- 発売日
- 2025年02月01日
- 出版社
- ぎょうせい
- 編著等
- 池田清貴
法制審議会家族法制部会委員として改正作業に携わった弁護士が、改正内容をわかりやすく解説! 子どもの権利擁護のスペシャリストならではの視点で、本改正の趣旨を踏まえつつ、実務がどう変わるかを詳しく紹介します! 弁護士をはじめ、自治体職員、離婚前後の支援者、離婚当事者の方々にもおすすめの1冊です!
目次
表紙
目次
はじめに
凡例
第1章 家族法の大改正
1 家族法改正の背景
1 子どもの利益を最も優先して考慮する
2 個々の努力と制度の改正
3 世界の中の日本
2 改正に至る経緯
1 国内の議論
2 法制審議会家族法制部会
3 改正法の成立
第2章 親たるものの責務
1 子の人格の尊重等
1 親たるものの責務
2 養育に関する責務
3 子の意見の尊重は?
2 子どもに対する扶養義務
1 生活保持義務としての扶養義務
2 いつまで負うか
3 父母間の人格尊重・協力義務
1 離婚後共同親権を念頭に
2 フレンドリーペアレント・ルールか?
第3章 「親権者」に誰がなる?
1 なぜ離婚後共同親権が導入されたのか
1 家族法制部会の議論の様子
2 離婚後共同親権の選択肢を認める理由
2 離婚後も共同親権が可能に
1 どのように変わったのか
2 協議離婚の場合
3 なぜ協議離婚と親権者指定の同時性が緩和されたか
4 裁判所が親権者を決める場合
5 子どもの意見
6 裁判所はどんなケースで共同親権とするか
3 どんなケースが共同親権に向いている?
1 協議で共同親権を選択するケースのイメージ
2 別居後に関係性の変化が生じるケースも
4 認知の場合
5 新しい親権者変更制度
1 協議の経過が考慮される
2 子どもに申立権が認められた
3 改正前に離婚した父母も申立てができる
6 スクリーニングのための諸制度
第4章 共同親権になったらどうなる?
1 親権行使の方法
1 親権行使の方法は婚姻中と同じ
2 共同行使と単独行使
3 共同行使とは
4 合意できないときは裁判所が決めてくれる
5 子どもの意思
6 子の利益のため急迫の事情があるとき
7 子連れ別居について
8 監護・教育に関する日常の行為
2 関係機関はどう対応するか
1 関係機関の不安
2 医療機関での緊急手術
3 大津地裁の事案
4 修学旅行の同意
5 海外への修学旅行
6 退学の手続
7 離婚後共同親権を恐れる必要はない
3 養子縁組の代諾
1 代諾縁組とは
2 共同親権の場合の代諾の仕方
3 監護者や親権停止中の親の同意に代わる許可
4 監護に関する事項の定め
1 監護者とは何か
2 離婚後共同親権のもとでの監護者指定
3 監護者の権利義務を明確に
4 監護の分掌とは何か
5 監護者指定、親権行使者指定、監護の分掌の使い分け
6 第三者の監護者指定は見送り
第5章 「養育費」の履行確保
1 改正の背景
1 ひとり親世帯の貧困率
2 取決め率、受給率の低さ
3 政府における対策の検討
4 自治体による取組み
5 ADR法の改正
2 養育費等請求権への一般先取特権付与
1 一般先取特権の付与
2 先取特権とは何か
3 他の債権者との公平
4 まとめ
3 法定養育費制度
1 法定養育費の性質
2 法定養育費制度の内容
3 終期について
4 金額について
5 支払拒否
6 支払免除・猶予
4 養育費執行手続のワンストップ化
1 ワンストップ化
2 改正のポイント
3 流れがストップする場合
5 収入・資産の情報開示命令
1 どのような制度か
2 家族法制部会での議論
第6章 「親子交流」で何か変わるか?
1 改正の背景
1 子どもにとっての親子交流
2 法律上の位置付け
3 親子交流の現状
2 「面会交流」から「親子交流」へ
3 子との交流の試行的実施
1 親子交流の試行的実施とは
2 対象となる事件類型
3 要件
4 家庭裁判所による条件付け
5 結果の報告
4 父母以外の親族と子どもとの交流
1 議論の経過
2 父母以外の親族との交流
3 子の利益のための特別の必要性
4 申立権者の範囲
5 別居中の交流
6 直接強制の仕組みは見送られた
1 直接強制についての議論
2 親子交流支援団体の認証制度の議論
第7章 未成年養子、財産分与等の改正
1 未成年養子縁組についての改正
1 養子縁組がなされた場合の親権者の明確化
2 代諾縁組及び離縁に関する改正
3 離縁は誰がするか
2 財産分与についての改正
1 原則2分の1ルール
2 考慮要素
3 期間制限を5年に伸長
4 情報開示命令の制度
3 その他の改正
1 夫婦間の契約の取消権の規定削除
2 強度の精神病に関する離婚原因の削除
第8章 子どものための支援〜子どもの手続代理人制度を中心に~
1 各種支援の充実
2 子どもへの支援
3 子どもの手続代理人制度
1 子どもの手続代理人
2 事例
3 どのような仕組みで選任されるのか
4 どのような事案に活用されるのか
5 報酬の問題
6 改正法での積極的活用
7 今後の可能性
8 まとめ
あとがき
COLUMN
離婚後共同親権を求める声
親権とは何か
私の意見
「監護者」と「同居親」「監護親」って違うの?
監護者指定のある離婚後共同親権のイメージ
監護の分掌をしたときのイメージ
「しろばんば」
改正されなかったこと
法務省の執念?
子どもの手続代理人を利用したいときには……
奥付