- 発売日
- 2017年02月24日
- 出版社
- フィルムアート社
- 編著等
- 水野 祐
インターネット・カルチャーと法が交錯するなかで、今何が起きているのか? よりよい社会や文化をいかに設計していけるのか?(そして、本当によい社会、豊かな社会とは果たして何なのか?) 本書では、アフターインターネット時代における、法をとりまく環境を考察し、国家が一方的に定めるルールに従うのではなく、自発的にルールメイキングしていくための、「法」×「デザイン思考」=「リーガルデザイン」という新しい考え方提唱する。
目次
表紙
目次
イントロ ─21世紀の法律家から見える風景─
第一部 リーガルデザイン総論─法により創造性やイノベーションを加速させることは可能か
1 はじめに 情報化社会に取り残される法
2 アーキテクチャ 情報化社会の新しい行動原理
3 コモンズ 創造性、イノベーションの源泉となる「余白」
4 リーガルデザイン創造性、イノベーションを加速させるための新しい法の設計論
5 第一部のおわりに 法という社会のOSを更新するために
第二部 リーガルデザイン各論─各分野の考察から
1 音楽
2 二次創作
3 出版
4 アート
5 写真
6 ゲーム
7 ファッション
8 アーカイヴ
9 ハードウェア
10 不動産(建物、土地、都市)
11 金融
12 家族
13 政治
第二部のおわりに 「なめらかな社会」における法の役割とは
アウトロ ─ 複雑な社会を複雑なまま受容するために─
著者紹介
奥付