BUSINESS LAWYERS LIBRARY

明治の担保

発売日
2021年03月10日
出版社
日本評論社
編著等
関 武志

明治維新期から旧民法が公布された明治23年までの約20年間における担保事情を、日本資本主義の発展過程との関係で探る。

目次

表紙

はしがき

目次

凡例

初出一覧

第一部 動産の担保

第一章 養蚕と先取特権

一 はじめに

二 民法311条6号と同法322条の系譜

三 民法311条6号と同法322条を支えた社会的背景

四 おわりに

第二章 生糸取引と動産担保

一 はじめに

二 解釈問題の明確化

三 生糸の荷為替取引における特色

四 動産担保の取引形態

五 おわりに

第二部 不動産の担保

第一章 総論――質と質権の支配構造――

一 はじめに

二 旧慣時代における資金調達の特色

三 旧慣時代の質と民法上の質権の対比

四 転質に現れた質と質権の支配構造

五 おわりに

第二章 目的物の引渡しの意義(その1)――維新期から明治10年代まで――

一 はじめに

二 布告・布達と大審院裁判例

三 明治前期の慣習

四 引渡しの要否と代理占有の可否

五 おわりに

第三章 目的物の引渡しの意義(その2)――明治20年代から現在まで――

一 はじめに

二 旧民法における質物の占有

三 法典調査会案と民法整理会案における質物の占有

四 質物に対する占有の意義

五 おわりに

第四章 物的支配とその性質(その1)――維新期から明治10年代まで――

一 はじめに

二 布告・布達と大審院裁判例の検討

三 明治前期における慣習の状況

四 債権者の物的支配

五 おわりに

第五章 物的支配とその性質(その2)――明治20年代から現在まで――

一 はじめに

二 旧民法(債権担保編)と法典調査会における原案

三 法典調査会と衆議院民法中修正案委員会における審議

四 不動産質の債権者による物的支配と流質処分

五 おわりに

奥付

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