- 発売日
- 2023年01月30日
- 出版社
- 東洋経済新報社
- 編著等
- 浜辺 陽一郎
経済安全保障、国際的人権対応を踏まえた最新法令等を反映し全面改訂。実例を織り交ぜ、さまざまなケース別、法令別にノウハウを提示。(※本書は、旧版[第4版]の掲載があります。)
目次
表紙
はじめに
目次
第1章 基礎編
1コンプライアンスとは何か
2 コーポレート・ガバナンスにおけるコンプライアンス
3 ソフトローとプリンシプル・ベースの規律
4 内部統制の制度化によるコンプライアンス推進
5 コンプライアンス経営の必要性と重要性
6 コンプライアンス経営と業績・効率性
7 発覚必至の経営環境
8 コンプライアンスの限界と外延
COLUMN 「体制」と「態勢」
第2章 組織編
9 コンプライアンス経営の全体像
10 できるところからやるコンプライアンス経営
11 コンプライアンスの基本的体制整備
12 コンプライアンスを推進する組織作り
13 機関設計に応じたコンプライアンス体制
14 企業集団の内部統制─グループ経営の重要性
15 コンプライアンス担当役員─CCO
16 コンプライアンス統括部門の役割
17 法務部門の充実・強化─付加価値アップに向けて
18 コンプライアンス委員会─その役割の多様性
COLUMN CSR、ESG、サステナビリティ、SDGs等もコンプライアンスか?
第3章 実行編
19 企業コンプライアンスの出発点
20 コンプライアンスに必要な情報収集
21 自社に応じた適切なルールを作る
22 社内規程の作り方─自分たちを規律するルール
23 企業倫理規程のあり方─モラルアップへの行動指針
24 アナウンス効果で注意を喚起
25 継続的研修・教育で周知徹底
26 内部通報制度の構築─公益通報者保護法を踏まえて
27 問題対応窓口での対応─誠意をもって公正・公平に
28 事実関係調査と状況判断
29 調査後の対応─誠実な対応が信頼を確保
30 第三者委員会の活用─深刻な不祥事への対応
31 意識調査と効果検証による見直し
COLUMN コンプライアンスにコストをかける理由
第4章 ノウハウ編
32 コンプライアンスのための文書の作り方
33 情報・文書の管理方法─イザという場合の備え
34 弁護士の活用─使いこなすための知恵
35 コンサルタント・公認会計士・税理士等の活用
36 外部コンサルのコントロール─実効性を意識した管理
37 役所官庁とのつきあい方─健全な関係維持のために
38 警察との連携─反社対応では緊密に
39 裁判所の活用─紛争解決の最後の砦
40 社内処分と人事対応─厳正な対応に姿勢が表れる
41 対内的・対外的開示とメディア対応
42 コンプライアンスの効率性とコスト管理
COLUMN 縮小しつつある日米の法務環境格差
第5章 各法分野における注目ポイント――各論編
43 会社法と金商法関連─ガバナンスとファイナンスの規律
44 グローバル化に対応したコンプライアンスの強化
45 経済安全保障
46 環境法規制への対応─地球環境の保全が大前提
47 汚職・贈収賄防止と政治献金
48 独禁法・不正競争防止法─フェアな競争を促進する
49 消費者保護法関連─レピュテーションに敏感に
50 知的財産権法─知財立国のための知財強化
51 情報管理と個人情報保護法
52 労働法・ハラスメント問題
53 税法関連─高い納税意識の必要性
COLUMN 六法全書のない米国
第6章 それぞれにとってのコンプライアンスの意義
54 経営陣ないし役員個人にとって
55 管理職にとって
56 研究開発部門にとって
57 検査・チェック部門にとって
58 一般従業員にとって
59 中小企業にとって
60 企業社会全体にとって
61 国際法秩序の構築に向けて
おわりに
奥付