- 発売日
- 2019年08月09日
- 出版社
- 中央経済社
- 編著等
- 佐々木義孝
3つの事業会社でCFOとして「資本政策」と「経営計画」の策定に携わり、IPOに導いた実務者による解説書。実際の経験を踏まえているので、気になる疑問・留意点がわかる。
目次
目次
第1章 資本政策と経営計画はセットで考える!
1 資本政策の根拠を経営計画とする
2 経営計画に基づき資金使途を明確化する
3 予想B/Sと資本政策はあわせて考える
第2章 資本政策はイグジット時点を常に想定する!
4 資本政策は利己主義で
5 バリュエーションは上げ過ぎず下げ過ぎず
6 エンジェルをサポーターに
7 シナジー創出できる事業会社を入れる
8 優先株式は複雑過ぎず
9 コンバーティブルエクイティの活用も
10 ストック・オプション付与はコア人材中心に
11 ストック・オプションの税制適格要件に注意する
12 ストック・オプションにはベスティング条項をつける
13 ストック・オプションの発行比率は10%前後を目途に
14 信託受益権方式のストック・オプションを活用する
15 創業者の資産管理会社は早めに作る
16 早期に従業員持株会を設立する
17 IPO時の適正な株主構成を考える
18 IPOは株式マーケットへのマーケティング活動と捉える
19 IPO後のセカンドファイナンスを見据える
20 IPO後の多様なエクイティファイナンスで発展を志す
第3章 エクイティストーリーは投資家視点を常に意識する!
21 エクイティストーリーは利他主義で
22 エクイティストーリーは事業計画書をもとに作成する
23 エグゼクティブサマリーでは一言で会社を表現する
24 競争優位性を明確化してエッジを立てる
25 プレゼン時間は10分と考える
26 Q&Aの万全な準備で信用を勝ち取る
第4章 経営計画は自社が創りたい世界から逆算して策定する!
27 経営計画で自社の方向性を明確化する
28 経営理念・ビジョンにリンクした戦略を策定する
29 経営計画の役割を全社に浸透させベクトルを一致させる
30 フレームワーク分析を徹底化する
31 経営計画は体系的に構造化する
32 予算は編成方針を明確化する
33 経営分析を徹底化する
34 適切な経営計画策定の観点はSMARTで測る
35 経営計画の実現可能性を評価する
36 経営計画を達成できない要因から考えてみる
37 楽観的に構想し,悲観的に計画し,楽観的に実行する
38 経営計画の最終的な落としどころは「現場2:経営1」
39 KPIの設定と管理を徹底化する
第5章 経営計画からイノベーションを創造する!
40 複数の計画を策定する
41 予算の実現可能性を高める
42 予実管理の効果を認識し共有する
43 予算統制プロセスを適正化する
44 PDCAサイクルを継続化する
45 予実差異を把握し発生箇所を特定し原因を分析する
46 差異要因に対する施策を検討し計画に反映させる
47 売上は週単位で見込みを把握,コストは4点に留意する
48 常に業績の着地を見据える
49 数値からイノベーションを創出する
50 改善の指針4原則(ECRS)を徹底化する
おわりに
参考文献
奥付