- 発売日
- 2019年12月10日
- 出版社
- 法律文化社
- 編著等
- 佐渡友哲
持続可能な社会のゴールを示すSDGsについて平和学の視点から考察する。SDGsの生成と平和学の展開との交錯を学術的に整理し、SDGsの理念・価値を再考する。平和学が目標達成へ向けてどのような役割を果たせるかを明示する。
目次
表紙
はじめに
目次
第1章 平和学の誕生とその発展過程
1 20世紀の平和学を振り返る
( 1 )平和学の誕生とその特徴
( 2 )平和学の発展過程
2 平和の多様性と構造的暴力論
( 1 )平和概念の多様性
( 2 )構造的暴力論の視点
第2章 国連における南北問題と構造的暴力の解決
1 経済開発・社会開発から人間開発へ
( 1 )国連における南北問題
( 2 )今日の南北問題の課題
( 3 )国連における構造的暴力の解決
2 「ミレニアム開発目標」(MDGs)から「持続可能な開発目標」(SDGs)へ
( 1 )MDGs はどのように生まれたのか
( 2 )SDGs 策定までの背景
( 3 )SDGs の特徴とは何か
第3章 SDGs 時代の平和学を求めて
1 SDGs 達成への課題・評価・批判
( 1 )SDGs 達成への全員参加
( 2 )SDGs 達成への課題と評価
( 3 )SDGs そのものに対する批判
2 現代の構造的暴力とは何か
( 1 )新自由主義グローバリゼーションによる構造的暴力
( 2 )移民・難民・強制移動民問題にある構造的暴力
( 3 )近代500年間の西欧と非西欧との関係にある構造的暴力
第4章 SDGs 達成のための多様なアクターの役割
1 ローカルな視点から考える
( 1 )多様なアクターによる全員参加
( 2 )スローフード運動から考えるローカリズム
( 3 )ローカルとグローバルの対話
( 4 )ローカリズムの思想と活動
( 5 )内発的地域経済論とサブシステンス論の視点
2 エシカル消費とESG 投資の視点
( 1 )エシカル消費の活動とその意義
( 2 )ESG 投資という選択
第5章 アクティブ・ラーニングで学ぶSDGs
1 現地で学ぶ持続可能な開発
( 1 )事例:スタディツアーで学ぶSDGs
( 2 )現地で行うワークショップの意義
2 アクティブ・ラーニングの事例と意義
( 1 )アクティブ・ラーニングとしてのスタディツアー
( 2 )平和学におけるアクティブ・ラーニング
( 3 )アクティブ・ラーニングの意義と評価
第6章 平和学の課題と展望
1 これまでの総括
( 1 )平和学の価値と客観性
( 2 )現代グローバル化社会の危機と懸念
2 これからの平和学
( 1 )グローバルリスクと教皇回勅の衝撃
( 2 )地球市民社会への期待
主要参考文献一覧
あとがき
著者紹介/底本奥付
電子版奥付