- 発売日
- 2023年02月01日
- 出版社
- 勁草書房
- 編著等
- 小賀野晶一、浦木厚利、松嶋隆弘
主要な法領域(主として私法)における代表的な一般条項を取り上げ、それらに関する現在の判例・学説の到達点を概説したうえで、主張・立証上のポイントを指摘するとともに、裁判所からみた押さえるべきポイントを示す。一般条項の主張・立証に悩む実務家必携、画期の書。第2巻では、規範的要件事実の応用編を掲載する。
目次
表紙
目次
第3部 応用的な規範的要件事実の例
第1章 労働事件1 ──解雇無効、配転無効における主張立証
Ⅰ 裁判例・学説の現状(松井丈晴)
Ⅱ 主張・立証上のポイント(上野真裕)
Ⅲ 裁判所からみた押さえるべきポイント(疋田陽太郎・山口明日香・山口幸雄)
第2章 労働事件2 ──就業規則の不利益変更における主張立証
Ⅰ 裁判例・学説の現状(井上雅弘)
Ⅱ 主張・立証上のポイント(渡邉涼介)
Ⅲ 裁判所からみた押さえるべきポイント(疋田陽太郎・山口明日香・山口幸雄)
第3章 取締役の経営判断原則における主張立証
Ⅰ 裁判例・学説の現状(金澤大祐)
Ⅱ 主張・立証上のポイント(菱田昌義)
Ⅲ 裁判所からみた押さえるべきポイント(柴﨑哲夫)
第4章 商事事件1 ──金融商品の説明義務・適合性原則違反における主張立証
Ⅰ 裁判例・学説の現状(大久保拓也)
Ⅱ 主張・立証上のポイント(冨永忠祐)
Ⅲ 裁判所からみた押さえるべきポイント(柴﨑哲夫)
第5章 商事事件2 ──システム開発契約における主張立証
Ⅰ 裁判例・学説の現状(野原俊介)
Ⅱ 主張立証上のポイント(戸高広海)
Ⅲ 裁判所からみた押さえるべきポイント(中島朋宏)
第6章 倒産事件──支払不能における主張立証
Ⅰ 裁判例・学説の現状(玉井裕貴)
Ⅱ 主張・立証上のポイント(松尾幸太郎)
Ⅲ 裁判所からみた押さえるべきポイント(山﨑栄一郎)
第7章 医療事件──医療過誤における主張立証
Ⅰ 裁判例・学説の現状(石田瞳)
Ⅱ 主張・立証上のポイント(平沼直人)
Ⅲ 裁判所からみた押さえるべきポイント(中島朋宏)
第8章 保険事件──免責事由における主張立証
Ⅰ 裁判例・学説の現状(松田真治)
Ⅱ 主張・立証上のポイント(吉原恵太郎)
Ⅲ 裁判所からみた押さえるべきポイント(中島朋宏)
第9章 介護事件── JR踏切事件以降の監督者の過失をめぐる主張立証
Ⅰ 裁判例・学説の現状(渡部朗子)
Ⅱ 主張・立証上のポイント(平沼大輔)
Ⅲ 裁判所からみた押さえるべきポイント(柴﨑哲夫)
判例索引
奥付