要

3 写真撮影のマナーとルール

第Ⅰ章 肖像権をめぐる裁判例

1 肖像権の侵害等でよく引用される判例

Ⅰ-1警察官が犯罪捜査の証拠保全のために撮影を行うことにつき肖像権の侵害の基準を明らかにした事例

Ⅰ-2 名誉毀損、プライバシーの侵害の基準を明らかにした事例

2 写真の撮影・公表等と肖像権の侵害をめぐる裁判例

Ⅰ-3 ニュース映画のため車掌を撮影し上映したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-4 みだらな行為の写真を週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-5 写真の撮影が肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-6 自宅の姿を撮影し、写真週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-7 無断で顔写真を新聞広告に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-8 偽の身分を告げ遺影を撮影し、雑誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたらないとされたものの、遺族の敬愛追慕の情の侵害が認められた事例

Ⅰ-9 承諾を超え無修整で雑誌に裸体写真を掲載したことが人格的利益の侵害(肖像権の侵害)にあたるとされた事例

Ⅰ-10 病院内で入院中の患者を撮影し、写真週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-11 自宅の姿を撮影し、写真週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-12 自宅前を歩行中の姿を無断で撮影し、写真週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-13 承諾なく功労者としての記念胸像を制作することが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-14 被告人の護送中の姿を撮影し、写真週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-15 被告人の護送中の姿を撮影し、写真週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-16 裁判所内の姿や過去に撮影された姿の写真を週刊誌等に掲載したことにつき肖像権の侵害が一部肯定、一部否定された事例

Ⅰ-17 警察が街頭にカメラを設置し、運用したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-18 無断で撮影した写真を雑誌の表紙に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-19 報道のための写真を撮影し、新聞に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-20 顔写真を週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-21 告別式における写真を無断で撮影し、週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-22 天皇の肖像権が認められた事例

Ⅰ-23 警察が提供した顔写真を新聞、週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-24 犯罪を犯した未成年者の写真を雑誌に掲載したことが顔写真が公表されない法的利益の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-25 職場において顔写真を含む胸章の着用を義務づけることが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-26 著名なプロスポーツ選手の幼少時代などの姿の写真を承諾なく書籍に掲載したことが肖像権の侵害にあたるか争われた事例

Ⅰ-27 犯罪を犯した未成年者の写真を雑誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-28 独居房に監視カメラを設置し、監視することが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-29 逮捕者をテレビ番組で報道したことにつき肖像権の侵害が一部肯定、一部否定された事例

Ⅰ-30 著名なプロスポーツ選手の幼少時代などの姿の写真を承諾なく書籍に掲載したことが肖像権の侵害にあたるか争われた事例

Ⅰ-31 国による道路上におけるカメラの設置、自動車等の撮影が肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-32 撮影した写真を承諾の範囲を超えて週刊誌等に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-33 個人のトラブルにつき全身写真とともに写真週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-34 法廷内で隠し撮りした写真、作成したイラスト画を写真週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-35 ロックバンドの写真集を出版したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-36 ロックバンドの写真集を出版したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-37 漫画の似顔絵につき肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-38 タレントらの幼少期や通学中の姿の写真を承諾なく雑誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-39 コンビニによる防犯カメラの設置、録画が肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-40 著名なプロスポーツ選手が女性と交際している姿の写真を週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-41 承諾なく歩行中の姿を撮影し、ウェブサイトに掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-42 法廷内で隠し撮りした写真、作成したイラスト画を写真週刊誌に掲載したことにつき、写真の撮影、掲載が肖像権の侵害にあたり、イラスト画の掲載が侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-43 承諾を得て撮影した写真を承諾なく広告目的でアダルト雑誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-44 アダルトビデオ店内にいる姿を防犯カメラにより撮影された写真を写真週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたらず、人格的利益の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-45 タレントらの幼少期や通学中の姿の写真を承諾なく雑誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-46 承諾なく過去の写真やビデオ映像を週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-47 立入り制限の敷地で隠し撮りをし、テレビ番組で放映したことが肖像権などの侵害にあたらないとされた事例

Ⅰ-48 テレビ番組の生中継で承諾を得ることなくインタビューし、映像を放映したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-49 住民がトラブルの相手である近隣住民を監視するため防犯カメラを設置し、撮影したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-50 撮影が禁止の場所で隠し撮りした写真を週刊誌に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-51 撮影を拒絶され、追尾し、写真を撮影し続けたことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-52 雑誌の写真を参考にして漫画のキャラクターを作成したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-53 監視カメラの映像がテレビ番組で放映され、この一部を宣伝目的で加工しホームページに掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-54 殺人を犯した未成年者の中学校卒業当時の写真を書籍に掲載したことが肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅰ-55 殺人を犯した未成年者の中学校卒業当時の写真を書籍に掲載したことが肖像権の侵害にあたらないとされた事例

第Ⅱ章 プライバシーの侵害をめぐる裁判例

1 概論

2 写真の公表等とプライバシーの侵害をめぐる裁判例

Ⅱ-1 病院内で入院中の患者を撮影し、写真週刊誌に掲載したことがプライバシー権の侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-2 被告人の護送中の姿を撮影し、写真週刊誌に掲載したことがプライバシー権の侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-3 被告人の護送中の姿を撮影し、写真週刊誌に掲載したことがプライバシー権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅱ-4 裁判所内の姿や過去に撮影された姿の写真を週刊誌等に掲載したことにつきプライバシー権の侵害が一部肯定、一部否定された事例

Ⅱ-5 警察が街頭カメラを設置し、犯罪抑止のために運用することにつきプライバシーの侵害が一部肯定、一部否定された事例

Ⅱ-6 裏付け調査が十分でない記事と撮影した写真を新聞に掲載したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-7 告別式で規制を無視して写真撮影し、週刊誌に掲載したことがプライバシーの侵害にあたらないとされた事例

Ⅱ-8 タレントらの実家の所在地に関する情報などを書籍に掲載したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-9 天皇のプライバシーの権利が認められた事例

Ⅱ-10 犯罪を犯した未成年者の写真を雑誌に掲載したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-11 職場における顔写真を含む胸章の着用を義務づけることがプライバシーの侵害にあたらないとされた事例

Ⅱ-12 著名なプロスポーツ選手の幼少時代などの姿の写真を承諾なく書籍に掲載したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-13 犯罪を犯した未成年者の写真を雑誌に掲載したことがプライバシーの侵害にあたらないとされた事例

Ⅱ-14 逮捕者をテレビ番組で報道したことがプライバシーの侵害にあたらないとされた事例

Ⅱ-15 著名なプロスポーツ選手の幼少時代などの姿の写真を承諾なく書籍に掲載したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-16 町長選挙の告示日に元町長の前科、実名、写真を放映等したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-17 タレントらの幼少期や通学中の姿の写真を承諾なく雑誌に掲載したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-18 著名なプロスポーツ選手が女性と交際している姿の写真を週刊誌に掲載したことがプライバシーの侵害にあたらないとされた事例

Ⅱ-19 自宅での姿を自宅外から撮影し、承諾なく週刊誌に掲載したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-20 アダルトビデオ店にいる姿を防犯カメラにより撮影された写真を写真週刊誌に掲載したことにつきプライバシーの侵害が一部肯定、一部否定された事例

Ⅱ-21 タレントらの幼少期や通学中の姿の写真を承諾なく雑誌に掲載したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-22 承諾なく過去の写真やビデオ映像を週刊誌に掲載したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-23 マンションの管理会社が監視カメラを設置し、特定の住民を撮影したことがプライバシーの侵害にあたらないとされた事例

Ⅱ-24 テレビ番組の生中継で承諾を得ることなくインタビューし、映像を放映したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-25 住民がトラブルの相手である近隣住民を監視するため防犯カメラを設置し、撮影したことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

Ⅱ-26 撮影を拒絶され、追尾し、写真を撮影し続けたことがプライバシーの侵害にあたるとされた事例

第Ⅲ章 名誉毀損をめぐる裁判例

1 概論

2 写真の公表等と名誉毀損をめぐる裁判例

Ⅲ-1 ニュース映画のために車掌を撮影し音声を付して上映したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-2 職員が幹部職員の不倫行為を想起する写真等を公表したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-3 みだらな行為の写真を週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-4 事件の関係者の顔写真等を写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-5 選挙に落選した者につき金権候補等の旨の記事と写真を写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-6 選挙に落選した者につき金権候補等の旨の記事と写真を写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-7 病院内で入院中の患者を撮影し、写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-8 自宅前を歩行中の姿を無断で撮影し、写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-9 被告人につき悪性を印象づける旨の記事を写真とともに写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-10 金融業の創業者につき悪性を印象づける旨の記事を写真とともに写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-11 警察官が逮捕者の写真等を報道機関に提供したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-12 被告人につき悪性を印象づける旨の記事を写真とともに写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-13 裁判所内の姿や過去に撮影された姿の写真を週刊誌等に掲載したことにつき名誉毀損が一部肯定、一部否定された事例

Ⅲ-14 裏付け調査が十分でない記事とともに撮影した写真を新聞に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-15 病院内における医師、内部を撮影する等したテレビ局のドキュメンタリー番組の放映が名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-16 税金の滞納者の記事とともに事業者の写真を週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-17 破産した政務次官の写真と記事を週刊誌等に掲載したことにつき名誉毀損が一部肯定、一部否定された事例

Ⅲ-18 破産した政務次官の写真と記事を週刊誌等に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-19 大蔵省の財務局長が接待を受けていた旨の記事を写真とともに写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-20 事件を解任された弁護士につき記事と写真を写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-21 告別式における写真を無断で撮影し、週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-22 逮捕者の記事と写真を新聞、週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-23 犯罪を犯した未成年者の写真、記事を雑誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-24 犯罪を犯した未成年者の写真、記事を雑誌に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-25 逮捕者をテレビ番組で報道したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-26 顔写真を付して殺人被疑者と断定的に表現する記事を週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-27 記事と撮影した写真を承諾の範囲を超えて雑誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-28 著名なプロスポーツ選手につき虚偽の内容の記事と写真を週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-29 逮捕者をテレビ番組で報道したことが写真の公表を含む名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-30 顔写真を付し、橋の設計等を批判する記事を週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-31 顔写真を付し、新聞、週刊誌に記事を掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-32 個人のトラブルにつき全身写真とともに写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-33 逮捕者をテレビ番組で報道したことが写真の公表を含む名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-34 著名なプロスポーツ選手につき虚偽の内容の記事と写真を写真週刊誌に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-35 会社経営者らが株価操作を行った噂や写真などを週刊誌等に掲載したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-36 漫画の似顔絵につき名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-37 漫画の似顔絵につき名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-38 殺人を犯した未成年者の中学校卒業当時の写真を書籍に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

Ⅲ-39 インタビューの内容の一部を捏造するなどしたテレビ番組を放映したことが名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅲ-40 殺人を犯した未成年者の中学校卒業当時の写真を書籍に掲載したことが名誉毀損にあたらないとされた事例

第Ⅳ章 著作権・著作者人格権をめぐる裁判例

1 概論

2 著作権・著作者人格権侵害をめぐる裁判例

Ⅳ-1 撮影者の同意なく写真を加工し、モンタージュ写真を制作し、公表したことが著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-2 撮影者の同意なく写真を加工し、モンタージュ写真を制作し、公表したことが著作者人格権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅳ-3 撮影者の同意なく写真を加工し、モンタージュ写真を制作し、公表したことが著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-4 薬の有効性を論じた書籍につき効能を否定する書籍としてテレビ番組で紹介したことが著作者人格権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅳ-5 撮影者の同意なく写真を加工し、モンタージュ写真を制作し、公表したことが著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-6 撮影者の同意なく写真を加工し、モンタージュ写真を制作し、公表したことが著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-7 ヌード写真専門の写真家が撮影した写真を出版社が雑誌に掲載したことが著作権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-8 ブロマイドが写真著作物であるとされ、ブロマイド制作会社の著作権が認められた事例

Ⅳ-9 町の観光などで使用する目的で撮影された写真を複製し、他の企画で使用したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-10 旅行雑誌に掲載する写真の撮影者と雑誌の出版社等との間の使用許諾契約の成立を認め、著作権の侵害が認められないとされ、氏名表示権の侵害が認められた事例

Ⅳ-11 広告業者の制作した会社案内の企画案と類似の会社案内を作成して配布したことが編集著作権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-12 古代史研究家の撮影した石垣の写真の交付を受けた者が書籍に掲載したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-13 広告業者の作成した商品カタログと類似のカタログを制作、頒布したことが編集著作権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅳ-14 古代史研究家の撮影した石垣の写真の交付を受けた者が書籍に掲載したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-15 美術館が写真展を開催する際に書籍を出版したことが複製権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-16 広告用にポジフィルムを借り、合意を超えた枚数を複製したことが著作権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-17 雑誌用に版画の写真が撮影され、利用されていたところ、雑誌編集の関係者が写真を書籍に掲載したことについて、版画の写真の著作物性が否定された事例

Ⅳ-18 海洋生物の写真集を雑誌に複製して掲載したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-19 すいかの写真の類似する写真を撮影し、カタログを制作し、頒布したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅳ-20 すいかの写真の類似する写真を撮影し、カタログを制作し、頒布したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-21 雑誌に掲載されていた写真を加工し、ビラを作成したことにつき著作権、著作者人格権の侵害が一部肯定、一部否定された事例

Ⅳ-22 受賞した建物と類似の建物を建築し、その建物を撮影し、広告に掲載したことが著作権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-23 他人のホームページに掲載されている写真を無断でテレビ番組で報道したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-24 広告写真家が住宅会社の依頼により撮影した写真を、グループ会社が許諾なく住宅の宣伝のために新聞に掲載したことが広告制作会社の著作権の侵害が認められ、著作者人格権の侵害等が認められなかった事例

Ⅳ-25 他社のホームページで使用されていた写真を自社のホームページに掲載することが著作権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-26 家族写真を承諾なく書籍に掲載したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-27 写真家が撮影した人形の写真を使用し、写真集を制作したことについて、人形の制作者の著作権が認められなかった事例

Ⅳ-28 写真家が雑誌用に依頼され撮影した写真を、出版社がデータ化し、雑誌掲載後もサーバ等で保管していたことが送信可能化権の侵害にあたらないとされ、複製権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-29 家族写真を承諾なく書籍に掲載したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-30 写真家が撮影した人形の写真を使用して、写真集を制作したことについて、人形の制作者の著作権が認められなかった事例

Ⅳ-31 歴史上の人物の生前の写真を元に作成された商品が製造、販売されていたところ、類似した商品を販売などしたことについて著作物性が否定された事例

Ⅳ-32 写真家が撮影した写真を元に、水彩画を作成し、写真、水彩画を新聞などに掲載したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-33 花の写真365枚からなるカレンダー用写真集の著作権を譲り受けた者が週に1枚の頻度で画像を配信したことが著作者人格権(同一性保持権)の侵害にあたらないとされた事例

Ⅳ-34 フォトライブラリー会社の入社前後に撮影した写真の入社後の写真の著作権が認められず、入社前の著作権が認められ、会社が入社前の写真を写真集に掲載したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-35 廃墟写真の写真集と同じ被写体の廃墟を撮影し、書籍に掲載したことが著作権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅳ-36 CT装置を利用して作成された画像を許諾を得ずに書籍に掲載したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-37 写真家が撮影した風景写真を旅行業者が許諾を得ずにブログに掲載したことが著作権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-38 総合格闘技の試合を撮影した映像を許諾なくインターネットにアップロードしたことが著作権(公衆送信権)の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-39 ファッションショーを撮影し、映像をテレビ番組で放送したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅳ-40 ファッションショーを撮影し、映像をテレビ番組で放送したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅳ-41 インターネット上のイラストを利用し、ガイドブック等を作成し、自己のブログにアップロードするなどしたことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-42 オークションのカタログ作成のため管理者の許諾なく美術品の写真を掲載したことが著作権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-43 舞妓の写真を利用して日本画を制作し、展覧会に出展したことが著作権、著作者人格権の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-44 写真家の撮影した写真がSNS上で無断使用されたことがSNSの運営者の著作権(公衆送信権)の侵害にあたるとされた事例

Ⅳ-45 インターネットの画像を参照してトレースしたことが著作権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅳ-46 写真家の撮影した写真がSNS上で無断使用されたことにつきSNSの運営者の著作権の侵害が否定され、著作者人格権の侵害が肯定された事例

第Ⅴ章 パブリシティをめぐる裁判例

1 概論

2 パブリシティをめぐる裁判例

Ⅴ-1 映画俳優の氏名、肖像の利用が承諾範囲を超えるとされた事例

Ⅴ-2 映画俳優の写真を広告宣伝に利用したことが承諾の範囲内であるとされた事例

Ⅴ- 3 俳優の芸名、肖像を無断で広告に利用したことが不法行為にあたるとされた事例

Ⅴ-4 女性アイドルの氏名、肖像を無断で利用してカレンダーを制作、販売したことがパブリシティ権の侵害にあたるとされた事例

Ⅴ-5 女性アイドルの氏名、肖像を無断で利用してカレンダーを制作、販売したことがパブリシティ権の侵害にあたるとされた事例

Ⅴ-6 タレントと芸能プロダクションとの間の専属契約においてプロダクションの芸名等の使用許諾権が認められた事例

Ⅴ-7 詩人の氏名、肖像等につきパブリシティ権が否定された事例

Ⅴ-8 ロックバンドの写真を無断で掲載した書籍を出版したことがパブリシティ権の侵害にあたるとされた事例

Ⅴ-9 競走馬の名称につきパブリシティ権が認められた事例

Ⅴ-10 競走馬の名称につきパブリシティ権が認められた事例

Ⅴ-11 競走馬の名称等の物のパブリシティ権が認められないとされた事例

Ⅴ-12 ロックバンドの写真を掲載した書籍を出版したことがパブリシティ権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅴ-13 ロックバンドの写真を掲載した書籍を出版したことがパブリシティ権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅴ-14 競走馬の名称等の物のパブリシティ権が認められないとされた事例

Ⅴ-15 競走馬の名称につきパブリシティ権が認められないとされた事例

Ⅴ-16 タレントの氏名、写真等を掲載した雑誌を出版したことにつきパブリシティ権の侵害を一部肯定、一部否定した事例

Ⅴ-17 スポーツ用具の広告用に元プロ野球選手の肖像、氏名を使用した広告を雑誌に掲載したことがパブリシティ権の侵害にあたるとされた事例

Ⅴ-18 ロック歌手のポーズをとる人物の絵をパチンコ機の液晶画面に使用したことがパブリシティ権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅴ-19 芸能人らの写真を無断で使用した雑誌を出版したことがパブリシティ権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅴ-20 タレントの氏名、写真等を掲載した雑誌を出版したことがパブリシティ権の侵害にあたるとされた事例

Ⅴ-21 女性歌手の写真を無断でダイエットを紹介する記事として週刊誌に掲載したことがパブリシティ権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅴ-22 女性歌手の写真を無断でダイエットを紹介する記事として週刊誌に掲載したことがパブリシティ権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅴ-23 女性歌手の写真を無断でダイエットを紹介する記事として週刊誌に掲載したことがパブリシティ権の侵害にあたらないとされた事例

第Ⅵ章 写真をめぐるその他の裁判例

1 写真の撮影等をめぐる裁判例

Ⅵ-1 写真撮影の不法行為が認められた事例

Ⅵ-2 写真撮影の不法行為が認められた事例

Ⅵ-3 写真撮影の不法行為が認められた事例

Ⅵ-4 立入り禁止の場所における被写体の転落、死亡事故につき場所の管理者の安全配慮義務違反が認められた事例

Ⅵ-5 写真撮影の不法行為が認められた事例

Ⅵ-6 写真撮影の不法行為が認められなかった事例

Ⅵ-7 写真撮影の不法行為が認められた事例

Ⅵ-8 写真撮影の違法性が否定された事例

Ⅵ-9 写真撮影の不法行為が認められなかった事例

Ⅵ-10 写真撮影の違法性が否定された事例

Ⅵ-11 写真撮影の不法行為が認められた事例

Ⅵ-12 写真撮影の不法行為が認められた事例

Ⅵ-13 写真撮影の不法行為が認められなかった事例

Ⅵ-14 写真撮影の不法行為が認められた事例

Ⅵ-15 告別式の写真の無断撮影が不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-16 女性タレントと芸能プロダクションとの間の専属契約において上半身ヌード写真撮影の業務出演義務が否定された事例

Ⅵ-17 カタログ作成のために写真を撮影した際に床の間の書が映り込んだことが書の著作権、著作者人格権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅵ-18 写真の隠し撮りが不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-19 車体に絵画が描かれた市営バスの写真を書籍の表紙などに掲載したことが絵画の著作権、著作者人格権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅵ-20 カタログ作成のために写真を撮影した際に床の間の書が映り込んだことが書の著作権、著作者人格権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅵ-21 法廷内の被疑者の写真の隠し撮りが不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-22 通行中等のタレントの写真の撮影が不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-23 コンビニエンス・ストアの店内における防犯カメラの設置、撮影が不法行為にあたらないとされた事例

Ⅵ-24 元依頼者による弁護士の事務所内の写真Ⅵ-24 撮影が不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-25 通行中の女性を承諾なく大写しで写真撮影したことが不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-26 自宅にいる者を外から望遠レンズで写真撮影したことが不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-27 法廷内の被疑者の写真の隠し撮りが不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-28 アダルトビデオ店内にいる姿を防犯カメラで撮影した写真を公表したことが不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-29 通行中等のタレントの写真撮影が不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-30 テレビ局が立候補者の選挙事務所の向かい側の建物内部からビデオカメラを使用して隠し撮りによるビデオ撮影したことが不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-31 任意同行された医師を病院の敷地内で隠し撮りしたことが違法ではないとされた事例

Ⅵ-32 撮影禁止のストリップ劇場におけるストリップショーの撮影が肖像権の侵害にあたるとされた事例

Ⅵ-33 弁護士を追尾し、写真撮影したことが不法行為にあたるとされた事例

Ⅵ-34 コンビニエンス・ストアの店内における監視カメラの設置、撮影が違法ではないとされた事例

Ⅵ-35 寺院の許諾なく本尊を写真撮影したことが不法行為にあたるとされた事例

2 捜索等における撮影をめぐる裁判例

Ⅵ-36 強制捜査の際同行した記者らが写真撮影したことが違法ではないとされた事例

Ⅵ-37 強制捜査の際記者を同行させ、写真撮影を許容したことが違法であるとされた事例

Ⅵ-38 自動速度取締機による写真撮影が違法ではないとされた事例

Ⅵ-39 強制捜査の際における押収物の写真撮影の一部が違法であるとされた事例

Ⅵ-40 強制捜査の際における押収物の写真撮影の一部が違法であるとされた事例

Ⅵ-41 逮捕の際における写真撮影が違法でないとされた事例

Ⅵ-42 強制捜査における物の写真撮影の一部が違法であるとされた事例

Ⅵ-43 逮捕の際における写真撮影が違法ではないとされた事例

Ⅵ-44 未決拘留中の独居房における監視カメラの監視が違法ではないとされた事例

Ⅵ-45 強制捜査における物の写真撮影の一部が違法であるとされた事例

Ⅵ-46 警察官の職務質問の際における写真撮影が違法であるとされた事例

Ⅵ-47 刑務所の単独室における監視カメラによる監視の一部が違法とされた事例

3 物の写真をめぐる裁判例

Ⅵ-48 広告用に運用されていた気球を写真撮影し、第三者が写真を使用してポスターを制作し、広告に利用等したことが不法行為にあたらないとされた事例

Ⅵ-49 美術的価値を有する物の写真を複製し、書籍に使用したことが不法行為にあたらないとされた事例

Ⅵ-50 美術的価値を有する物の写真を複製し、書籍に使用したことが不法行為にあたらないとされた事例

Ⅵ-51 美術的価値を有する物の写真を複製し、書籍に使用したことが不法行為にあたらないとされた事例

Ⅵ-52 物が第三者によって広告用に写真撮影され、写真が利用されたことが信用・名誉毀損にあたるとされた事例

Ⅵ-53 かえでの木を私有地に立ち入り、写真撮影し、書籍に掲載し、出版したことが所有権の侵害にあたらないとされた事例

Ⅵ-54 錦絵の出版物を写真撮影する等して教材集を作成したことが不法行為にあたらないとされた事例

4 その他の事項をめぐる裁判例

判例索引

著者紹介

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