BUSINESS LAWYERS LIBRARY

論争から読み解く日本国憲法

発売日
2025年04月15日
出版社
法律文化社
編著等
倉持孝司、丹羽徹、中里見博

「歴史から」、「比較から」に続く、第3弾「論争から」読み解く憲法教科書。主権論争といった大論争だけでなく、女性天皇禁止の是非や未成年者の選挙運動禁止の是非等をテーマとして取り上げ、多様な考え方や発展学習に読者を誘う。基礎知識も学べる。

目次

表紙

はしがき

目次

第0講 「憲法」は、私たち国民が守らなくてはならない「国の最高の決まり」なのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 「憲法」とは何か

(2) 「国の最高法規」としての「日本国憲法」

(3) 「日本国憲法」の基本原理

(4) 「法の解釈」

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第1講 日本国憲法は押し付けられたのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 第二次世界大戦の日本の敗戦

(2) 日本国憲法制定に向けて

コラム1 憲法研究会「憲法草案要綱」

(3) 憲法改正の限界

(4) 占領と憲法

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第2講 天皇は男性でなければいけないのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 国民主権と象徴天皇制

(2) 皇位継承問題と基本的人権の制約

(3) 天皇の元首化を目指す憲法改正議論

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第3講 平和は戦争がないことだけを指すのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 前文からみえる平和主義

(2) 平和的生存権

(3) 9条をめぐる解釈

コラム2 日米安保条約

(4) 軍事が優先される社会―安保法制から安保3文書へ

(5) 憲法24条と平和主義

3 論争点を解明してみよう

(1) 幅広い形態の平和を想起する憲法

(2) 強者の論理である軍事の優位性

コラム3 平和的生存権の実現を求める国際活動

4 調べてみよう

第4講 国会議員は何のために存在しているのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 主権

(2) 代表制

コラム4 スイスの直接民主制

(3) 代表の選び方―選挙制度

コラム5 間接選挙

(4) 政党

(5) 公務員の選定罷免権

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第5講 内閣は自由に衆議院を解散してもいいのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 内閣

(2) 議院内閣制

3 論争点を解明してみよう

(1) 政府による解散の運用

(2) 学説における解散権論争

4 調べてみよう

コラム6 内閣は臨時会召集を長期間先延ばしにできるのか

第6講 国民が裁判官といっしょに裁判を担当する「裁判員制度」は、憲法違反なのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 司法権

(2) 裁判を受ける権利と裁判所制度

(3) 国民から遠い位置にある裁判所

(4) 司法権の独立

(5) 裁判・裁判所・裁判官

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第7講 地方の政治を国が決めてもいいのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 地方自治とは

(2) 地方自治体の事務

(3) 地方公共団体の機関・組織

(4) 憲法95条適用の地方自治特別法

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第8講 人権が保障されない人たちがいるのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 人権とは何か

(2) 人権の制限と私人間効力

(3) 人権享有主体性―人権の保障の埒外にある人たち

コラム7 「外国人」とは何か

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第9講 差別的効果をもつ法律は許されるか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 平等に関する規定

(2) 「法の下の平等」の一般的理解

(3) 平等違反の法令違憲判決

(4) 一般的理解の問題点

コラム8 ポジティブ・アクション

3 論争点を解明してみよう

(1) 夫婦同氏制は世界で日本だけ⁉

(2) 夫婦同氏制の問題点

(3) 最高裁が合憲とした理由

(4) 夫婦同氏制を差別と捉えるには

(5) 「法の下の平等」と「差別禁止」の歴史的出自の違い

(6) 「法の下の平等」と「差別禁止」の異なる意味

4 調べてみよう

第10講 思想・良心に反した行動を強要することは許されるか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 内心の自由の保障

コラム9 内申書裁判

(2) 表現の自由

コラム10 デジタル化と表現の自由

(3) 学問の自由

コラム11 日本学術会議会員任命拒否

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第11講 宗教系私立学校への公金支出は政教分離原則に反するか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 宗教とは何か

(2) 信教の自由の歴史

(3) 信教の自由

(4) 信教の自由の限界

(5) 政教分離の原則

コラム12 制度的保障

(6) 政教分離の内容

(7) 政教分離の基準と限界

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

コラム13 宗教2世問題

第12講 自分のお店に外国人を受け入れない「権利」はあるのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 経済活動の自由

(2) 職業選択の自由

コラム14 営業の自由論争

(3) 財産権

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第13講 無実の罪で死刑になることはありうるのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 日本国憲法と人身の自由

コラム15 行政手続への適用

(2) 被疑者の権利

(3) 被告人の権利

コラム16 ハンセン病特別法廷

(4) 判決確定後の権利など

(5) 冤罪を防ぐ仕組み

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第14講 未成年者の選挙運動は禁止されていいのか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 選挙とは何か

(2) 選挙権

(3) 被選挙権

(4) 選挙運動規制

コラム17 インターネット、SNSを活用した選挙運動

3 論争点を解明してみよう

4 調べてみよう

第15講 社会生活の全費用を自己責任で賄うべきか

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 社会権

(2) 生存権

(3) 教育を受ける権利

コラム18 年収103万円の壁の改革は学生支援か

(4) 労働権と労働基本権

3 論争点を解明してみよう

(1) 施策として生み出された貧困

(2) 学費の値上げ問題と教育を受ける権利

(3) 求められるのは権利意識の醸成

コラム19 実務家からリアルに学ぶワークルール授業

4 調べてみよう

第16講 災害や感染症などに備えた憲法改正は必要か

1 論争点

2 憲法の基礎知識

(1) 憲法改正とは

(2) 憲法改正の手続

(3) 憲法改正の限界

(4) 日本国憲法の改正の限界

(5) 日本における改憲論

(6) 改憲4項目

コラム20 憲法改正手続法

(7) 国家緊急権とは

(8)大日本帝国憲法下における国家緊急権

(9) 日本国憲法と国家緊急権の不在

コラム21 韓国で発動された「国家緊急権」

3 論争点を解明してみよう

コラム22 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と「惨事便乗型改憲論」

4 調べてみよう

判例索引

事項索引

[資料]日本国憲法/大日本帝国憲法

執筆者紹介

奥付

BUSINESS LAWYERS LIBRARYに登録すると
3,000冊以上の本を読むことができます。

10日間無料
お試しいただけます。

法人利用のお問い合わせ

閉じる