BUSINESS LAWYERS LIBRARY

憲法のちから〔第2版〕

発売日
2024年08月20日
出版社
法律文化社
編著等
中富公一

SNSにどこまで書き込むことができるか? 各章冒頭で対話による導入を図り、資料を用いて解説するなど工夫を凝らす好評書の改訂版。ロシアのウクライナへの侵略、官邸主導体制や政治と金の問題、家族・人権めぐる最新判例等をアップデート。

目次

表紙

第2版はじめに

初版はじめに

目次

登場人物紹介

第1部 この国の基礎にある考え方―立憲主義・法の支配・平和主義

第1章 憲法とは何か

1 憲法とは何か

2 近代立憲主義憲法

3 国家の根本法としての憲法

4 憲法と法律の関係

コラム1 法律家のように考える

第2章 立憲主義,民主主義と共和主義,積極国家

1 立憲主義と民主主義

2 民主主義と積極国家

第3章 国家機関としての象徴天皇

1 明治憲法と天皇

2 日本国憲法と天皇

第4章 憲法が目指す平和を守る仕組み―平和主義

1 台湾有事と存立危機事態

2 憲法9条の制定と安保条約の締結

3 世界のグローバル化と安保体制の展開

第2部 人権を守るための組織―統治機構

第1章 政治と国民,国会議員

1 国民主権

2 選挙と国民の意思形成

3 国民と国会議員と

第2章 選挙権,選挙制度,政党

1 代表民主制

2 選挙制度

3 政党

4 選挙活動

第3章 国会

1 代議制とは何か

2 国会の地位

3 二院制と衆議院の優越

4 国会の会期

5 国会の権能と議院の権能

第4章 内閣

1 行政とは何か

2 内閣の組織および権能

3 議院内閣制とは何か

コラム2 行政法ってどんな法律?

第5章 地方自治

1 地方自治とは何か

2 地方公共団体とその機関

3 地方公共団体の条例制定権

4 地方公共団体の事務と公の施設

5 地方政治への住民参加

第6章 裁判所

1 司法権

2 違憲審査制度

コラム3 裁判員制度

第3部 身近な問題から考える人権―憲法はどのような権利をどのように守るのか

第1章 日本国憲法の定める人権の特徴

1 第二次世界大戦後の人権思想

2 日本の憲法における人権(観)の変遷

3 日本国憲法の人権観

第2章 国際化のなかの日本人,日本にいる外国人の権利

1 国籍をめぐる問題

2 入国・在留に関する問題

3 政治に関わる問題

4 社会権の保障

第3章 良心をもつ自由,貫く権利

1 良心とは何か

2 良心を貫く権利は認められるか

第4章 表現の自由と書かれない権利

1 表現の自由と名誉,プライバシー

2 表現の自由の優越的地位

コラム4 公共の福祉

第5章 知る権利とマス・メディアの自由

1 知る権利とマス・メディアの自由

2 国民とマス・メディアの利害対立

第6章 営業の自由と消費者の権利

1 営業の自由

2 消費者の権利と営業の自由

第7章 働く人の権利

1 労働者と企業

2 労働組合と労働者

第8章 困らないための権利,差別されている人たちへの配慮

1 困らないための権利

2 差別されている人たちへの配慮

第9章 人身の自由と刑事手続き上の諸権利

1 適正手続

2 人権保障制度

コラム5 結社の自由について

第10章 家庭と女性・子どもの権利

1 家族について

2 女性について

第11章 公務員の権利と義務

1 公務員とは何か

2 公務員の権利と義務

3 国家賠償

第12章 学校における生徒の人権

1 教育を受ける権利

2 学校と生徒の人権

コラム6 教育委員会ってどんな組織?

第13章 学問の自由と大学の自治

1 大学の自治の歴史と構造

2 今日の大学改革

おわりに

巻末資料(抜粋)

事項索引

執筆者紹介

奥付

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