BUSINESS LAWYERS LIBRARY

民法の事例問題を解けるようになるのはなぜ難しいのか

発売日
2025年01月30日
出版社
信山社
編著等
執行秀幸

新しい民法学習の手法!認知心理学・認知科学を用いて短期記憶から習熟した長期記憶へ。「忘れない記憶」を蓄積する効果的な学習戦略ガイドライン。

目次

表紙

目次

Ⅰ はじめに

1 本稿の目的

2 背景

3 認知科学等の知見を参考にすることの意義

4 本稿の限界

5 本稿の構成概要

Ⅱ 認知科学等の知見

1 認知心理学,認知科学とは

2 記憶のメカニズム

⑴ 記憶の基本メカニズム

⑵ 短期記憶

⑶ 長期記憶

3 手続き的知識の獲得

⑴ 手続き的知識・スキルとは

⑵ 手続き的知識・スキルの獲得に必要なもの

⑶ スキル獲得の段階

⑷ 練習

⑸ フィードバック

⑹ 民法学習と手続き的知識

4 学習の転移

⑴ 転移概念と転移の難しさ

⑵ 転移が困難な理由

⑶ 転移を促進する要因・方法

⑷ 民法学習と転移

5 ワーキングメモリ

⑴ ワーキングメモリとは

⑵ ワーキングメモリのモデル

⑶ ワーキングメモリの容量

6 熟達者と初心者

⑴ 熟達者を考える意義

⑵ 熟達者の特徴

⑶ 民法熟達者の特徴

⑷ 民法熟達者の問題解決・学習と認知メカニズム

⑸ 民法学習の目標

⑹ 民法に関する高度に構造化された知識の構築

⑺ 民法学習と熟達者研究

7 認知負荷理論

⑴ 認知負荷理論を取り上げる意義

⑵ 内在的負荷と外在的負荷

⑶ 内在的負荷

⑷ 外在的負荷

⑸ 認知負荷理論からみた民法学習のあり方

8 メタ認知

⑴ メタ認知とは

⑵ メタ認知の機能

⑶ メタ認知の難しさ

⑷ メタ認知を促す学習活動

⑸ 民法学習におけるメタ認知に関する認知科学の知見の意義

Ⅲ 認知科学の知見からみた民法学習のあり方

簡単な振り返りと本稿の目的の確認

1 民法の事例問題を解けるようになるのは何故難しいのか

2 認知科学の知見からみた民法学習

⑴ ワーキングメモリの制限に対する工夫

⑵ 知識の構造化

⑶ 手続き的知識の自動化

⑷ メタ認知の意識化

Ⅳ 結語

執行秀幸先生の認知科学の知見に基づく民法学習法の要約と解説/加賀山茂

奥付

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