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事例に学ぶ 刑事弁護入門〔補訂版〕

発売日
2018年02月05日
出版社
民事法研究会
編著等
宮村啓太

起訴前・起訴後の各否認・自白事件を4つのモデルケースを通して事件受任から弁護方針を完結するまでの実況ルポ! 第1編では、守秘義務、最善努力義務等の弁護人の基本的義務から、迅速な弁護活動の必要性、裁判員裁判制度に伴う近時の刑事訴訟実務の変化の兆しなどを確認! 第2編では、具体的なモデルケースを通して、弁護人としてどう考え、行動したか、そしてその顛末を、豊富な書式とともに詳解! 第3編では、特に弁護人と依頼者の関係に着目して、弁護活動を進めるにあたっての留意点をわかりやすく解説したQ&Aを収録!

目次

表紙

目次

第1編 刑事弁護の基礎

刑事弁護の基礎

Ⅰ 弁護人の基本的義務

Ⅱ 迅速な弁護活動の必要性

Ⅲ 裁判員制度を契機とした変化の兆し

第2編 刑事弁護の現場ーモデルケースを素材として

第1章 自白事件の起訴前弁護活動ーー器物損壊被疑事件

Ⅰ 当番弁護士の出動要請

Ⅱ 注視すべき点

Ⅲ 初回接見の準備

Ⅳ 初回接見での留意点

Ⅴ 初回接見で聞き取った事実経過

Ⅵ 身体拘束を解くための弁護活動

Ⅶ 不起訴処分をめざす弁護活動

Ⅷ 不起訴処分後の対応

Ⅸ <Case①>のポイントーー勾留回避の重要性

第2章 否認事件の起訴前弁護活動ーー迷惑防止条例違反被疑事件

Ⅰ 依頼を受けた経緯

Ⅱ 注視すべき点

Ⅲ 初回接見での聞取り結果

Ⅳ 取調べに関する初回接見時のアドバイスと弁護人がとる

Ⅴ 初回接見における供述録取書の作成

Ⅵ 勾留回避のための弁護活動

Ⅶ 逮捕された現場の確認

Ⅷ 第2回接見での被疑者とのやりとり

Ⅸ 裁判所への証拠保全の請求

Ⅹ 勾留期間延長の裁判に対する準抗告申立て

Ⅺ 検察官による不起訴処分

Ⅻ <Case②> のポイント無実の訴えを維持することの困難さ

第3章 自白事件の起訴後弁護活ーー覚せい剤取締法違反被告事件

Ⅰ 受任の経緯

Ⅱ 注視すべき点

Ⅲ 起訴状謄本の入手

Ⅳ 公訴事実と被告人からの聞取り結果

Ⅴ 保釈請求の検討

Ⅵ 検察官請求予定証拠の検討

Ⅶ 公判に向けた訴訟活動の準備

Ⅷ 第1回公判の進行

Ⅸ 保釈されている被告人が判決宣告期日を迎える際の留意点

Ⅹ 判決宣告

Ⅺ 判決謄本の交付請求

Ⅻ <Case③>のポイントーー保釈を活かした情状弁護活動

第4章 否認事件の起訴後弁護活動ーー強盗致傷被告事件

Ⅰ 受任の経緯

Ⅱ 注視すべき点

Ⅲ 公訴事実

Ⅳ 丁野氏からの聞取り結果

Ⅴ 公判に向けた防御準備と公判前整理手続の進行

Ⅵ 公判審理に向けた準備

Ⅶ <Case④>のポイントーー証拠開示請求権の活用

第3編 刑事弁護Q&A

刑事弁護Q&A

Ⅰ 刑事事件の受任

Ⅱ 受任後の弁護活動

Ⅲ 守秘義務に関する留意点

事項索引

著者略歴

奥付

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