- 発売日
- 2017年07月25日
- 出版社
- 日本加除出版
- 編著等
- 松澤綜合会計事務所
―会計不正と戦う全ての方へ― 豊富な経験を持つ著者が、実話をもとに、会計不正の手口や発見のヒントを具体的に解説! 【筆者らが自ら経験した会計不正事例をもとに執筆!】・第三者委員会等が作成し公表されている報告書事例の解説や論評に終始した、「後出しじゃんけん」のような内容ではない。 ・「懐疑心の保持が重要だ」等の精神論的な内容のものではない。 ・Q&Aと称して様々な書籍をコピー&ペーストしただけの書籍とは異なる
目次
表紙
まえがき
目次
コラム目次
第1章 会計不正を発見できない理由を探る
第1 会計不正の特性を知る
1 会計と不正の領域の理解
2 会計不正の被害状況
3 手口の存在
4 統計等から会計不正の特性を理解する
5 粉飾決算の一般的手口と類型
第2 不正調査における都市伝説と不正発見のヒント
1 全てが詳らかになるインタビューテクニック
2 会っただけで不正をしているか否かを判断できる
3 魔法のチェックリストが存在する
4 懐疑心の保持により不正を発見できる
5 決算書を眺めると会計不正の有無が判別できる
6 ITを活用すると粉飾決算が発見できる
7 「手口」は年々巧妙化している
第2章 フォレンジック会計士が遭遇した会計不正の事例考察
第1 水産ビジネスに潜む罠
1 会計不正の看過と問題点
2 循環取引の特徴
第2 新規事業に手を出した老舗企業に潜む罠
1 経営者による説明
2 会計不正の看過と問題点
第3 長期請負ビジネスに潜む罠
1 会計不正の看過と問題点
2 建設業の特徴
第4 小売業に潜む罠
1 経営者による説明
2 会計不正の看過と問題点
3 小売業の会計不正の特徴
第5 グループ会社取引に潜む罠
1 経営者による説明
2 会計不正の看過と問題点
第6 偽装された売上と贈賄に潜む罠
1 汚職行為の類型と手口
2 会計不正の看過と問題点
3 手口の違いにみる発見の端緒
第7 補助金に潜む罠
1 学校法人の財務報告等
2 会計不正の看過と問題点
第8 入札に依存した事業に潜む罠
1 入札参加資格
2 会計不正の発生要因
第9 サプライチェーンのグローバル化に潜む罠
1 会計不正の手口
2 金融機関の対応
3 サプライチェーンのグローバル化による会計不正リスク
4 調達(購買)不正とその兆候
5 製造不正とその兆候
6 製造不正の手口を考慮した原価管理
7 流通不正とその兆候
第10 予算達成に取りつかれた子会社社長に潜む罠
1 会計不正の看過と問題点
2 計画予算の作成方法の検証
3 子会社にて会計不正が発覚した場合の対処方法
第11 SNSに取りつかれたベンチャー社長に潜む罠
1 OM社のビジネスモデルの検討
2 会計不正の手口(振込人名の偽装)
3 リース・レンタル等の主な違い
4 真の成長企業を見抜く
第12 パソコンの転売を日常化した子会社役員に潜む罠
1 犯罪の概要
2 役職員等の横領等がある場合の税務問題
3 横領行為等に係る損害賠償金の計上時期
4 役職員等が横領行為等から得た利得とその課税処理
第3章 会計不正の調査と対応
第1 初動調査が重要
第2 実態調査は仮説検証アプローチで
1 適格な情報を収集する
2 アンケート調査を活用する
3 フォレンジックテクノロジーを活用する
4 調査範囲を検討する
5 効果的にインタビューを実施する
6 海外での会計不正は要注意
第3 要因分析を実施して是正措置へ
1 緊急対応
2 抜本対応
第4 報告の仕方で調査の印象が変わる
第5 調査報告書の記載例と調査手順の確認
1 表紙・宛先等
2 結果要約(Executive summary)
3 前提事項と背景情報(Background)
4 調査範囲・調査手続(Investigation Scope and Procedure)
5 調査結果(不正の手口╱Fraud Schemes)
6 調査結果(要因分析╱Fraud risk factor)
7 調査結果(関与者の特定)
8 是正措置(Corrective action)
第6 高くついた代償
(1) 破産か再生か
事例紹介18 製造業
事例紹介19 サービス業
第4章 再発防止策の実践
第1 経営者のコミットが土台創りに有効である
(1) 経営者に率先してもらう
第2 部門横断的にプロジェクトチームを組成する
(1) 法務コンプライアンス担当部門
(2) 経理担当部門
(3) 内部監査担当部門
(4) 人事担当部門
第3 不正の定義とリスク評価を実施する
(1) 会計不正を定義する
(2) 初期的リスク評価
(3) 継続的評価
第4 道標となる行動規範を策定する
(1) 有効な行動規範の条件
(2) 行動規範の作成手順
(3) 経営者のレビューポイント
第5 人事関連規程を改訂から教育へ
(1) 諸規程の改訂
(2) 人材育成・教育研修は怠らない
第6 手口を無効にする統制をデザインする
第7 取引先との共謀を回避する
第8 内部監査を工夫する
(1) 不正対策の浸透度を知る
(2) 内部監査の高度化
第9 通報制度の高度化を目指す
1 最低限必要な制度設計
2 継続的な周知
3 通報窓口の対応の向上
第10 監査役・監査委員を巻込む
1 経営者不正の不正リスク要因の察知
2 取締役とのコミュニケーション強化
3 関係機関等からの情報入手及び連携強化
第11 来たるべき有事に備える
第5章 おわりに
「どうやったら不正がなくなるか。」
巻末付録
事項索引
主な会計不正の類型(例示)
参考文献
著者及び執筆応援団
奥付