- 発売日
- 2020年10月05日
- 出版社
- 有斐閣
- 編著等
- 伊藤 眞
倒産法研究の第一人者による会社更生法の本格的体系書に、新たに特別清算法の記述を加え『会社更生法・特別清算法』として刊行。実務の理論的支柱として、倒産手続に関わる裁判官や弁護士等、必携の一冊。
目次
表紙
目次
細目次
第1部 会社更生法
第1章 会社更生法への招待
第1節 会社更生事件の一事例
第2節 会社更生手続(更生手続)の目的と理念
第3節 会社更生法の法源
第2章 更生手続の開始
第1節 更生能力
第2節 更生手続開始原因
第3節 更生手続開始の条件
第4節 更生手続開始手続
第3章 更生手続の機関および利害関係人
第1節 管財人
第2節 保全管理人
第3節 法律顧問
第4節 裁判所
第5節 監督委員
第6節 調査委員
第7節 関係人集会および更生債権者委員会等(更生債権者委員会・更生担保権者委員会・株主委員会)
第8節 代理委員
第9節 更生手続の利害関係人
第10節 更生事件に関する文書等の閲覧等
第4章 更生会社財産と更生債権等
第1節 更生会社財産の意義と範囲
第2節 更生債権
第3節 更生担保権
第4節 開始後債権
第5節 多数債務者関係と更生債権等
第6節 共益債権
第5章 更生会社をめぐる財産関係の整理
第1節 管財人の実体法上の地位
第2節 契約関係の整理
第3節 係属中の手続関係の整理
第6章 更生会社財産の法律的変動
第1節 取戻権
第2節 相殺権
第3節 否認権
第4節 更生会社の役員等の責任の追及等
第7章 更生手続の進行
第1節 更生債権等の届出・調査・確定
第2節 株主の権利の調査・確定
第3節 更生会社財産の管理と業務の遂行
第8章 更生計画
第1節 更生計画の条項
第2節 更生計画案の提出および決議
第3節 更生計画の認可および確定
第4節 更生計画の効力
第5節 更生計画不認可決定の確定
第6節 更生計画認可後の手続
第9章 更生手続の終了
第1節 更生手続の終結
第2節 更生手続の廃止
第3節 更生手続に付随する各種の裁判手続の帰趨等
第10章 更生犯罪
第1節 更生犯罪の種類および保護法益
第2節 各種の更生犯罪
第11章 更生手続と他の倒産処理手続との関係
第1節 更生手続と他の倒産処理手続との優先劣後関係
第2節 更生手続から破産手続への移行
第3節 更生手続から再生手続への移行
第4節 先行手続と後行手続との一体性の確保
第2部 特別清算法
第1章 特別清算法への招待
第1節 特別清算事件の一事例
第2節 特別清算手続の特徴と基本構造――通常清算・破産との比較
第3節 特別清算法(会社法第2編第9章第2節・第7 編第2 章第4 節・第3 章第3 節および会社非訟事件等手続規則第3 章等)の制定過程
第4節 特別清算の利用目的
第5節 特別清算の手続形態
第2章 特別清算の開始
第1節 特別清算能力
第2節 特別清算開始原因
第3節 特別清算開始の条件
第4節 特別清算開始手続
第3章 特別清算手続の機関および利害関係人
第1節 清算人および清算人代理人
第2節 裁判所
第3節 裁判所書記官
第4節 監督委員
第5節 調査委員
第6節 債権者集会
第7節 特別清算手続の利害関係人
第8節 特別清算手続における文書の閲覧等
第4章 清算株式会社財産と協定債権等
第1節 清算株式会社財産の意義と範囲
第2節 協定債権
第3節 手続費用債権
第4節 特別清算と租税
第5章 清算株式会社をめぐる財産関係の整理
第1節 清算株式会社の実体法上の地位
第2節 係属中の手続関係の整理
第6章 清算株式会社財産の法律的変動
第1節 相殺権
第2節 役員等の責任の免除の禁止および取消し
第7章 特別清算の進行
第1節 協定債権の申出および調査
第2節 清算株式会社財産の管理と換価
第8章 協定
第1節 協定の条項
第2節 協定の申出および決議
第3節 協定の認可および確定
第9章 特別清算の終了
第1節 特別清算の終結
第2節 破産手続開始決定
第3節 会社の継続
第10章 特別清算と他の倒産処理手続との関係
第1節 破産手続(破産手続開始決定前)から特別清算への移行
第2節 特別清算から破産手続への移行
第3節 特別清算から再生手続への移行
第4節 特別清算手続から更生手続への移行
資料1 会社更生手続の概要
資料2 会社更生手続のスケジュール(標準)
資料3 会社更生手続のスケジュール(短縮型)
資料4 会社更生手続のスケジュール(DIP型)
判例索引
事項索引(会社更生法)
事項索引(特別清算法)
奥付