- 発売日
- 2026年03月31日
- 出版社
- 日本評論社
- 編著等
- 八嶋貞和
現代においても後を絶たないジェノサイド。対する国際法、国連、国際刑事法廷などの対応に関する法学研究書。
目次
表紙
はしがき
目次
序章
1. 研究の背景と本書の目的
2. 本書の構成
第1章 ラファエル・レムキンのジェノサイド防止思想
第1節 ラファエル・レムキンについて
1. アメリカ合衆国へ渡るまで
2. アメリカ合衆国における活動
3. ジェノサイド条約採択後の活動
第2節 ラファエル・レムキンのジェノサイド防止思想
1. 『占領下の欧州における枢軸国の支配』
2. 『ジェノサイド』と扇動の解釈
3. 検討
第3節 小括
第2章 国連総会決議96(Ⅰ)の起草過程
第1節 国連総会第六委員会付託に至るまでの議論
1. ラファエル・レムキンによるロビー活動
2. 国連総会一般委員会第24回会合
第2節 国連総会第六委員会における議論
1. 第22回会合
2. サウジアラビア条約草案と第23回会合
3. 第24回会合
4. 特別小委員会報告と国連総会決議96 (I)
第3節 小括
第3章 ジェノサイド条約における扇動罪規定の起草過程
第1節 国連事務総長起草の草案
1. 草案作成に至るまで
2. 扇動罪規定
3. 公然たるプロパガンダ罪規定
4. アメリカ合衆国政府によるコメント
5. まとめ
第2節 ジェノサイド特別委員会における議論
1. ソ連覚書
2. 扇動罪規定に関する議論
3. プロパガンダ罪の処罰に関する議論
4. まとめ
第3節 国連総会第六委員会における議論
1. 扇動罪規定に関する議論
2. プロパガンダ罪の処罰に関する議論
3. まとめ
第4節 ジェノサイド条約における扇動罪規定の解釈
1. 未完成犯罪としてのジェノサイド扇動罪
2. 憎悪の扇動またはプロパガンダ
3. 公然性について
4. 扇動という文言について
5. プロパガンダ罪の核心
6. 直接性について
第5節 小括
第4章 ルワンダ国際刑事法廷におけるジェノサイド扇動罪の解釈
第1節 ルワンダ・ジェノサイドへと至る背景
第2節 ジャン=ポール・アカイェス事件判決
1. ジャン=ポール・アカイェスについて
2. 事実認定
3. 法的判断
4. アカイェス事件第一審裁判部判決の評価
第3節 メディア事件判決
1. 第一審裁判部判決
2. 上訴裁判部判決
3. メディア事件判決の評価
第4節 ICTRにおけるジェノサイド扇動罪を扱ったその他の事件
1. メディア事件上訴裁判部判決に至るまでの事件
2. メディア事件上訴裁判部判決以降の事件
第5節 ICTRにおけるジェノサイド扇動罪の解釈
1. 未完成犯罪としてのジェノサイド扇動罪
2. 扇動という文言について
3. 継続犯であるのか否かについて
4. 公然性の要件について
5. 直接性の要件について
6. 因果関係について
7. 主観的要件について
第6節 小括
第5章 ジェノサイド扇動罪のあるべき解釈
第1節 未完成犯罪としてのジェノサイド扇動罪
第2節 扇動という文言
第3節 ジェノサイド扇動罪とヘイトスピーチの区別
第4節 ジェノサイド扇動罪の継続犯的側面
第5節 直接性の要件
1. 直接性という文言
2. 直接性の判断要素
3. 直接性の要件の射程範囲
第6節 公然性の要件
第7節 因果関係
第8節 主観的要件
第9節 小括
結語
事項・人名索引
奥付