- 発売日
- 2025年07月20日
- 出版社
- 立花書房
- 編著等
- 国際テロリズム・アルカイダ研究会
近時のテロ情勢とアルカイダの思想を詳述し、同組織の多数の声明を掲載して解説する参考書。テロリズムの定義や歴史、国際情勢をQ&A形式で分かりやすく紹介し、アルカイダの過激思想や目標、戦略を深く掘り下げる。近年増加するローン・オフェンダー型テロについても解説し、欧米動向に加え、国内の安倍元首相銃撃事件の犯人のSNS分析を通じてその特徴や類似点を考察。テロリズムの本質を理解するための必携書であり、研究者や実務家、学生に幅広く役立つ内容となっている。
目次
表紙
目次
第1章 テロリズム総論
1 テロリズムの定義
2 テロリズムの歴史:テロリズムの四つの「波」
3 最近のテロ情勢
4 ハマスの10.7テロ
第2章 アルカイダの過激思想──オサマ・ビンラディンからアイマン・ザワヒリまで
1 アルカイダの思想がなければ「9. 11」はなかった
2 アルカイダの理論をめぐる評価
3 アルカイダの理論の概要
4 アルカイダの目標
5 アルカイダの戦略
6 攻撃対象・手法をめぐるアルカイダの主張の変遷
7 アルカイダはどこに行くのか
第3章 アルカイダの主な声明
1 「企みを防ぐ方法」
2 「我らの預言者を支持せぬ者は、その母らが遺族とならんことを」
3 「パレスチナ解放のための方法」
4 「アル・ナクサを記念してガザ包囲を打ち破れ」
5 「ガザ攻撃を止めるためのジハードの呼び掛け」
6 アルジャジーラ番組「今日の出会い」
7 「ジハードの真実と偽善的噓」
8 「米国人へのメッセージ」
9 「挙国一致という偶像」
10 「オサマ・ビンラディン師からオバマへ」
11 「地球を救う方法」
12 「我がエジプトの人々に対する希望ある良きメッセージ」
13 「イスラムのウンマへ」
14 「高貴な騎士が逝く」
15 「カイダトゥル・ジハード組織指導部におけるオサマ・ビンラディン師の後継に関する声明」
16 「そして米国人の敗北は続く」
17 「革命とイスラム揺籃の地にいる我が人民へ」
18 「征服者たるウンマに上り来る勝利の太陽と、撃破された十字軍」
19 「指導者と過ごした日々・第3回」
20 「我がエジプトの人々に対する希望ある良きメッセージ・第11回」
21 「タウヒードの言葉の周りに結束すること」
22 ザワヒリによる仲裁の書簡
23 「「イラク・レバントのイスラム国」なる組織とアルカイダの関係に関する声明」
奥付