- 発売日
- 2011年10月27日
- 出版社
- 日本能率協会マネジメントセンター
- 編著等
- 西村 仁
設計製図の知識と技能をキソのキソから知りたい人のための、「図面のルール・JIS製図規格」と「図面を描くコツ」がやさしくわかり、身につく本です。
内容は実務で役立つことに重点を置き、よく使う規格はボリュームをとって解説し、そうでないものはおもいきって省略してあります。
図面を「正しく」「明確に」「速く描く」ために、設計製図に関わる人が1冊持っておきたい本です。
目次
表紙
はじめに
この本を読んでいただきたいみなさん
図面に必要な知識と技能
この本の位置付け
JIS製図規格とCADの関係
第三角法と第一角法
本書で学ぶ部品図と組立図の例
この本の使い方
目次
第1章 図面を描くことの意味
図面の果たす役割
図面の目的
モノづくり全体の流れと図面の関係
図面を描く作業を分解する
図面を確認する検図作業
図面はJIS規格に基づく
国家規格のJIS規格
JIS規格の目的は標準化
旧JIS規格の扱い
JIS規格番号
併用する社内規格
図面を描くための製図機器
ドラフター
CADシステム
コラム ドラフターの効果はいまだ健在
第2章 図面用紙の構成
図面の種類
設計用図面と製作用図面
部品図
部品の位置関係を表す組立図
加工部品と購入部品
図面とセットで取り扱う部品リスト
部品点数が多いときに用いる総組立図
図面用紙の構成
図面用紙はA列サイズを用いる
図面用紙の向き
尺度の考え方
尺度の表し方
図面サイズの選び方
図面用紙に印刷されている線と欄
輪郭線
表題欄
訂正欄
原紙とコピーの扱い
文字と線
図面に用いる文字
図面における文章
線の種類
線の太さ
重なる線の優先度
第3章 立体を図面に表す方法
立体を見る視点
図面とは3次元を2次元に変換したもの
立体図よりも第三角法が用いられる理由
真正面から見る
右側面と真上からも見る
形状が丸くても同じ
外形線とかくれ線と中心線
外形線(太い実線)
かくれ線(破線)
中心線(一点鎖線)
第三角法を学ぶ
ガラスの箱をかぶせて全体を表す
六面すべてに描いてみる
図の呼び方
類似した図は描かない
なぜ類似した図を描いてはいけないのか
どの図を残すかの判断基準
図の面数は必要最小限
一面図の例
二面図の例
三面図の例
四面図の例
図の配置が異なる第一角法
図形を描く手順
線を引く前にすること
まず正面図を決める
必要な面数と尺度を考える
手描き図面の線の引き方
CAD図面の線の引き方
中心線の引き方
第4章 補助となる図法
内部を表す断面図
補助図法とは何か
断面図の利点
中心線で切断する全断面図
片側のみ断面で表す片側断面図
任意の位置で切断する断面図
階段状の断面図
軸形状によく使われる断面図
一部だけを切断した部分断面図
切断しない例外
斜めの面を表す投影図
傾斜面を表す補助投影図
傾斜面の一部を表す部分投影図
より絞り込んだ一部を表す局部投影図
回転させたと仮定した回転投影図
その他の補助図法
曲げる前の寸法を表す展開図
一部だけを拡大する部分拡大図
中間部分の省略
二点鎖線で描く想像図
第5章 寸法記入のルール
寸法の記入方法
設計情報の伝達
長さ寸法の単位はミリメートル
角度の単位は度
名称の紹介
寸法線と寸法補助線の記入
引出線による記入
寸法数値の記入
コラム JIS製図規格の2010年改訂内容
寸法補助記号
とても役立つ寸法補助記号
半径の記号R
直径の記号φ
板の厚さ記号t
正方形の記号□
面取り記号C
円弧の長さ記号
球の直径記号Sφと半径記号SR
コントロール半径記号CR
きり穴とざぐりの記入方法
加工方法を指示したきり穴
穴深さの表示方法
直径記号φ表示ときり穴表示の違い
どのようなときにきり穴指示をするのか
同じ穴が等間隔で連続するときの表示
ざぐりの表示
深ざぐりの表示
皿ざぐりの表示
その他の記入方法
長穴の記入方法
寸法数値が尺度と異なる場合の記入方法
傾斜に関わる記入方法
キー溝の記入方法
半径指示と直径指示の使い分け
第6章 寸法公差とはめあい公差
公差とは何か
完全に正確な加工は不可能
公差指示の考え方
部品のコスト内訳
部品コストと組立調整コスト
公差の3つの種類
数値で表す寸法公差
±(プラスマイナス)で表示する場合
公差を2行で表示する場合
公差が2行で符号がどちらも+(プラス)の場合
公差が2行で符号がどちらも-(マイナス)の場合
下限が基準寸法を下回ってはいけない場合
上限が基準寸法を上回ってはいけない場合
小数点以下のケタ数には大きな意味がある
なぜすべて±(プラスマイナス)で表さないのか
便利な普通公差
公差を一括して指示する
JIS規格の普通公差
角度の普通公差
採用した公差等級の表し方
普通公差に該当しない公差は個々に指示
記号で表すはめあい公差
はめあいの意味と種類
すきまばめとしまりばめ(圧入)の用途
最小すきまと最大すきま
なぜ記号で表すのか
はめあい公差の記号
はめあい公差の表示
穴のはめあい公差一覧
軸のはめあい公差一覧
公差一覧の見方
すきま量(クリアランス)の求め方
穴基準の考え方がお奨め
はめあい記号の組み合わせ
中間ばめ
公差の口語表現
第7章 寸法記入の実際
寸法を記入してみよう
寸法は正面図に記入する
寸法は実線に記入する
関連する寸法は同じ図に記入する
二重寸法は厳禁
重複寸法の記入も厳禁
寸法は計算で求める必要がないようにする
大切な基準について
基準面が必要な理由
3方向の基準を決める
基準により寸法記入は変わる
直列寸法記入法と並列寸法記入法
一本の寸法線で表す累進寸法記入法
第8章 幾何公差
なぜ幾何公差は必要なのか
幾何公差に立ち向かう
寸法公差では表せないこと
幾何公差の種類
幾何公差の表し方
単独で指示する幾何公差を知る
真直度
平面度
真円度
円筒度
線の輪郭度と面の輪郭度
ペアで指示する幾何公差を知る
平行度
直角度
傾斜度
位置度
同軸度
対称度
円周振れと全振れ
普通幾何公差について
寸法の普通公差と同じ考え方
等級と指示方法
コラム マイクロメートルの世界
第9章 表面粗さ(表面性状)
なぜ表面粗さの指示が必要なのか
表面粗さの意味
表面粗さをどのように表すのか
算術平均粗さ
最大高さ粗さ
粗さの数値
表面粗さの記号
JIS規格の改訂
表面粗さの程度と表面粗さ記号
記号の表し方
図面への記入方法
実務で用いる簡略法
表面粗さの選択方法の参考例
加工方法と表面粗さの関係
コストとの関係
生地を活かす設計
第10章 材料の表示方法
記号で表す材料表示
材料の大分類
さらに分類する
鉄系材料の材料記号
アルミニウムの材料記号
銅の材料記号
製品形状を表す記号の補足
表面処理
プラスチックの略称
材料記号の表示位置は表題欄
第11 章溶接の表示方法
溶接の種類
目的はコストダウンと接合強度
熱源による分類
継手による分類
溶接記号の基本構成
開先形状の種類
溶接記号
基本記号と表示例
両側すみ肉溶接の記号
全周に溶接する場合の記号
スポット溶接の記号
第12章 主な機械部品の表示方法
ねじの表示
機械部品の表示
ねじの種類
おねじの図示方法
めねじの図示方法
ねじ寸法一覧
ボルト、ナットの簡略図示方法
ばねの表示
ばねの種類
圧縮コイルばねの図示方法
歯車の表示
歯車の種類
歯車の図示方法
コラム 自分の設計情報ファイルをつくる
第13章 これからのステップアップに向けて
製図の知識を深める
製図の技能を身に付ける
製図から設計へ
おわりに
索引
著者紹介
奥付