- 発売日
- 2024年01月26日
- 出版社
- 日本実業出版社
- 編著等
- 保坂康介
何らかの交渉をする機会は沢山あります。でも押しが弱いし話すのも上手くない…できれば避けたい方も多いでしょう。本書はそんな人でもあらゆる場面で使える交渉術を紹介。心理カウンセラー資格をもつ弁護士で、口下手な著者だからこその実践的ノウハウです。
目次
表紙
はじめに
CONTENTS
第1章 すべての交渉で大事なのは「負ける」技術
1 気弱さん・口下手さんこそ交渉でうまくいく
2 気弱さん・口下手さんは話すことにネガティブな思い込みがある
3 気弱さん・口下手さんにまず最初にやってほしいこと
4 交渉では相手を「認めて」、願望を「満たしてあげる」
5 「負ける技術」とは相手に満足してもらう技術
6 「準備」「対話」「クロージング」を少し変えるだけで交渉は丸くおさまる
COLUMN 「返報性の原理」とは
第2章 自分の願望について「準備」しておくことが超大事
1 自分が本当に求めているのは何なのかを探っておこう
2 本当に希望することを知るには「リストアップ」がお勧め
3 希望がかなったときのデメリットもリストアップ
4 リストアップした項目の1つひとつを検証しておこう
5 リストアップの裏に潜んでいるネガティブな感情をコントロールする方法
COLUMN 探った感情を自分に許可してあげよう
6 「バトナ」(代替案)は心の余裕になる
7 人を嫌ってはいけないというタブーを取っ払おう
8 相手との共通点を見つけるように意識してみよう
第3章 相手の気持ちに寄り添い意見を受け入れてもらえる「聴き方」
1 常識を横に置いて「相手の言いたいこと」を聴こう
2 話を「聞く」と話を「聴く」の違いを知ろう
3 自分の損得は考えず相手の言うことを聴こう
4 相手の話を正そうとしてはいけない
5 たたみかけるようにたくさん質問してはいけません
6 安易に同意や同感を示すのは基本的に避けよう
7 解決策を提示したりせず相手の状況を知ろう
8 聴くときは、決めつけや評論、分析をしないように
9 笑いや冗談に逃げるのはNG無理につくる笑顔もいりません
10 「聴く」ために「アクティブリスニング」を使おう
11 相手の言葉を「繰り返す」聴き方を身につけよう
12 相手の言葉を「まとめる」聴き方を身につけよう
13 交渉相手の「気持ち・感情をくむ」聴き方を身につけよう
14 相手から言葉を引き出す「パッシブリスニング」を使おう
15 「沈黙」という聴き方を身につけると超有利
16 「なるほど」「そうなんですね」の使い方を身につけよう
17 「チャンキング」の言葉がけでさらに情報を引き出そう
COLUMN 「共感」は相手の「怖い」「悲しい」「腹が立つ」を理解すること
第4章 勝っているとも負けているとも感じさせない話し方・伝え方
1 自分が不利なときでも相手の話をまず聴いてから
2 多く話し過ぎない聴く8割・話す2割くらいでちょうどよい
3 大事なのは伝わること話し方は下手でいい
4 話すスピードはゆっくり過ぎるくらいがちょうどよい
5 沈黙であなたの評価は下がらない沈黙を怖がる必要はない
6 結論は最初に伝えるべき?それとも最後に伝えるべき?
7 自分の感じた感情を「Iメッセージ」で伝えよう
8 「こうしてほしい」ではなく「こうしてもらうと嬉しい」と伝えよう
9 意見が対立しているときの伝え方とブレインストーミング
COLUMN 「ブレインストーミング(ブレスト)」のやり方
10 相手に対して少し身体を斜めにして話そう
第5章 ここが大事!相手に花を持たせるクロージング
1 「WE」(私たち)を意識すると相手も同じほうを向いてくれる
2 相手に選択肢をつくらせてこちらが選ぶようにする
3 あなたの提案が相手にとって「重要かつ可能であること」を示す
4 現状と提案内容のギャップを伝えて相手の感情を動かそう
5 お互いのメリットに加え「三方よし」の精神を意識する
6 結論が出た後に「プチ・サプライズサービス」をする
第6章 つねに「丸くおさめる」ために取り入れたい心の習慣
1 普段から瞑想などで深い呼吸を心がけよう
2 普段から「ゆっくり」を心がけておこう
3 「大丈夫」感を育てておこう
4 「ねばならない」思考、「べき」思考を手放していこう
5 いつも「ありがとう」と言う習慣をつけよう
6 普段から自分のことを満たしてあげる
おわりに
奥付