BUSINESS LAWYERS LIBRARY

組合・会社・社会

発売日
2024年03月22日
出版社
岩波書店
編著等
石川真衣

民法の「組合」と商法の「会社」を別異に解する日本と異なり、フランスではすべての会社形態が民法の「ソシエテ」概念の下に整理されている。これは何を意味するのか。ソシエテ概念を手がかりに会社法制を再考する。

目次

表紙

はしがき

目次

略語表

序章――フランス会社法におけるソシエテ(société)概念

第Ⅰ部 フランス株式会社法の形成と展開

第1章 株式会社の原点としてのソキエタス

第2章 フランスにおける株式会社の原型の発生と展開

第1節 フランス南部・トゥルーズの水車事業

第2節 フランス北部の鉱山事業

第3節 フランスの特許会社(コンパニー)

第3章 株式会社法制の基礎の形成

第1節 1807年商法典と株式会社の設立許可制

第2節 設立許可制の下での株式会社の発展

第3節 1867年7月24日の法律と株式会社の設立準則主義

第4節 1867年7月24日の法律における株式会社像

小括

第Ⅱ部 フランス株式会社法における資本概念

第1章 設立時の資本確保の課題

第1節 設立許可の判断基準としての資本

第2節 全額引受・分割払込制の採用の意義

第3節 現物出資に対する規制

第2章 設立後の資本確保の課題

第1節 確定利息条項の効力と違法配当の問題

第2節 利益の内部留保の正当性

第3節 存続期間満了前の解散基準としての資本金の役割

第3章 株式会社における資本金概念の役割

第1節 株式上場基準としての資本金

第2節 資本金概念の再検討の動きと資本金の機能

小括

第Ⅲ部 フランス株式会社法におけるソシエテ契約概念の機能

第1章 会社の機能確保のためのソシエテ契約

第1節 株主とアソシエ(associé)

第2節 アソシエの定義をめぐる議論

第2章 フランス会社法におけるアソシエ概念と株式会社における活用

第1節 アソシエであり続ける権利・ソシエテにとどまる権利

第2節 アソシエの義務の増加の禁止

第3節 アソシエの議決権

第4節 アソシエ共通の利益

第3章 株式会社の規制手法としての一般規定とソシエテ契約

第1節 ソシエテ契約の再検討の動き

第2節 2019年PACTE法の制定とその影響

第3節 フランス株式会社法におけるソシエテ・ソシエテ契約の機能

小括

終章――結論と今後の課題

あとがき

初出一覧

索引

著者略歴

奥付

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