- 発売日
- 2025年07月01日
- 出版社
- 立花書房
- 編著等
- 丸山嘉代
捜査現場で「何罪にあたるか」「どう立証すべきか」と悩む警察官・捜査官向けに、窃盗や占有離脱物横領、強盗致傷などの実例をもとに擬律判断の考え方、着目点、捜査手法をわかりやすく解説。検察官との事件相談のノウハウや心構えも紹介し、法的判断に自信が持てる内容とする。刑事実務や捜査の最前線に立つ方はもちろん、新人にも役立つ実用書。電子書籍は上巻・中巻・下巻の3分冊構成で、下巻は『警察公論』2019年10月号(第74巻第10号)から2021年12月号(第76巻第12号)掲載分を基に制作。
目次
表紙
はしがき
目次
第29回 窃盗?それとも不可罰的事後行為?
Q1 盗んだ現金を使っても窃盗罪は成立するか?
Q2 捜査上の留意点
第30回 詐欺未遂?それとも詐欺既遂?
Q1 被害者が完全にはだまされていなくても,被疑者に詐欺未遂は成立するか?
Q2 捜査上の留意点
第31回 強制わいせつ?それとも暴行?
Q1 性的意図がなくても強制わいせつは成立するか?
Q2 捜査上の留意点
第32回 強制わいせつ?強制わいせつ未遂?それとも暴行?
Q1 強制わいせつ又はその未遂は成立するか?
Q2 捜査上の留意点
第33回 強盗予備?それとも銃砲刀剣類所持等取締法違反?
Q1 どのような場合に強盗予備が成立するのか
Q2 捜査上の留意点
第34回 死体遺棄?それとも殺人?
Q1 どのような場合に死体遺棄が成立するか?
Q2 捜査上の留意点
第35回 保護責任者遺棄致死?それとも重過失致死?
Q1 母親には保護責任者遺棄致死が成立するか?
Q2 捜査上の留意点
第36回 名誉毀損?それとも侮辱?
Q1 名誉毀損は成立するか?
Q2 捜査上の留意点
第37回 犯人隠避?それとも証拠偽造?
Q1 乙に犯人隠避は成立するか?
Q2 証拠収集上の留意点
第38回 脅迫?それとも証人威迫?
Q1 被疑者に証人威迫は成立するか?
Q2 証拠収集上の留意点
第39回 窃盗?それとも詐欺?
Q1 窃盗と詐欺が成立するか?
Q2 証拠収集上の留意点
第40回 電子計算機使用詐欺?それとも背任?
Q1 電子計算機使用詐欺は成立するか?
Q2 捜査上の留意点
第41回 偽造通貨行使?それとも偽造通貨収得後知情行使?・完結
Q1 偽造通貨行使は成立するか?
Q2 捜査上の留意点
あとがき
奥付