- 発売日
- 2019年09月03日
- 出版社
- 中央経済社
- 編著等
- 久禮義継
規模も取引金額も小さいM&A取引が増えている。こうしたスモールM&Aならではの実行上のポイントを、アドバイザー、買主、売主それぞれの目線で、実態に即して丁寧に解説。
目次
大扉
はじめに
CONTENTS
本書における基本用語の定義
第1章 本格的なスモールM&A時代の到来
第1節 スモールM&A の定義と本書の対象範囲
⑴ スモールM&Aの定義
⑵ 本書の対象範囲
第2節 スモールM&A 市場の動向
⑴ 中小企業M&Aの市場動向
⑵ スモールM&A市場の動向
第3節 スモールM&A市場の拡大を後押しする外部環境
⑴ 深刻な事業承継問題
⑵ スモールM&Aに密接に関連したプラットフォームの拡大
⑶ 個人買主の参入を促進するさまざまな地殻変動
第2章 スモールM&A概論
第1節 スモールM&A の特性
⑴ M&Aの特性
⑵ スモールM&Aの特性
⑶ M&Aプロセスにおける大規模M&AとスモールM&Aの違い
第2節 個別プロセスごとのポイント整理
⑴ M&Aプロセスの全体像
⑵ ソーシング
⑶ 初期的検討段階
⑷ MOU締結
⑸ DD(全体像)
⑹ DD(個別DDにおけるポイント整理)
⑺ バリュエーション
⑻ スキーム
⑼ DA
⑽ クロージング
⑾ PMI
第3章 スモールM&Aの要諦(FA編)
第1節 FA に求められる力量と基本的資質
⑴ FAに求められる力量
⑵ FAに求められる基本的資質
第2節 FA が留意すべき事項
⑴ 売買当事者への十分な配慮
⑵ M&Aに不慣れな売買当事者への対処
⑶ 買主FAが留意すべき事項
⑷ 売主FAが留意すべき事項
⑸ その他
第4章 スモールM&Aの要諦(売買当事者編)
第1節 M&A 専門家のリテイン
⑴ FAのリテインの必要性
⑵ FAの選定基準
⑶ FA契約締結上の留意点
⑷ 外部専門家の選定
第2節 売買当事者双方が留意すべきポイント
⑴ 守秘義務の遵守と秘密情報の管理の徹底
⑵ M&A案件情報の授受
⑶ 相手方への誠実な対応
⑷ 相手方の風評調査の必要性
⑸ 売買当事者の交渉力の関係
⑹ スモールM&Aにおける人気企業と不人気企業
⑺ その他の留意ポイント
第5章 スモールM&Aの要諦(買主編)
第1節 プレM&A
⑴ 買収戦略立案の必要性
⑵ 買収戦略の構築
第2節 個別M&A プロセスにおける留意点
⑴ 初期的検討段階
⑵ DD
⑶ バリュエーション
⑷ スキーム
⑸ DA
⑹ PMI
第3節 買主として理解しておくべき事項
⑴ Point of No Return
⑵ 経験の蓄積
⑶ 買主のM&A責任者とクロージング後の対象会社経営者が同一人物であること
⑷ トータルコストで考える
⑸ シナジーの検討
⑹ 買主としての適格性
⑺ スモールM&Aと多角化戦略
⑻ スモールM&Aと地理的近接性との関係
第6章 スモールM&Aの要諦(売主編)
第1節 プレM&A
⑴ プレM&A の必要性
⑵ 見える化・魅せる化・磨上げ
⑶ 売却戦略の構築
第2節 個別M&A プロセスにおけるポイント
⑴ 初期的検討段階
⑵ DD
⑶ スキーム
⑷ バリュエーション
⑸ DA
⑹ PMI
第7章 スモールM&Aのさまざまな可能性
第1節 スモールM&A において活用しうる各種IT ツール
⑴ M&Aテック
⑵ M&Aマッチングサイトの今後の動向と課題
第2節 今後想定されうるスモールM&Aの発展形態
⑴ クロスボーダーM&A
⑵ 事業承継型スタートアップ
⑶ 連続買収家
⑷ アービトラージ型
あとがき
《著者紹介》
奥付