- 発売日
- 2025年05月05日
- 出版社
- 法律文化社
- 編著等
- 戒能通弘、竹村和也
イギリスの歴史、社会、法思想をふまえ判例法主義、法律家制度、陪審制、法の支配などイギリス法の特徴を日本法と比較しつつわかりやすく解説。ブレグジットによりEU法がイギリスに適用されなくなったことや、スコットランドの独立をめぐる動向を加筆修正。
目次
表紙
目次
序論 イギリス法を学ぶ意義とは?
第1章 イギリス法の成立とその歴史
1 コモン・ローの誕生と発展
2 エクイティの成立と特徴
3 議会主権と法の支配
まとめ
第2章 イギリス社会とイギリス法
1 イギリス社会と歴史,伝統
2 他国の法との比較から見るイギリス法
まとめ
第3章 判例法主義
1 判例法主義の背景
2 判例法,コモン・ローをめぐる法思想
3 現代イギリスの判例法主義
まとめ
第4章 法律家制度
1 イギリスの裁判制度
2 イギリスの法律家制度
3 イギリスの裁判官制度
まとめ
第5章 陪審制
1 イギリス社会と陪審制
2 「自由の灯火」としての陪審制
3 陪審制の限界
まとめ
第6章 法の支配
1 マグナ・カルタとエドワード・クック
2 議会主権と法の支配
3 現代イギリスの法の支配―ダイシーと1998年人権法
まとめ
第7章 イングランドの法とスコットランド法
1 大陸法とイギリス法
2 スコットランド法の成立と発展
3 現代スコットランドの法と政治
まとめ
第8章 イギリス法とヨーロッパ
1 欧州人権条約と1998年人権法
2 イギリスの司法制度改革とヨーロッパ
3 EU離脱とイギリス法
まとめ
あとがき
主要参考文献
人名索引
事項索引
執筆者紹介
奥付