- 発売日
- 2017年01月18日
- 出版社
- 学陽書房
- 編著等
- 清水 陽平
ネット炎上発生後に企業がとるべき対応について、実務経験の豊富な第一人者が細やかに解説。事実関係の把握やアカウント処理などの初動対応から、責任追及の道すじ、取り得る予防策まで。炎上対応を危機管理広報の一環と捉え、広報・法務の双方の観点から戦略的に企業を守る術を指南!
目次
表紙
はしがき
目次
第1章 炎上の発生原因と考察
01 炎上とは
02 炎上のパターン
03 炎上拡散のメカニズム
04 誰が炎上させているのか
1 炎上参加者は0.5%?
2 実務感覚との乖離はなぜ起こるのか
05 なぜ炎上への対応が必要なのか
COLUMN1 「祭り」と「炎上」
第2章 炎上の初動対応
01 対応の要否の見極め
1 炎上対応の重要性
2 対応するかどうかの基準は?
02 対応の手順
1 事実関係と状況の把握
2 対応の心構え
3 反論の可否
4 対応の準備
5 対応の方法
03 対応の実践
1 謝罪
2 事実関係の説明
3 原因・再発防止策
4 処分
5 アカウントの処理
6 情報管理の重要性
7 プレスリリースの作成方法
8 想定問答集(Q&A)の作成
9 記者会見
COLUMN2 炎上マーケティング(炎上商法)
第3章 炎上の後処理
01 信頼回復のための対応が必要
02 検索結果の浄化
1 SEO
2 ネガティブサイトの削除
3 メール・オンラインフォームによる削除依頼
4 送信防止措置依頼
03 責任追及
1 まずは相手の特定を
2 発信者情報開示請求
3 損害賠償の請求
4 懲戒処分
04 刑事告訴
1 告訴と被害届
2 業務妨害罪(刑233条後段,234条)
3 信用毀損罪(刑233条前段)
4 名誉毀損罪(刑230条1項)
5 侮辱罪(刑231条)
6 器物損壊罪(刑261条)
7 その他
8 罪の選択
9 告訴状の作成
COLUMN3 従来型クレームと近時のクレームの対応方法の違い
第4章 炎上の予防策
01 日頃の備えが炎上を防ぐ
1 誰でも巻き込まれる可能性
2 常時監視体制の重要性
02 規程類の作成
1 守秘義務契約・誓約書
2 就業規則
03 ソーシャルメディアポリシー/ガイドライン
1 SNS の利用法に一定の指針を
2 従業員向けソーシャルメディアポリシー
3 公式アカウント運用者向けポリシー
4 公式アカウント運用ポリシー
04 従業員教育・研修
1 「伝わる」従業員教育を行う
2 秘密保持誓約書の取得時
3 規程類に基づく教育
4 顧客対応にも教育を
COLUMN4 炎上はエンターテインメント
著者紹介
奥付