BUSINESS LAWYERS LIBRARY

弁護士の情報戦略

発売日
2018年10月23日
出版社
民事法研究会
編著等
高井伸夫

「新説」こそ情報であり、「新説」想像力を発揮することはAI時代のビジネスパースンの楽しみ! 「新説」創造力の発揮こそ「情報戦略」であるとの考えから、著者が実践してきた新説を例にして、具体的な創造の過程を読者と共有し、読者による新説創造力の発揮を促す1冊! 弁護士技術、法律、事務所経営、人間力など多岐にわたる分野の情報戦略のあり方を明示! 弁護士の方、特に若手弁護士に必携の書! 一般企業に勤めている方にも、日々使える手順・ノウハウがここにある!

目次

表紙

はしがき~「新説」創造力の重要性

目次

序章 弁護士の情報戦略とは何か

1 【弁護士の情報戦略は新説の創造・発表】新説を創造し続けること、発表し続けることが弁護士の情報戦略となる

2 【新説の役割と弁護士の価値】新説は社会を進歩させる、いわば自動車のアクセルである ――アクセルを踏まない弁護士は不要

3 【有力弁護士は新説に取り組む】常に新たなテーマに取り組み、新説創造力を持つ者が、社会で存在感を発揮する

4 【不屈の魂が新説を生み出す】新説は未知の世界であり、楽しみでもあるが、鍛錬に鍛錬を重ねた結果である

5 【経営者感覚と情報発信は両輪】経営者感覚のない情報発信は物事の真髄に迫れない

第1章 弁護士技術上の新説

6 【リストラの方法に関する新説】大胆なリストラは、経営陣の決意表明の下、2段階で行う

7 【人事・労務問題のとらえ方に関する新説】労働訴訟=〝全身訴訟〟は新たな意味をもって現代に通用する

8 【依頼者への対応に関する新説】「3連勝主義」――依頼者に勝ち癖をつけさせることが本丸を落とすことにつながる

9 【問題発見・解決に関する新説】相手方の人間的な資質や能力を見極めることが問題の発見と解決につながる

10 【弁護技術向上に関する新説】「尽くすべきは尽くす」、自らの五感を使ってとことん情報を集め、最善を尽くす

11 【解決策の実現に関する新説】「この策に展望あり」――当事者を鼓舞する「大義名分」を常に意識することが解決につながる

12 【解決策の見出し方に関する新説】弁護士にとってタイミングほど重要なものはない

13 【反対尋問に関する新説】傍聴人に聞いてもらえる反対尋問こそ価値がある

14 【訴訟における信頼関係に関する新説】裁判官の共感・信頼を得るべく努めることが依頼者との信頼関係を強化する

15 【弁護士の職務に関する新説】弁護士は人を幸せにするために生きている ――それを理解することがひとかどの弁護士になる一歩

16 【弁護士の専門分野に関する新説】「専門分野」だけでなく複数の「得意分野」を持たなければ暗い時代は乗り切れない

17 【専門的職業人に関する新説】考えぬくことができない専門職はAIに取って代わられる

18 【弁護士の価値に関する新説】新しいことにチャレンジしない弁護士は、特に変化の早い時代には役に立たない

19 【研究者との交流に関する新説】研究者との交流は、法の思索の発展に寄与できる源泉である

第2章 法律上の新説

20 【労働紛争の解決に関する新説】人事・労務は競争的解決と協調的解決の統合を目指さなければならない

21 【個人主義・集団主義に関する新説】個人主義を理解できないと世界の中で孤立し、国としての生産性が下がるおそれがある

22 【雇用契約の性質に関する新説】在宅勤務の推進は雇用契約を請負契約化する

23 【労働組合に関する新説】労働組合は感性的な存在であり、争議権こそ労働三権の大元である

24 【キャリア権に関する新説⑴】企業が短命になり人生100年時代の今キャリア権の法制化が必須

25 【キャリア権に関する新説⑵】キャリア権は、働く者の士気に好影響を及ぼし、企業・組織等の活動にとって利益になる

26 【キャリア権に関する新説⑶】キャリア権についての情報発信が未来社会を明るくする

27 【健康経営に関する新説】健康経営はヒト・モノ・カネなどすべてについて健康でなければならない

28 【メンタルヘルスに関する新説⑴】メンタルヘルス対策は人間性の崩壊・喪失への対策でなければならない

29 【メンタルヘルスに関する新説⑵】現在のストレスチェックではメンタルヘルスを守ることはできない

30 【メンタルヘルスに関する新説⑶】チャレンジに伴うよいストレスを経験しよう!

第3章 事務所経営上の新説

31 【事務所経営の中核に関する新説】法律事務所こそ絶えざるイノベーションを必要とする場である

32 【リーダーシップに関する新説⑴】リーダーシップは組織の文化が育てる ――〝称賛〟の文化で切磋琢磨を継続する

33 【リーダーシップに関する新説⑵】困難を自らの工夫で乗り切ることが、心力・胆力を磨く一番の方法である

34 【事前準備に関する新説】常在戦場――自分の価値判断基準・優先順位を日頃から決めておくことが迅速な判断を可能にする

35 【新事業への進出に関する新説】新説、新分野、新事業へ動きながらバランスをとるのが事務所経営の醍醐味

36 【事務所のリスクに関する新説】克服すべきリスクか、克服し得ないリスクかの見極めが最も重要な経営判断である

37 【良心経営に関する新説】所属する弁護士・スタッフにキャリアアップする環境をつくることが事務所の良心経営

第4章 人間力上の新説

38 【格差問題に関する新説⑴】公平・公正な評価と処遇が格差を受け入れ生きがいをもたらす

39 【格差問題に関する新説⑵】地域格差の解消は地域密着ではなく〝地域創生〟から始まる

40 【思いやりのある資本主義に関する新説】倫理・道徳を大切にした公正な企業活動を日本から発信する

41 【人間の生き方に関する新説】最上位は「志」であり、その次に「真・善・美」「夢・愛・誠」「道義・道理・道徳」がある

42 【社会の活性化に関する新説】嫉妬の文化から脱却し、称賛の文化とならなければならない

43 【人間の労働に関する新説】完全なる人間性の発揮である「ヒューマンワーク」が時代を切り拓く

44 【「ヒューマンワーク」に関する新説】「ヒューマンワーク」は時間によらない正当な評価とメンタルケアで成長につながる

あとがき

奥付

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