BUSINESS LAWYERS LIBRARY

読む

実例 少年法

発売日
2023年07月15日
出版社
青林書院
編著等
河原俊也

「令和の少年実務」の実情を分かりやすく詳解! 事件処理において比較的よく生じる問題や法改正に伴って生じてきた問題を取り上げ、実務的な解決の一例を示す。第1編「設問と解説」は、少年事件を現に担当している裁判官が、第2編「特別論稿」は、ベテラン刑事裁判官、少年事件に精通した研究者、弁護士が執筆。少年事件を担当するに当たってよき「相談相手」となる1冊。

目次

表紙

はしがき

編著者・執筆者紹介

凡例

目次

第1編 設問と解説

第1問 審判運営

総論

1 少年審判の目標

2 教育的措置(保護的措置)

3 少年審判期日の流れ

4 留意点

設問と解説

設問1

設問2

設問3

1 はじめに

2 各設問の検討

3 おわりに

第2問 処遇選択

総論

1 審判不開始決定

2 不処分決定

3 知事又は児童相談所長送致決定

4 保護処分決定

5 検察官送致決定(逆送決定)

6 試験観察

7バートランド・ラッセル『人生についての断章』(みすず書房、1979)から

設問と解説

設問1

1 問題の所在

2 特定少年に対する保護処分の犯情の軽重による制約

3 要保護性による処遇選択

4 少年院の収容期間の定め方

5 特定少年に対する保護観察

設問2

6 問題の所在

7 刑事処分相当の検察官送致

8 少年法20条2項の原則検察官送致

9 特定少年の原則検察官送致

10 本設問について

第3問

総論

1 非行のある少年の意義

2 類型

3 非行事実の記載例

設問と解説

設問1

設問2

1 設問1

2 設問2

第4問 否認事件

総論

1 少年審判の非形式性と適正手続による事実認定

2 審判の出席者

3 事実認定についての心構え

設問と解説

設問1

設問2

1 はじめに

2 審理計画の策定

3 否認事件における調査官調査

4 捜査段階では自白していた場合はどうか

5 少年の住所が管轄外であった場合

6 覚醒剤自己使用事件の場合

第5問 観護措置質問手続と一時帰宅

総論

1 心身鑑別の内容、期間等

2 観護措置決定手続の一例

設問と解説

1 はじめに

設問1

2 妊娠中絶を希望している女子少年について

3 別件で既に少年院送致決定を受けている少年について

4 その他の一時帰宅相当事案について

設問2

5 調査官事前面接

6 観護措置質問手続

7 出頭確保のための方策

設問3

8 観護措置の必要性

9 観護措置質問手続

10 少年鑑別所への押送

第6問 調査及びカンファレンス

総論

1 法的調査

2 社会調査

3 カンファレンス

設問と解説

設問1

1 書記官による事前点検とは何か

2 裁判官による法的調査

3 法的調査と社会調査

4 社会調査の留意点

5 社会調査の留意点の伝達手段・方法

設問2

6 カンファレンスを行う意義

7 社会調査のプロセスとカンファレンスのタイミング

8 裁判官と調査官の意見の一致と相違

第7問 犯罪被害者等への配慮

総論

1 少年審判非公開の原則と法改正

2 被害者調査

設問と解説

設問1

設問2

1 設問1について

2 設問2

第8問 少年の刑事事件

総論

1 少年被疑事件の捜査

2 検察官送致決定をした場合の手続の流れの概要

3 55条移送決定

4 宣告刑の特例

5 刑の執行

設問と解説

設問1

設問2

設問3

1 少年の勾留についての概説

2 少年の勾留請求についての検討

3 設問1について

4 設問2について

5 少年の刑事裁判についての留意点

6 設問3について

第2編 特別論稿

論稿1 少年事件の抗告審における保護処分決定の審査

1 はじめに

2 少年事件の抗告審

3 処分不当の審査

4 特定少年の処遇選択の審査

5 事実誤認の審査

6 法令違反の審査

7 おわりに

論稿2 「対話」に基づく付添人活動の実践

1 少年審判と付添人活動の本質

2 環境調整活動

3 捜査段階の弁護活動

4 審判段階での付添人活動

5 令和3(2021)年改正少年法における特定少年の位置付け

6 最後に

論稿3 少年法改正の内容と今後の課題

1 はじめに

2 平成期の少年法改正

3 令和3年改正

事項索引

判例索引

奥付

BUSINESS LAWYERS LIBRARYに登録すると
3,000冊以上の本を読むことができます。

10日間無料
お試しいただけます。

法人利用のお問い合わせ

閉じる