BUSINESS LAWYERS LIBRARY

法学教室2022年3月号 No.498

発売日
2022年03月01日
出版社
有斐閣
編著等
有斐閣

法学教室3月号は「法主体」をテーマとします。「法主体」と聞いて,ピンとこない人のほうが多いかもしれません。落ち着いて考えなおしてみると,法学について深い理解につながります。本特集では,3つのテーマをそれぞれ2分野から考察する特集です。 時の問題では,タリバン政権における政府承認の問題について取り上げ,国際法分野から解説します。 講座連載は,憲法・会社法・民訴法の連載が最終回を迎えます。

目次

表紙

目次

特集 「法主体」を考える

人についての2層の議論――本特集へのご案内(小島慎司)

Ⅰ 人と国籍

憲法学における「法主体」(柳井健一)

越境移動の時代における国籍と人間――無国籍者・「難民」の取扱いを中心に(小畑 郁)

Ⅱ 死者

法主体としての死者を考える(仮屋篤子)

死んだ著作者の残したものは(長塚真琴)

Ⅲ 個人でないもの

行政事件訴訟において「公益」を実現する法主体――最近の事例を素材として(西上 治)

「法存在」と「法主体」――現代科学技術社会における刑事責任の分配を手掛かりに(稻谷龍彦)

【巻頭言】東京証券取引所における市場区分の見直し(神作裕之)

【法学のアントレ 第60回】法学部での読み方(圡岐孝宏)

【未来志向で学ぶ外国法 第12回[アフリカ]〔最終回〕】法律と権力を見極める必要性(地政学も含めて)(角田進二)

【時の問題】「アフガニスタン・イスラム首長国」タリバン政権と政府承認(酒井啓亘)

【講座】憲法 教科書のその先へ 第24回〔最終回〕人身の自由と被拘禁者の権利保障(曽我部真裕)

【講座】行政法教室――トピックで学ぶ 第12回 情報公開・個人情報保護(渡井理佳子)

【講座】日本家族法を考える 第11回 離婚の成立を考える(水野紀子)

【講座】ケースで探索・会社法――理解を深め,もう少し先へ 第24回〔最終回〕設立:財産引受け・開業準備行為(伊藤靖史)

【講座】知的好奇心を刺激する民事訴訟法 第24回〔最終回〕終章(林 圭介)

【講座】刑法総論の基礎にあるもの 第12回 緊急避難(安田拓人)

【演習】憲法(佐々木くみ)

【演習】行政法(戸部真澄)

【演習】民法(川地宏行)

【演習】商法(松中 学)

【演習】民事訴訟法(安西明子)

【演習】刑法(嘉門 優)

【演習】刑事訴訟法(吉開多一)

【判例セレクトMonthly】憲法・行政法・商法・刑法・刑訴法/計5件

【REPORT】第20回インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティション(森下哲朗)

【Book Information】森田宏樹 監修/丸山絵美子=吉永一行=伊藤栄寿=三枝健治 著『ケースで考える債権法改正』

【Book Information】村中孝史=荒木尚志 編『労働判例百選〔第10版〕』

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