BUSINESS LAWYERS LIBRARY

伝聞法則に強くなる

発売日
2019年07月20日
出版社
日本評論社
編著等
後藤 昭

刑事訴訟法の試験で頻出し、学習のなかでの最難関の一つといえる伝聞法則を、刑訴法理論と実務研究の第一人者が解説する決定版。(※本書は、最新版[第2版]の掲載があります。)

目次

表紙

はしがき

目次

凡例

序章 伝聞法則を学ぶ意味

第1章 伝聞証拠とは何か

1 条文を読む

2 供述とは何か

3 供述証拠という概念

4 立証趣旨と要証事実

5 要証事実の確定

6 第1章のまとめ

第2章 伝聞証拠禁止原則の意味

1 伝聞概念の再確認

2 伝聞証拠の3形態

3 機械的記録と伝聞法則

4 公判供述と公判外供述の違い

5 伝聞証拠禁止原則と証人審問権の関係

6 伝聞証拠禁止原則と直接主義の関係

7 第2章のまとめ

第3章 伝聞・非伝聞の区別

1 供述ではない情報

2 供述証拠ではない供述

3 現在の心理状態の供述

4 共謀過程での発言・メモの扱い

5 非伝聞の3段階

第4章 伝聞例外の体系

1 伝聞例外を考える前に

2 伝聞例外の体系

3 刑訴法321条1項の伝聞例外

4 321条2項の伝聞例外

第5章 伝聞例外としての検面調書

1 2号書面の伝聞例外

2 2号前段の要件

3 2号後段の要件

4 2号書面の位置

第6章 検証調書の伝聞例外

1 条文を読む

2 3項の適用対象

3 真正作成証言

4 鑑定書の伝聞例外

5 第6章のまとめ

第7章 実況見分調書と立会人の指示説明

1 実況見分の目的と立会人の説明

2 指示説明記載の扱い

3 再現実況見分調書の扱い

4 同意の効果

5 第7章のまとめ

第8章 被告人の公判外供述

1 条文を読む

2 不利益事実の承認

3 自白調書採用の手順

4 画像記録の扱い

5 第8章のまとめ

第9章 業務上書面・伝聞供述・再伝聞

1 業務上書面

2 伝聞供述

3 再伝聞証拠の扱い

4 第9章のまとめ

第10章 当事者の意思による伝聞例外

1 同意による伝聞例外

2 同意の要件

3 同意の効果

4 合意書面

第11章 共同被告人と伝聞法則

1 併合審理と証拠関係の個別性

2 共同被告人の公判供述

3 弁論の分離と証人尋問

4 共同被告人の公判外供述

第12章 供述の証明力を争うための証拠

1 補助証拠としての公判外供述

2 平成18年判例

3 自己矛盾供述以外の利用可能性

4 証明力を争う対象

5 補助事実の立証方法

6 第12章のまとめ

司法試験出題と例題の対応関係

判例索引

事項索引

奥付

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