- 発売日
- 2015年11月16日
- 出版社
- 日本加除出版
- 編著等
- 弁護士活用術研究会
弁護士をどう活用するか? 企業が必要とする場面を、事例を用いて紹介 【企業法務の最前線で活躍する弁護士が執筆!】 ・Q&Aと事例解説による内容展開で、場面ごとの弁護士の活用形態や留意点などを解説。 ・特に事例解説では、社内で解決策を講じた場合と弁護士を活用して解決策を講じた場合を紹介、弁護士を活用するかどうかの比較検討が行いやすい内容を展開。
目次
表紙
はしがき
目次
編集・執筆者一覧
第1 総論
Q1 企業の成長戦略とリスク管理
1 企業活動の基本サイクル
2 「リスクなくして成長なし」
3 リスクを管理するとは?
4 リスク管理体制の構築
5 経営者の役割―不確実性をチャンスに変える
TEA TIME リスクテイクを促進する日本版コーポレートガバナンス・コード
Q2 企業活動と法的リスク
1 法的リスクとは
2 コンプライアンス・リスク
3 法的コントロール・リスク
4 法的紛争リスク
5 法的リスクの特徴
TEA TIME 法的リスクとレピュテーション(評判)リスク
Q3 法的リスクの管理
1 トラブル対応型からリスク管理型へ
2 法的リスク管理の実際
3 法的リスクに係るリスク管理体制
4 法的リスクの管理と弁護士の活用
Q4 法的リスクの管理と弁護士の役割
1 弁護士とは
2 弁護士になるには
3 弁護士を法的リスクの管理に活かす
4 弁護士を活用することのメリット
5 弁護士を効果的に活用するための留意点
6 ゼネラリストvs スペシャリスト
TEA TIME 司法制度改革と弁護士の新たな役割
Q5 企業による弁護士の活用
1 外部弁護士と企業内弁護士
2 両者の違いと役割分担
3 弁護士を企業経営に活かす
第2 外部弁護士
Q6 外部弁護士とは
1 外部弁護士とは
2 外部弁護士が企業に対して果たす役割
Q7 法律事務所の種類・形態
1 法律事務所の規模と専門性
2 法律事務所の種類ごとの特徴
3 法律事務所で働く人々
TEA TIME 弁護士の専門分野
Q8 外部弁護士に依頼するのに適する案件
外部弁護士への依頼が適している案件
Q9 外部弁護士の探し方
1 良い法律事務所の見分け方
2 外部弁護士の探し方
TEA TIME 弁護士による情報発信《HP, セミナーやニュースレターなど》
Q10 法律事務所の報酬体系・依頼の条件
1 法律事務所に依頼する場合の報酬と費用
2 法律事務所に依頼する場合の条件や手続
TEA TIME 弁護士への依頼と利益相反(コンフリクト)問題
Q11 顧問契約とは
1 顧問契約を締結するメリット
2 顧問料の決め方
3 顧問料の範囲で依頼できる事項は?
4 顧問弁護士の探し方
Q12 外部弁護士に相談をする場合の留意点
1 相談者
2 事前準備
3 事実関係が複雑で, 整理しきれない場合には
4 不利益な事実がある場合には
CASE 1 知的財産権侵害に関する紛争―特許
事業部による対応例
外部弁護士による対応例
CASE 2 知的財産権侵害に関する紛争―商標
事業部による対応例
外部弁護士による対応例
FOCUS 知財管理体制
CASE 3 M&Aと外部弁護士
営業部門による対応例
外部弁護士による対応例
CASE 4 内部通報窓口の役割
総務部による対応例
外部弁護士による対応例
CASE 5 不正行為と外部弁護士
倉庫部門による対応例
外部弁護士による対応例
TEA TIME デジタル・フォレンジックとは
CASE 6 第三者委員会
社内調査委員会の設置
第三者委員会の設置
TEA TIME 第三者委員会とは
CASE 7 国際仲裁・国際訴訟の留意点
子会社による対応例
外部弁護士による対応例
FOCUS 外国判決の承認・執行と仲裁条項
第3 企業内弁護士
Q13 企業内弁護士とは
1 企業内弁護士とは
2 企業内弁護士を活用する企業
3 企業内弁護士のバックボーン
TEA TIME インハウスローヤーの増加と多様化
Q14 企業内弁護士の特徴と役割
1 企業内弁護士を採用するメリット
2 企業内弁護士と外部弁護士との違いや役割分担
TEA TIME 企業以外でも活躍するインハウスローヤー
Q15 企業内弁護士の活用場面
1 企業内弁護士を有効に活用できる業務
2 外部弁護士に依頼している業務の内製化
FOCUS 産業団体を通じた活動
Q16 企業内弁護士の探し方, 選び方
1 企業内弁護士の探し方
2 企業内弁護士の選び方
3 企業内弁護士の選考における失敗例
Q17 企業による弁護士の採用
1 企業内弁護士に対する給与
2 企業内弁護士の雇用条件とその他従業員の雇用条件
3 企業内弁護士を初めて採用する場合の留意事項
Q18 企業による企業内弁護士の処遇
1 企業内弁護士の配属部署
2 企業内弁護士の役職
Q19 企業内弁護士の研修機会
1 企業内弁護士の研修
2 企業内弁護士のキャリアプラン
FOCUS 法律事務所への出向経験は有益な研修機会となりますか?
CASE 8 相談業務①
製造部門による対応例
企業内弁護士による対応例
CASE 9 相談業務②
マーケティング部による対応例
企業内弁護士による対応例
FOCUS 法務研修
CASE 10 契約審査
広報部による対応例
企業内弁護士による対応例
CASE 11 ライセンス契約
広報部による対応例
企業内弁護士による対応例
CASE 12 事業協力
事業開発部による対応例
企業内弁護士による対応例
CASE 13 営業秘密
人事部による対応例
企業内弁護士による対応例
FOCUS 営業秘密
CASE 14 労務問題
人事部による対応例
企業内弁護士による対応例
FOCUS 労務管理
CASE 15 内部通報
総務部による対応例
企業内弁護士による対応例
CASE 16 不正行為への対応
事業部による対応例
企業内弁護士による対応例
FOCUS 社内不倫とコンプライアンス
CASE 17 独占禁止法
事業部による対応例
企業内弁護士による対応例
CASE 18 消費者法と行政対応
企画開発部門による対応例
企業内弁護士による対応例
FOCUS パブリックアフェアーズにおけるインハウスローヤーの可能性
CASE 19 上場審査への対応
総務部による対応例
企業内弁護士による対応例
CASE 20 日系企業における海外子会社のマネジメント
海外子会社による対応例
企業内弁護士による対応例
第4 ジェネラル・カウンセル/チーフ・リーガル・オフィサー
Q20 ジェネラル・カウンセル/チーフ・リーガル・オフィサーとは
TEA TIME 「攻めのガバナンス」とGCの必要性
Q21 GCが果たす役割, 導入のメリット
1 法務部門の統括責任者としての側面
2 経営陣の一員として経営上の意思決定に関与する側面
TEA TIME 「法務」にとどまらないGCの役割
Q22 なぜ今GCなのか
TEA TIME 中小企業におけるGC導入のメリット
Q23 GC導入に関する課題・検討事項
1 GCの導入/就任が進んでこなかった要因
2 GCをどのように見つけるか
3 GCの採用における役職, 給与条件等
TEA TIME 実はもう日本企業にもGCがいる!?
Q24 欧米等の状況
1 飛躍的に高まるGCの役割
2 GCの報酬水準
CASE 21 海外M&A
M&A関連部門による対応例
GCによる対応例
CASE 22 危機管理対応
事業部による対応例
GCによる対応例
CASE 23 海外訴訟対応
事業部による対応例
GCによる対応例
CASE 24 役員への対応
人事部による対応例
GCによる対応例
CASE 25 海外法律事務所のマネジメント
事業部による対応例
GCによる対応例
第5 社外取締役・監査役
Q25 社外取締役・監査役とは
1 取締役・監査役とは
2 株式会社の組織構造
3 社外取締役・社外監査役とは
Q26 社外取締役・監査役の果たす役割
1 期待される役割
2 会社の業務を知らなくても役に立つか?
3 会社の業務推進の足かせにならないか?
Q27 社外取締役・監査役を必要とする会社
1 社外取締役を必要とする会社
2 社外監査役を必要とする会社
3 非上場のオーナー企業の場合
Q28 社外取締役・監査役としての弁護士の適性・資質・能力
1 適任な人材
2 弁護士は適任か
3 顧問弁護士が社外取締役・監査役になること
Q29 社外取締役・監査役への弁護士の就任事例
1 弁護士の就任状況
2 報酬の目安
事項索引
奥付