- 発売日
- 2023年03月19日
- 出版社
- 民事法研究会
- 編著等
- 升田純
訴訟展開を有利に進める115のノウハウを「実戦訓」にして収録! 最新の法令・実務の動向を反映させて第5版に大幅な加筆・修正を加えるとともに、訴訟の提起、その前段階である仮処分、仮差押えの申立て、執行、訴訟活動、訴訟準備に伴う不法行為責任等の実体法上の責任を拡充して大幅な加筆をしたロングセラー! 事前準備から口頭弁論に至る訴訟活動全般にわたり、実情に則して訴訟展開を有利に進めるための類書にはない実践ノウハウを115の「実戦訓」として収録した関係者の必携書!
目次
表紙
はしがき
目次
第1部 総論編 実戦・実践のための基礎知識
第1章 本書の目的
Ⅰ 専門家以外の人と訴訟実務
Ⅱ 訴訟手続の全体像
Ⅲ 訴訟と書類・書面の重要性
Ⅳ 実務とは
第2章 紛争と解決の実情
Ⅰ 紛争とは
Ⅱ 紛争の多様性
Ⅲ 進化する紛争
Ⅳ 紛争の実質の把握
Ⅴ 紛争解決の諸手段と選択
Ⅵ 裁判手続の概要と特徴
Ⅶ 裁判外の紛争解決手続の概要と特徴
第3章 紛争解決の基準
Ⅰ 紛争の解決とは何か
Ⅱ 法律の実際の役割・機能
Ⅲ 人間関係の調整による解決
Ⅳ 紛争の全体的な解決
Ⅴ 紛争の精神的な解決
Ⅵ 条理・正義と紛争解決
第4章 紛争の法的構成
Ⅰ 法的なものの考え方の基本と実践
Ⅱ 訴訟物は難しくない
Ⅲ 訴訟物の機能
Ⅳ 訴訟物と判決の効力
Ⅴ 既判力の意義と内容
Ⅵ 執行力の意義と内容
Ⅶ 形成力の意義と内容
第2部 実務編 実戦・実践のためのノウハウ・経験知
第1章 訴訟の準備
Ⅰ 訴訟の準備の心構え
Ⅱ 個々の事件処理のための事前準備
Ⅲ 事前準備の事例
Ⅳ 訴訟物と請求原因
Ⅴ 法廷・訴訟におけるマナー
Ⅵ 管轄の選択
Ⅶ 訴訟における審理
Ⅷ 論より証拠
Ⅸ 主張責任・立証責任
Ⅹ 要件事実の考え方の実際
Ⅺ 複数の訴訟の意義と類型
第2章 書類作成の準備
Ⅰ 相談者・依頼者等の事情聴取
Ⅱ 提起の準備
Ⅲ 事実を要約する技術
Ⅳ 法的問題点の検討
Ⅴ 費用の検討
第3章 事件の類型ごとの書類作成の基本
Ⅰ 訴訟における書類作成の基本的意義と留意点
Ⅱ 建物明渡請求訴訟
Ⅲ 建物収去土地明渡請求訴訟
Ⅳ 売買代金請求訴訟
第4章 書類の提出と訴訟の流れ
Ⅰ 書類の提出と確認
Ⅱ 訴訟手続の流れの概要
Ⅲ 訴訟手続の概観
Ⅳ 民事訴訟のIT化
第5章 訴訟活動に伴う名誉毀損・プライバシーの侵害
Ⅰ 訴訟活動の実態と訴訟関係者に対する情報攻撃
Ⅱ 法的な枠組み
Ⅲ 裁判例の諸相
Ⅳ 訴訟活動のリスクと対策
第6章 基本書式例
〔参考書式例1〕本人訴訟用訴状(家屋明渡等請求事件)
〔参考書式例2〕最高裁判所モデル書式(参照)
参考資料編 実戦に役立つ裁判例
1 不当訴訟の不法行為責任に関する最三判昭和63・1・26以降の最高裁の判例・下級審の裁判例
2 不当な仮差押え・仮処分の不法行為責任に関する下級審の裁判例
3 必要的共同訴訟の判断をめぐる裁判例
4 訴訟活動をめぐる名誉毀損の不法行為責任に関する裁判例
事項索引
著者略歴
奥付