- 発売日
- 2020年08月15日
- 出版社
- 青林書院
- 編著等
- 齋藤浩貴、上村哲史
情報・コンテンツを適切に利用するためにはどこに留意すればよいのか? 権利者の権利を適切に保護しつつ適法な利用を潤滑に行う「法システム」と「実務」の状況を明快に解説! 令和2年改正著作権法に対応!
目次
表紙
はしがき
凡例
編著者・執筆者紹介
目次
第1章 基礎編
第1節 情報コンテンツ利用一般
Q1 他人の情報やコンテンツを利用する場合に注意すべき権利
Q2 著作権法上の権利
Q3 他人の商標の使用が権利侵害となる場合
Q4 他人の肖像や氏名の利用
Q5 他人の著作物を利用できる場合
Q6 限定提供データ
Q7 近時の著作権法改正
第2節 著作物性
Q8 著作物とは何か
Q9 応用美術とは何か
Q10 アイデアと表現
第3節 保護期間
Q11 著作権の存続期間
第4節 利用行為
Q12 著作物の利用と使用
第5節 著作物の類否
Q13 複製権・翻案権の侵害
第6節 権利制限規定
Q14 私的使用目的の複製
Q15 引用が許される場合
Q16 転載が許される場合
Q17 出所の明示方法
Q18 パロディ
Q19 フェアユース
第7節 著作物性のない情報と不法行為
Q20 著作物性のない情報と不法行為の成否
第8節 リンク
Q21 リンクを張る行為における注意点
第9節 裁定制度
Q22 著作物の利用に関する裁定制度
第10節 オープン・ライセンス
Q23 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
第2章 実務編
第1節 社内における情報・コンテンツの利用
Q1 社内検討用資料における著作物の利用
Q2 自社に関するニュース記事のデータ化
Q3 入社試験への評論の登載
第2節 企画・検討過程・試験段階における利用
Q4 プレゼン,応募資料における著作物の利用
Q5 企画書における著作物の利用
Q6 フリー素材の利用
Q7 発注書における著作物の利用
Q8 著作権侵害の判定の準備のための利用
第3節 写り込み,写し込み
Q9 屋外にある著作物の利用行為
Q10 著作物の複製への該当性
Q11 キャラクターTシャツの写り込み・写し込み
第4節 引用
Q12 パロディ・フェアユース
Q13 引用の限界─鑑定証書に絵画のコピーを添付することや,漫画において主人公がプレイするゲームに登場するキャラクターを描くことは適法か
Q14 翻訳引用,要約引用
第5節 上映,上演,公の伝達等
Q15 社屋の外壁へのテレビ番組の映写
Q16 スポーツ施設における音楽の利用
Q17 社内研修のためのDVDの上映
Q18 スポーツバーにおけるスポーツ番組の上映
第6節 ウェブサイトにおける広告
Q19 他者サイトの画像の利用行為
Q20 他者商品を撮影した画像の利用行為
Q21 オークションサイトでの美術品画像の利用行為
Q22 検索連動型広告の入札キーワードでの他社商標 の 使用
Q23 メタタグにおける他社商標の使用
第7節 他人の肖像等の利用
Q24 一般人の肖像の映り込み
Q25 芸能人の肖像の利用
Q26 容疑者の実名・顔写真の掲載
第8節 キュレーションビジネス
Q27 ウェブサイト上の会社情報,財務情報及び図表の利用
Q28 店舗情報の転載
Q29 まとめサイトの留意点
第9節 クラウドビジネス
Q30 オンラインストレージサービス
Q31 評判分析サービス
Q32 AIにおける著作物の利用
Q33 類似画像の検索サービス
Q34 テレビ放送された番組・CMの情報の提供
第10節 私的使用目的利用の支援サービス
Q35 書籍の自炊代行サービス
Q36 テレビの遠隔視聴支援サービス
第11節 動画投稿サイト
Q37 動画投稿サイトの運営者の責任
第12節 リンク
Q38 サイトや動画へのリンク
第13節 著作物性のない情報と不法行為
Q39 ニュース記事の見出しのデッドコピー
第14節 契約の成立と効力
Q40 契約の成否
第15節 類否判断
Q41 オンラインゲーム制作における著作権侵害回避
事項索引
判例索引
奥付