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不動産の売却【任意売却・相続放棄・空き家処分】 と債務整理の法律問題

発売日
2020年05月22日
出版社
三修社
編著等
松岡 慶子

任意売却から相続放棄、空き家処分まで。不動産を手放さないといけなくなった場合に知っておくべき法律知識を網羅。任意売却と競売のメリット、デメリットもわかる。住宅ローンが支払えない時の対策から個人民事再生、自己破産などの債務整理まで解説。新型コロナウイルス感染症の影響による債務者救済のためのガイドラインの特則など、最新の情報にも対応。

目次

表紙

はじめに

Contents

第1章 不動産を売却する事情と問題解決法

1 不動産を売却する理由は人それぞれ

2 実家が空き家になった場合に売却を検討する

3 空き家をめぐる税金対策について知っておこう

4 売却などを検討する前に確認しておくべきこと

5 競売や任意売却はどのように利用したらよいのか

6 自宅を親戚に売却し、貸してもらう方法もある

第2章 空き家の売却や相続放棄をする前に知っておくべきこと

1 実家を売却したいと思ったら何をすべきか

Q&A 空き家は放置しているだけでも費用がかかると聞きましたが、どのような費用が必要になりますか。また、なぜ空き家を売却しようとすると価値が低く見積もられてしまうのでしょうか。

Q&A 空き家バンクとはどんなしくみになっているのでしょうか。自治体が空き家物件の紹介を行うことはあるのでしょうか。

2 取引価格はどのように決まるのか

3 土地の価格をどのように把握すればよいのか

Q&A 売却・貸出しに向けて現在の価値や相場を把握したいと思っています。どのようにしたらよいのでしょうか。

Q&A 空き家を売却する場合、空き家の立地によって売れやすさなどに違いはあるのでしょうか。また、適正な売却価格はどのように決めたらよいのでしょうか。

4 売却には名義変更が必要になる

Q&A 相続登記はどのような場合に必要になるのでしょうか。手続きの仕方や必要書類を教えてください。

Q&A 相続登記を行うことは相続人の義務なのでしょうか。現在検討されている、所有者不明の土地に関する相続登記の義務化について教えてください。

5 相続分は遺言で変えられる

Q&A 特別受益を受けると相続分はどう変わるのでしょうか。

Q&A 寄与分を受けると相続分はどう変わるのでしょうか。特別寄与料についても教えてください。

6 相続の承認について知っておこう

Q&A 親に借金があるので相続放棄をしたいのですが、先に不動産を売却してもよいのでしょうか。また、不動産に住み続けることも可能でしょうか。

7 相続放棄について知っておこう

8 家庭裁判所の手続きが必須の相続手続きもある

書式 相続放棄申述書(20歳以上)

第3章 任意売却のしくみ

1 任意売却について知っておこう

2 任意売却の手続きについて知っておこう

3 任意売却をするためにはどんな要件が必要なのか

4 任意売却のメリットについて知っておこう

5 任意売却のデメリットについて知っておこう

6 任意売却する前につかんでおきたいこと

Q&A 債権者は任意売却にあたってどんな点を見ているのでしょうか。

Q&A 夫婦でペアローンを組んで住宅を購入しましたが、離婚することになった場合、ペアローンで支払う物件はどうしたらよいのでしょうか。

第4章 売却交渉と売却手続きの流れ

1 任意売却は誰が主導するのか

2 債務者が債権者との交渉過程で気をつけること

3 住宅ローンを組んでいる場合の任意売却には注意が必要

4 買受人を探す

Q&A 任意売却にはどんな費用がかかるのでしょうか。

5 売価代金の配分について知っておこう

6 担保解除料について知っておこう

7 契約書をチェックする

書式 任意売却契約書

8 条件面で合意ができたら

Q&A 知り合いに保証人になってもらっているのですが、任意売却した場合、後で保証人とトラブルになることもあるのでしょうか。

第5章 強制執行と担保権実行のしくみ

1 強制執行のしくみを知っておこう

2 不動産執行はどのように行われるのか

3 強制執行の財産の調査について知っておこう

4 抵当権・根抵当権について知っておこう

5 強制管理による執行について知っておこう

6 担保権の実行について知っておこう

7 競売・任意売却のときも税金がかかる

第6章 住宅ローン返済と債務整理の方法

1 ローンで首がまわらなくなったらどうする

2 どうしても返済できないときはまず何をする

3 住宅ローンが支払えない時の対策について知っておこう

4 住宅ローン保証会社の代位弁済について知っておこう

5 債務整理の方法にもいろいろある

Q&A 新型コロナウイルス感染症の影響で、住宅ローンやカードローンなどの返済に困っていますが、何等かの救済措置はないのでしょうか。

6 支払不能になっているかどうかを確認する

Q&A 弁護士や認定司法書士に債務整理を依頼するための費用がないときはどうしたらよいのでしょうか。

第7章 個人民事再生のしくみ

1 住宅ローンなどの債務を圧縮する方法はある

2 個人民事再生とはどんな手続きなのか

3 小規模個人再生の対象債権はどうなっているのか

4 債務総額が5000万円以下であることが条件

5 個人民事再生手続きの流れを知っておこう

6 小規模個人再生の申立書類について知っておこう

7 マイホームを保持しながら債務整理する方法もある

8 住宅ローンに関する特則の対象になる債権はどのようなものか

9 保証会社に対する競売手続中止命令と再生計画を知っておこう

10 同意不要型と同意型がある

11 返済の負担を軽減する他の方法にはどんなものがあるのか

12 申立関係書類と再生計画案の書き方を知っておこう」

第8章 自己破産のしくみ

1 破産手続について知っておこう

2 債務者に財産があるかないかで破産手続の流れが変わる

3 自己破産する際の手続きの流れを知っておこう

4 自己破産するとどんなデメリットがあるのか

5 保証人が自己破産することもある

6 裁判所への申立てにかかる費用はどのくらいか

7 破産申立ての関係書類の書き方と添付書類について知っておこう

8 破産審尋から破産手続開始決定を受けるまで

9 破産管財人が選任されると管財事件になる

10 破産財団の換価・配当手続きはこうなる

11 ローン中のマイホームを抱える人が自己破産するには

書式 オーバーローンの上申書

12 破産管財人主導での任意売却について知っておこう

13 免責手続について知っておく

Q&A 自己破産して免責決定を受けると税金や社会保険の滞納分はどうなるのでしょうか。

奥付

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