- 発売日
- 2017年03月23日
- 出版社
- 法令出版
- 編著等
- 成田一正、石脇俊司
高齢者の資産管理・資産承継、自社株や不動産の管理や承継において、オーダーメイドな設計が可能な民事信託が、こうした課題の解決方法の一つとして大きな期待を集めています。本書では、相続、事業承継や高齢者の資産管理につき、家族等が受託者となる民事信託の活用法を、21の事例を用いて解説。実務家ならではの視点から、顧客の状況や考えを聴き出し、課題や問題点を解決していくにはどのような点を注意しなければならないかを整理した上で、信託を検討する工程を示しています。
目次
表紙
目次
第1章 民事信託の仕組み
(1) 民事信託と商事信託
(2) 民事信託の特徴と問題点
(3) 信託と遺言の補完関係
第2章 民事信託における税務の留意点
(1) 信託税制の基礎知識
(2) ステージ別にみる信託の税務
(3) 信託の種類別にみる税務の取り扱い
(4) 信託受益権の相続税評価額の取り扱い
(5) 活用事例にみる税務上の注意点
第3章 民事信託における法務の留意点
(1) 委託者の行為能力と権利の制限
(2) 遺留分権利者への配慮
(3) その他信託設計上の注意点
第4章 民事信託の受託者の役割とその実務
(1) 受託者が果たすべき義務
(2) 受託者が担う責任
(3) 民事信託の受託者の業務リスト
第5章 相続対策における民事信託の活用法
【事例1】大規模不動産を所有し、妻と子が2人いるオーナーのケース
【事例2】3人の子供がいる資産家のケース
【事例3】妻が施設に入所し、子供が1人しかいない高齢の資産家のケース
【事例4】受託者が土地の有効活用を行うケース
【事例5】先祖代々承継してきた土地持ちの資産家のケース
【事例6】土地を信託財産とする受益権複層化信託
【事例7】再婚し後妻がいる資産家のケース
【事例8】障害を持つ子がいる親のケース
第6章 事業承継対策における民事信託の活用法
【事例9】相続発生時に後継者に承継するケース
【事例10】オーナーが引退するときに信託を活用するケース
【事例11】タックスプランも兼ねて承継するケース
【事例12】信託と生命保険を活用して承継するケース
【事例13】親族以外の後継者に承継するケース
【事例14】自社株が相続財産のほとんどを占めるケース
【事例15】後継者候補はいるもののまだ決まっていないケース
【事例16】特徴的な自己信託の活用
第7章 高齢者の資産管理における民事信託の活用法
【事例17】金融資産が多い父のケース
【事例18】資産に占める不動産の割合が多い父のケース
【事例19】年金給付が必要な父のケース(受益権複層化信託の有効活用)
【事例20】資産を承継する家族がいない人の資産管理
【事例21】寄附のニーズがある老紳士のケース
第8章 健全な民事信託の運用と発展に向けて
(1) 税務と法務の専門家の役割
(2) 信託実務に詳しい専門家の役割
(3) 地域金融機関との連携
(4) 民事信託の支援者の現状
(5) 民事信託をサポートするネットワークの必要性
参考法令
奥付