- 発売日
- 2019年05月24日
- 出版社
- 有斐閣
- 編著等
- 有斐閣
大学の法学部の講座として必ずといって置かれる「基礎法学」分野,民法や刑法などの実定法を理解するのに重要だとよく指摘されますが,その内容や意義をイメージしづらいものです。そこで,本連載では,基礎法学の代表的な7分野を各回読み切りで,「実定法や実社会とのつながり」に焦点を当てて,ガイダンス的に紹介します。基礎法学を知ることこそ,法学のおもしろさを知る第一歩です。月刊「法学教室」誌で好評を得た連載を,誌面そのままに1つにまとめて収録した電子書籍ならではの1冊です。
目次
表紙
概要説明
目次
基礎法学のススメ――実定法学から
第1回 法哲学のススメ――懐疑の効用
第2回 法社会学のススメ――ある・あるべき法の姿をヒアリングで考える
第3回 法と経済学のススメ――法の「意図せざる効果」の理論と実証
第4回 日本法制史のススメ――歴史を通じて法と現在を考える
第5回 西洋法制史のススメ――ドイツやフランスの法制史は日本の法制史です!
第6回 英米法のススメ――判決文と反対意見の魅力
第7回 大陸法のススメ――他国の法の実相を知り,自国の法を問い直す
奥付