BUSINESS LAWYERS LIBRARY

新しい土地法

発売日
2022年04月25日
出版社
日本評論社
編著等
秋山靖浩

高齢化社会などを背景に大きく動き出した立法の経緯も踏まえ、固有の学問的発展を遂げた「土地法」の新たな姿を描き出す。

目次

表紙

はしがき

目次

区分所有法の改正と財産権の保障――建替え決議制度の違憲審査について

Ⅰ はじめに

Ⅱ 改正の形式的問題――経緯への疑問

Ⅲ 改正の実質的問題――新たな憲法議論の展開

Ⅳ 建替え制度等の違憲審査

Ⅴ おわりに

所有者不明土地・手続保障・固定資産税

Ⅰ はじめに

Ⅱ 固定資産税の沿革

Ⅲ 固定資産税の仕組みと新たな課題

Ⅳ アメリカ法との比較及び検討

土地所有権と憲法――土地基本法の制定・改正論議から考える

Ⅰ はじめに

Ⅱ 憲法29条と土地基本法

Ⅲ 土地所有者の責務の在り方

Ⅳ 相続土地の国庫帰属制度

Ⅴ 結びに

放置不動産と人格的価値

Ⅰ 本稿の問題関心

Ⅱ 放置不動産という問題

Ⅲ 法的対応と所有権法へのインパクト

Ⅳ 外部不経済・効率・正義

Ⅴ 放置不動産の人格的価値

行政法学から見た不動産登記法

はじめに――不動産登記のパラドックス

Ⅰ 不動産登記法の行政法学的特色

Ⅱ 緩和的法執行を支える法理論

Ⅲ 緩和的法執行からの脱却?

おわりに

相続人の占有と所有権の時効取得

Ⅰ はじめに

Ⅱ 所有の意思に関する判例法理

Ⅲ 共同相続人単独占有型に関する判例法理と他主占有相続型に関する判例法理

Ⅳ 判例法理の統合的把握――「相続人の占有と所有権の時効取得」に関する判例法理

Ⅴ 中間試案の規律についての分析

Ⅵ おわりに

新たな土地管理制度と土地所有権に対する制約――「土地を使用しない自由」を出発点として

Ⅰ はじめに

Ⅱ 所有者不明土地管理制度

Ⅲ 管理不全土地管理制度

Ⅳ 横断的考察――新たな土地管理制度における土地所有権に対する制約の意義と今後の課題

欧文タイトルを考える

Ⅰ オブザーバーに残された仕事 たぶんあまりない

Ⅱ なぜ不動産法でなく土地法か? 松明で燃えるものは欧米では動産

Ⅲ 新しい土地法は新しいか? 批判精神こそ学界の心髄

Ⅳ 欧文タイトルの提案 3号車のあなたと私

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奥付

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