- 発売日
- 2023年12月15日
- 出版社
- 第一法規
- 編著等
- 瀧川英雄
本書は、「一般化する力・応用化する力」として、日々培ってきた経験を応用可能な知識とするための方法について解説したうえ、より実践的な法務業務遂行スキルの習得や、複雑な法務案件を適切に処理するためのルールについて解説を行う構成としている。
目次
表紙
はじめに
Contents
図表一覧
第1部 企業法務遂行スキル
第1章 一般化する力・応用する力
1 法務の仕事と経験
2 法務業務における一般化と応用
3 一般化の切り口
4 一般化する力・応用する力を鍛える
第2章 答を創るということ
1 法務部門責任者の問題意識
2 ケーススタディ①
3 ケーススタディ②
4 ケーススタディ③
5 「答を創る」ための思考プロセス
第3章 プレゼンテーション
1 プレゼンテーションが必要な場面
2 プレゼンテーション準備の前に
3 プレゼン資料作成の心得
4 プレゼン資料作成の技法
5 プレゼンテーションの準備
6 プレゼンテーションの実践
7 オンライン・プレゼンテーション
第4章 トップへの報告
1 トップへの報告が必要な場面
2 トップへの報告の特徴
3 問題発生時の一報
4 案件の対応策等の意思決定
5 やりたいことの承認を求める
6 メールでの報告
第5章 提案・意思決定の定量化・客観化
1 定量化・客観化の必要性
2 ディシジョン・ツリーの活用
3 マトリックスの活用
第2部 典型的な法務案件のセオリー―進出から撤退まで―
第1章 海外進出(現地法人の設立)
1 海外進出と企業法務の役割
2 進出形態
3 現地法人設立の事前検討事項
4 現地法人設立・事業開始までのプロセス
5 現地法人設立後の法務体制
第2章 基本合意書(契約締結前の合意)
1 基本合意書とは
2 基本合意書締結の目的
3 基本合意書を締結する場面
4 基本合意書に定める内容
5 基本合意書と法的拘束力
6 基本合意書のドラフティング
7 基本合意書の事例
第3章 M&A
1 M&Aとは
2 M&Aというゲーム
3 M&Aの実行プロセス
4 M&Aの実行チーム組成
5 秘密保持契約書
6 基本情報の受領からLOI(基本合意書)締結まで
7 デューデリジェンス
8 買収契約
9 独禁法に基づく届出
10 クロージング
第4章 合弁事業(ジョイント・ベンチャー)
1 合弁事業(ジョイント・ベンチャー)とは
2 合弁事業というゲーム
3 合弁契約書の内容と主要条項
第5章 労務案件
1 労務案件への法務部門の関わり
2 主な労務案件の類型
3 労務案件の対応形態
4 残業代請求案件と労働時間の算定
5 労働審判
6 ユニオンとの交渉
7 社員の不祥事・問題行動への対応
8 解雇・退職にともなう紛争
9 米国での労務案件
第6章 事業撤退
1 事業撤退と企業法務の役割
2 事業撤退のステップと法務の関与
3 取引関係の終了と法律問題
4 事業撤退と社員の処遇
5 会社の解散・清算
第3部 法務部門のマネジメント
第1章 法務部門責任者の役割
1 法務部門の将来を考え、計画する
2 法務部門内の人材育成
3 法務案件への関与
4 法務部門内管理業務
5 社外ネットワークの構築・維持
第2章 法務部門の役割・ミッション
1 一般的な法務部門の業務・役割
2 法務部門の業務範囲と他部門との関わり
3 法務部門のミッション
第3章 法務部門の人材獲得・育成
1 人員計画
2 採用・人材獲得
3 人材育成
4 法務担当者のモティベーション
5 人材育成は誰のため?
第4章 法務部門の予算と経費管理
1 予算を構成する要素
2 予算承認を得るために
3 経費予算の管理
第5章 法務部門の活動計画
1 受動的業務と能動的業務
2 活動計画に組み込む業務の具体例
事項索引
奥付