BUSINESS LAWYERS LIBRARY

就業規則からみる メンタル不調の予防と対応

発売日
2021年12月01日
出版社
新日本法規出版
編著等
原田 満、岡崎教行

メンタル不調の予防やメンタル不調社員への処遇で会社が対応に迷う場面を取り上げています。現行の就業規則に応じた対応や、新たに規定を策定する際のポイントを解説しています。使用者側弁護士として多くの労務問題に携わってきた弁護士が、豊富な知見に基づいて執筆しています。

目次

表紙

目次

第1章 総論

1 就業規則の意義・記載事項

2 効力関係

3 手続等

4 就業規則の不利益変更

第2章 メンタル不調予防のための体制整備

第1 健康状態の確認

1 メンタル不調を未然に防ぐため従業員の健康状態を確認するには

2 ストレスチェックを実施及び活用するには

3 テレワーク中の従業員の健康状態を確認するには

4 受診命令を策定するには

5 医師の指定をするには

6 健康情報取扱規程をどのように定めるべきか

第2 就労環境の整備

7 労働時間を管理するには

8 セクシュアルハラスメント、パワーハラスメントを防止するには

9 ハラスメントの相談窓口を設置するには

10 相互チェック制度を策定するには

11 カウンセリング制度を定めるには

12 研修・講習制度を策定するには

13 メンタル不調を予防するための福利厚生制度を設けるには

14 働き方のバリエーションを制度化する際の留意点は

15 ボランティア休暇制度を導入する場合の留意点は

第3章 メンタル不調への対応

第1 採用・就労時

16 採用選考時にメンタル不調の罹患歴を尋ねることは可能か

17 体調不良と見受けられるものの無理に出勤する従業員への対応は

18 テレワークによりメンタル不調を抱えた従業員にオフィスワークを命ずることはできるか

19 パニック障害で公共交通機関の利用が難しい従業員への対応は

20 メンタル不調に罹患していた従業員が自殺し、労災が認定された場合、上積み補償で損益相殺できるか

第2 異動・出向

21 業務軽減措置のための異動(職務変更)を行った場合の給与の取扱いは

22 職場の人間関係が原因でメンタル不調を抱えた従業員に対し、異動・出向を命じることはできるか

23 過重労働の予防と異動による労働時間の制限はできるか

第3 休職

1 休職制度の適用

24 私傷病休職制度構築の留意点は

25 メンタル不調により出勤と欠勤を繰り返す従業員を、休職させることはできるか

26 定年退職後再雇用者のメンタル不調による休職の扱いは

27 試用期間中の従業員について休職制度の適用を除外することはできるか

28 病気で欠勤中に、新たな疾病を発症し欠勤となる場合の、傷病欠勤の起算点はいつとすべきか

29 治癒が見込めない従業員に私傷病休職制度を適用しないことはできるか

30 出向中の従業員のメンタル不調の取扱いは

31 派遣社員がメンタル不調で休職となった場合は

2 休職中の対応

32 休職中に病状確認するには

33 休職者の事情を考慮して、個別に休職期間を延長することはできるか

34 休職中の賞与の取扱いは

35 私傷病により休職した従業員に対し、既に支給した通勤手当の返還を求めることはできるか

36 休職中の従業員から社会保険料を徴収するには

37 メンタル不調により休職中の従業員が転職活動や旅行をしていた場合の対応は

38 メンタル不調で私傷病休職となっている従業員が出産し、育児休業を申請した場合は

39 メンタル不調により休職中の従業員が定年を迎える場合の対応は

3 復職

40 いわゆるリハビリ出勤制度を策定する際の留意点は

41 リハビリ出勤中に症状の悪化がみられる従業員への対応は

42 主治医による休職者の復職判断の内容に疑問を感じる場合の対応は

43 主治医が同じ部署での復職は直ちには難しいと診断した場合、その旨の診断書に従って復職を拒否することはできるか

44 主治医が復職可能との診断書を提出し、産業医がそれに反対した場合、どう対応すべきか

45 休職期間満了時に復職可能か否かの判断が困難な場合の対応は

46 休職者の代替としてアルバイトを雇用したため、復職を拒否できるか

47 休職者からテレワークであれば復職可能との診断書が提出された場合に、復職を認めなければならないか

48 休職中の従業員から、主治医は復職困難との意見だが、早期に復職したいとの要望がある場合の対応は

49 復職後、すぐに病気が再発してしまった場合に、会社として再休職を命じることはできるか

50 メンタル不調により休職と復職を繰り返す従業員への対応は

51 従業員の復職時、会社が異動・出向を命じる際に、それに伴い給与を下げることは可能か

52 復職時に降格することはできるか

第4 解雇・退職

53 メンタル不調が疑われ、同僚への暴言等が見られる従業員に解雇若しくは休職を命ずることはできるか

54 医師の判断を経て復職したが、業務の継続が難しいと判断した場合、解雇できるか

55 メンタル不調により欠勤を繰り返し、連絡が取れなくなった従業員を退職として扱うことはできるか

56 同様の疾患で休職を繰り返す従業員への対応は

57 仮病の疑いにより欠勤を繰り返す従業員を解雇できるか

58 メンタル不調により遅刻や欠勤を繰り返す試用期間中の従業員を解雇(本採用拒否)できるか

59 現在は復職しているものの、定年前にメンタル不調により休職したことを理由に再雇用しないことはできるか

60 休職期間に先立つ欠勤期間を退職金の算定の対象外とすることはできるか

奥付

BUSINESS LAWYERS LIBRARYに登録すると
3,000冊以上の本を読むことができます。

10日間無料
お試しいただけます。

法人利用のお問い合わせ

閉じる