- 発売日
- 2025年06月01日
- 出版社
- 法律文化社
- 編著等
- 戒能通弘、太田寿明
高校の新科目「公共」で重視される問題を多角的に考える能力等の活用を意識して、比較法や法思想史の観点から導入を試みる新しいタイプの法学入門。欧米と日本の立憲主義や法の担い手等を比較しながら、日本法を相対化し、その全体像を把握する視点を提供する。
目次
表紙
はしがき
目次
序論 世界の中の日本法
1 世界の法―フランス・ドイツとイギリス・アメリカの法の比較
2 ハイブリッド(混合的)な日本法
3 本書の概要
第1章 日本法の概要と分類
1 日本法の分類
2 法を見る法哲学の視座
第2章 欧米と日本の立憲主義
1 基本的人権の保障―日本とドイツの比較
2 日本の権力分立とアメリカ・イギリスの権力分立
まとめ
第3章 日本の民法―「市民社会」と「家族」のはざまで ―
1 民法における家族法―「公法」と「私法」をめぐって
2 近代「市民社会」と民法―総則と財産法の概観
3 「家族」と近代民法―問題の歴史
4 家族法の現在
第4章 日本の刑法―罪刑法定主義の問題史 ―
1 現代日本の刑事政策―厳罰化と被害者感情
2 罪刑法定主義
3 近代刑法の思想と歴史―「学派の争い」と現行刑法の成立
4 罪刑法定主義の現在―問題としての被害者感情
第5章 法の担い手―日本と欧米の法律家制度 ―
1 日本における法の担い手―弁護士人口の増大とアメリカへの接近?
2 日本の裁判官、検察官―イギリスとの比較
3 司法制度改革
まとめ
第6章 民事裁判と刑事裁判―日本人の法意識、裁判員制度と陪審制 ―
1 民事裁判
2 刑事裁判と裁判員制度
まとめ
第7章 法思想史、法哲学への誘い―まとめにかえて ―
1 法思想史の3本の柱―自然法思想・法実証主義・歴史法学
2 法概念論
3 法化社会と法的思考
まとめ
主要参考文献
索引
《コーヒーブレイク》
1 法学を学ぶ様々な視点
2 フェミニズム
3 多すぎる? アメリカの弁護士
4 イギリスの刑事裁判と弁護士
5 正義論
《日本法へのガイド》
1 行政法
2 自由権と社会権
3 概念法学と自由法論
4 インスティトゥーティオーネス方式とパンデクテン方式
5 刑罰と損害賠償(刑事制裁と民事制裁)
6 近代刑法の諸原理と「犯罪」の定義
7 憲法訴訟
執筆者紹介
奥付