- 発売日
- 2023年06月01日
- 出版社
- 経営書院(産労総合研究所)
- 編著等
- 伊山正和
経営者の立場から労働実務上生じがちな典型的な「課題」をピックアップして、30の具体的な質問にQ&A形式で解説していきます。「他のことは今はいいから、ここが知りたい」というニーズに訴求する内容となっています。「解決のポイント」では、極めて簡潔にどうすべきかを説き、「応用のポイント」では、法律面から課題について解説します。「実例でチェック」では、具体的な判例という事例をもとに、どのような対応が望ましいか、解説します。
目次
表紙
はじめに
目次
第1章 入社・雇用契約~よい人材だと思ったのに~
Q1 雇用契約の代わりに請負契約や業務委託契約にしたいのですが、問題がありますか。
Q2 採用内定の取消しをしたいのですが、注意することはありますか。
Q3 試用期間中の働きぶりがよくないので、そのまま辞めてもらいたいのですが、どうしたらいいですか。
Q4 就業規則って作成しないといけないものですか。
第2章 賃金~働きに見合った給料は払うけれど~
Q5 働きぶりが悪い従業員の給料を下げたいのですが、どの程度であれば許されますか。
Q6 パートやアルバイトにも、賞与や退職金は支給しないといけないのでしょうか。
Q7 給料を銀行振込で支払う場合、振込手数料を差し引きしてもいいですか。
Q8 育児休業や産前産後休業をとった従業員について、休業期間分、賞与や昇給の査定上、減額とする取り扱いをしても問題ないでしょうか。
Q9 定年後再雇用の従業員の給料はどの程度までであれば、切り下げることができるのでしょうか。
第3章 労働時間・残業代~きちんと支払っているのになぜ未払いに?~
Q10 直行・直帰の時間や移動時間は、労働時間に含まれるのですか。
Q11 休日に社外の研修に出席させたいのですが、休日手当を支払わないといけないのでしょうか。
Q12 変形労働時間制を採用したいのですが、どのようにしたらいいですか。
Q13 残業代の計算が面倒なので、固定残業代の支払いで済ませたいのですが、注意することはありますか。
Q14 管理職にも残業代を支払わないといけないのですか。
Q15 年5日の有給休暇付与義務があるそうですが、他所の雇用主はどうやって対応しているのですか。
第4章 問題社員対応~他の従業員も困っています~
Q16 うつ病や適応障害で休みがちな従業員へどのように対応をしたらよいでしょうか。
Q17 無断欠勤が続いている従業員がいるのですが、電話にも出ず、書留郵便も戻ってきて困っています。どうしたらいいでしょうか。
Q18 協調性がない従業員が職場の雰囲気を乱しているので辞めて欲しいのですが、解雇するのは難しいのですか。
Q19 パフォーマンスが低い従業員に対し、業務改善プログラム(PIP)を組んで指導する方法は有効でしょうか。
Q20 経歴詐称を理由に懲戒解雇したいのですが、問題ありませんか。
Q21 始末書の提出を命じたのに、期限までに提出がありませんでした。再度、懲戒処分をするべきでしょうか。
Q22 勤務態度が悪い従業員を叱ったら、「課長からパワハラを受けた」と騒ぎ出してしまい、一騒動となりました。従業員を叱ったら、パワハラになるのでしょうか。
Q23 ある従業員について、懲戒処分をしたことを社内掲示板か社内ネットワークで周知しようと思います。何か問題はあるでしょうか。
Q24 従業員が社用車で交通事故を起こしました。修理費用を請求したいのですが、給料から差し引いてもよいでしょうか。
第5章 退職~立つ鳥が跡を濁すのですか?~
Q25 退職届を受理した従業員から、「やはり辞めたくない」という申し出がありました。応じなければならないのでしょうか。
Q26 退職にあたって、残っている有給休暇を買い取るように求められました。買取りに応じなければならないのでしょうか。
Q27 病気休職をしていた従業員から、休職期間満了日のわずか数日前になって、復職希望がありました。復職させなければならないのでしょうか。
Q28 何回か契約更新をした有期契約の従業員について、今回は更新することなく辞めてもらいたいのですが、トラブルにならないでしょうか。
Q29 メンタル不調で退職した従業員から、労災としての扱いをして欲しいといわれました。どうすればいいですか。
Q30 退職した従業員が労働組合に加入したという通知が届きました。どのように対処していけばいいでしょうか。
奥付